話題沸騰!台湾の朝食の定番「シェントウジャン」を作ってみよう

話題沸騰!台湾の朝食の定番「シェントウジャン」を作ってみよう

今年のタピオカブームで、そのほかのグルメも注目されている台湾料理。今回は人気急上昇中の「鹹豆漿(シェントウジャン)」をご紹介します。おぼろ豆腐のような温かい豆乳スープのシェントウジャンは、寒い日の朝食にぴったり。シェントウジャンと一緒に食べたい台湾の朝食の定番メニューも併せてご紹介しますので、ぜひ台湾風の朝ご飯を楽しんでみてくださいね。

 

寒い日の朝ご飯にぴったり♪ほっこり温まる「鹹豆漿(シェントウジャン)」

台湾といえば、美味しい食べ物がたくさん! 小籠包や、魯肉飯(ルーローハン)、タピオカミルクティーに豆花(トウファ)など、日本でも人気のある食べ物が多くありますよね。

台湾は手軽に利用できる食堂や屋台などが多く、家では料理を作らずに外で食事をする「外食文化」が発達している国。朝ご飯も外で食べる人が多く、早餐店という朝食を専門に提供する店や屋台がたくさんあり、多くのお客さんでにぎわいます。

先日台湾を旅行した時に、台湾の朝ご飯としてポピュラーな豆乳のお店(豆漿店)で朝ご飯をいただいたのですが、豆乳のほかにもパンやクレープのようなものが売られていて、お客さんが列を作っていました。

そのお店で印象に残ったのが、鹹豆漿(シェントウジャン)という温かい豆乳の料理。

器に入った温かい豆乳の上に、長い揚げパン(油条)をカットしたものやねぎなどがのっている料理なのですが、レンゲを入れてみるとおぼろ豆腐のようにゆるく固まっている感じです。

レンゲですくって口に運ぶと、大豆の甘みとやわらかな口当たりが優しく、朝にぴったりな味わいでした。えびの風味やお酢の酸味も感じられ、全体を混ぜて食べると薄く切った揚げパンがコクを出してなんともいいハーモニー。

家でも食べたいと思い、台湾の料理本を見ながら家でも何度か作ってみました。とても簡単に美味しくできるので、今回はこのシェントウジャンのレシピをご紹介したいと思います。

 

5分でできちゃう!寒い朝にぴったりの「シェントウジャン」の作り方

シェントウジャンの主な材料は、豆乳・酢・醤油・桜えび・ザーサイ・青ねぎ。お好みでラー油や香菜を加えます。酢はふつうの酢のほか、お好みで黒酢などを使っても美味しいですよ。揚げパンは、フランスパンの薄切りで代用しました。ごま油などを塗って軽く焼くと、香ばしくてコクも出るのでおすすめです。

【材料(1人分)】
豆乳(無調整)…200ml
酢…小さじ2
醤油…小さじ1
桜えび…小さじ2
ザーサイ…10g
フランスパン…1~2枚(薄切り)
青ねぎ…適量
香菜…適量
ラー油…適量

【作り方】
1.桜えびをフライパンなどで乾煎りします。乾煎りするとえびの香りが引き立ちます。

2.同じフライパンにごま油を入れて、フランスパンを焼きます。

3.豆乳を小鍋に入れて、沸騰させないように注意して温めます。

4.豆乳を温めている間に、ザーサイを千切りにします。

5.器に桜えび・ザーサイ・酢・醤油を入れます。

6.5に沸騰直前まで温めておいた豆乳を注ぎます。

7.6に焼いたフランスパンと小口切りにした青ねぎをのせ、お好みでラー油と香菜を添えます。

あっという間に完成! 5分もあればできてしまうので、忙しい朝にもぴったりですね。

●詳しいレシピはこちら
『台湾の朝ごはん。鹹豆漿(シェントウジャン)』

 

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