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ガウディやピカソが愛した都市の熱気!東京駅の東京ステーションギャラリーで「奇蹟の芸術都市バルセロナ」

第700回 OZmall(オズモール)
19世紀から20世紀にかけて、ピカソなど多くの芸術家が活動した国際都市・バルセロナ。東京ステーションギャラリーで2020年2月8日(土)から4月5日(日)まで開催される「奇蹟の芸術都市バルセロナ」では、この時期の絵画、彫刻など約130点を展示する。

19世紀後半の、近代化と文化復興を経た都市に宿る光と影





アントニ・ガウディ(デザイン)、カザス・イ・バルデス工房《カザ・バッリョーの組椅子》1904-06年頃、カタルーニャ美術館 (C) Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona (2019)

スペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナは、19世紀半ばに都市の拡張計画で街路が整備されるなど近代化が進み、1888年に万国博覧会も開催されて国際的な都市となった。

また、カタルーニャ独自の言語と文化の復興運動「ラナシェンサ(カタルーニャ語でルネッサンスの意味)」も、このころ盛んに。第1章「都市の拡張とバルセロナ万博」では、当時の様子がうかがえる作品を展示する。

19世紀の後半になると、富を得たブルジョワジー(中産階級)は、競って豪華な邸宅を建設。今もある名建築は、いずれも当時のものだとか。室内には贅沢な工芸品や甘美な絵画が飾られる一方で、生活格差に不満を持つ労働者階級は暴動を起こすなど、社会には光と影が混在。第2章「コスモポリスと光と影」には、当時の「光」であった作品が並ぶ。



パリへの憧れと新様式の誕生。ピカソが通う文化人カフェも





ラモン・カザス《影絵芝居のポスター》1897年、マルク・マルティ・コレクション (C) Marc Marti Col・leccio

19世紀末になると、多くの芸術家がパリへの憧れを抱くように。バルセロナ出身の画家、ラモン・カザスとサンティアゴ・ルシニョルは、パリのモンマルトルで2年間の共同生活を送った後、ルシニョルがバルセロナ近郊で美術・音楽・演劇のジャンルを超える総合芸術をめざす「ムダルニズマ祭」を主宰する。

ムダルニズマはカタルーニャ語で「近代主義」の意味。バルセロナを中心に興ったこの芸術様式は、アール・ヌーヴォーや中世の様式からも影響を受けて、建築、文学、美術などへ広く波及。第3章「 パリへの憧憬とムダルニズマ」では、当時の様式を紹介する。

さらに、パリのカフェ「シャ・ノワール(黒猫)」からヒントを得た2人は、仲間とカフェ「四匹の猫(アルス・クアトラ・ガッツ)」を開く。第4章はこの「四匹の猫」が舞台に。

芸術家や知識人の溜まり場となった店は、やがてカタルーニャ文化の発信地となり、常連だった若き日のピカソはこの店で初の個展を開催する。



芸術の眼差しは地中海文明から前衛、そして内戦の悲しみへ





左/ジュアキム・ミール、リガル・グラネイ社《幼少期のマリア》1910-13年、カタルーニャ美術館 (C) Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona (2019) 右/フランセスク・ダシス・ガリ《パウ・カザルスのオーケストラ》1931年、カタルーニャ美術館 (C) Museu Nacional d’Art de Catalunya, Barcelona (2019)

19世紀末にスペインの中央政府と対立したカタルーニャでは、民族性を重視する傾向が強くなる。芸術では、かつて繁栄した地中海文明に回帰する動き「ノウサンティズマ(1900年代主義)」が誕生。当時の芸術を、第5章「ノウサンティズマ―地中海へのまなざし」で紹介する。

1920年代以降は、ピカソに続いてミロやダリもパリに進出。やがて、シュルレアリスムの中心的存在となる。建築界でも前衛的な動きが活発に。

その後、1936年7月におきたスペイン内乱では、反乱軍とカタルーニャを含む人民戦線軍の戦いで、バスク地方のゲルニカが反乱軍から攻撃を受け、多くの犠牲が出た。この衝撃に、ピカソをはじめとする芸術家たちは立ち上がる。第6章「前衛美術の勃興、そして内戦へ」は、この時代の芸術と社会の動きに注目する。

1850年代から1930年代後半の約80年は、激動の時代だったけれど、カタルーニャ芸術が最も成熟した時期でもある。歴史に照らしながら、時系列でアート鑑賞を楽しもう。



展覧会オリジナルや輸入グッズでバルセロナを旅した気分に





左/スペイン輸入グッズ:トレンカディス柄 「キーリング」660円・「パズルマグネット」1320円・「マグネット」880円・「ミニマグネット 6個セット」880円・「トレー」1980円・「タイル」1320円、グエル公園のトカゲ(ミニチュア)1650円 右/オリジナルグッズ:「トートバッグ」2200円、「バルセロナフラワー柄 ミニノート」550円、「チケットフォルダー《カザ・バッリョー》」495円

展覧会限定のオリジナルグッズは、今回のためにバルセロナ在住のデザイナーに依頼してデザインされたものだとか。展覧会のタイトルや出品作家名と、20世紀初頭の建築「カザ・バッリョー」の組み合わせがスタイリッシュ。

「トートバッグ(白・黒)」(各2200円)や、裏と表で白黒反転の柄になっている「バルセロナフラワー柄 ミニノート」(550円)、「チケットフォルダー《カザ・バッリョー》」(495円)などがある。

また、今回の展覧会に特別協力しているカタルーニャ美術館のショップから輸入したグッズも販売。特徴的なのは、バルセロナを代表するトレンカディス柄(割れたタイルを組み合わせたもの)をあしらった小物たち。「キーリング」(660円)や「マグネット」(880円)などが揃う。

ガウディの作品群のひとつ「グエル公園」の人気オブジェを模した「グエル公園のトカゲ(ミニチュア)」(1650円)も、現地の気分を味わえるグッズ。展覧会の思い出とともに、バルセロナを旅した気分になれるかも。



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