年末年始は空き巣に要注意!簡単にできる防犯対策5選

第661回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
年末年始は、実家に帰省したり、旅行に行ったりして、数日間家に誰もいない状態が続くということもあるはず。そこを狙っているのが「空き巣」です。
なにも防犯対策をしていない家は、空き巣にとっては都合のいい状態。今回は、誰にでも簡単にできる防犯対策をまとめたので、年末年始に家を留守にする人必見です。

年末年始は空き巣に要注意!簡単にできる防犯対策5選

心がけひとつでできる! 長期間家を空ける場合の防犯対策

まずは、何も買わなくてもできる防犯対策をご紹介。少しの手間で防犯効果が高まるので、以下の3点は心がけておく方が良さそう。

1.新聞を一時的に止める
新聞が何日間も、ポストや新聞受けにたまっていると、家を留守にしていることがすぐわかってしまいます。朝刊を購読している人は、長期間家を空ける際には新聞販売店に連絡して、一時的に配達を止めてもらうと良いでしょう。

2.洗濯物を外に干しっぱなしにしない
同じ洗濯物が数日間外に干されていると、留守にしていることがまるわかり…。洗濯物は取り込んでから出かけるように、また、どうしても洗濯したい場合は部屋干しに。

3.家に固定電話がある人は携帯電話に転送
空き巣が、ターゲットの家の電話番号を知っている場合は、電話をかけることによって、留守かどうかを判断することがあるそう。なので、もし可能ならば、家にかかってきた電話を、“携帯電話に転送設定”すると安心。

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4.窓ガラスには防犯フィルムと防犯アラーム
防犯フィルムを貼ることで、窓を割られにくくして、さらに防犯アラームが振動をキャッチし、音で空き巣を撃退! 防犯フィルムは、貼るのにコツがいりそうですが、防犯アラームは簡単につけられるものも多いようです。

5.窓に補助錠をつける
窓の中央にあるカギだけでは、カギ周辺のガラスを割られて、すぐに開錠されてしまうようなので、窓の上下に補助錠をつけましょう。補助錠を付けることにより、侵入にかなりの時間がかかり、防犯対策にピッタリ。

2018年の一戸建て住宅への空き巣侵入手段(2019年警察庁調べ)は、“ガラス破り”が53.3%でもっとも多く、次点が33.5%の“カギの無締り”でした。

トイレの窓や浴室の窓、高いところにある窓もしっかり施錠するのは当然のこと、破られたときの対策もしっかり行ないましょう。(財)都市防犯研究センターによると、5分以上侵入に時間がかかった場合、空き巣を諦めることが多いようです。
空き巣対策は自分で簡単にできるものも多いようです。帰省をする前に、ホームセンターやネットショッピングで防犯グッズを探してみてはいかがですか?
(文・山本健太郎/考務店)