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着色料を使っていても無添加、なのはなぜ?
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最近ではより食の安全への意識が求められています。家庭でも取り入れられる知っておきたい食のこと、についてお送りします。

無添加でも添加されている?

無添加と書かれた食品を目にすることもあるかと思います。無添加というと添加物を一切使用していない、と思われる方もいらっしゃるのでは?ですが、無添加とは添加物を一切使っていないということではないのです。

この「無添加」は、何が無添加なのかの基準が明確にあるわけではありません。

無添加の範囲は様々

添加物としては、甘味料、着色料、香料、保存料、酸化防止剤などがありますが、これらのうち1つでも使用していなければ、「無添加」と表示しても、問題がないのが現状です。

つまり、A社のふりかけは、着色料を使用していないので「無添加」、B社のふりかけは香料、保存料を使用していないので「無添加」、C社のふりかけは添加物を一切使用していないので「無添加」…と、「無添加」と表示する商品の基準は様々といったことが起こり得ます。

「無添加」と書かれている商品においても、何が無添加で何が使用されているのか、原材料表示を確認することが重要です。

表記しなければJAS法違反に

着色料や保存料を使用していても、香料不使用で「無添加」と表示できても、着色料や保存料を使用しているのに原材料に表記しない場合は、JAS法違反となります。使用していれば、原材料の欄に表示するのが基本ではあります。

使用していても表示を省略できる添加物も

ですが、食品添加物を使用していても、原材料表示内で省略できる添加物もあります。

「栄養強化剤」
・ビタミン類:水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン:L-アスコルビン酸、エルゴカルシフェロール、β-カロテンなど
・ミネラル類:亜鉛塩類、塩化カルシウム、塩化第二鉄など
・アミノ酸類:アミノ酸:L-アスパラギン酸ナトリウム、DL-アラニン、L-イソロイシンなど

「加工助剤」
・食品加工の際に添加され、食品の完成前に除去されるもの
・食品加工の際に添加され、その食品中に通常含まれる成分と同じ成分に変えられ、かつ、その成分の量を明らかに増加させるものではないもの
・最終食品中に含まれる量が少なく、かつ、その成分による影響を食品に及ぼさないもの。

「キャリーオーバー」
原材料の加工の際に使用される添加物だが、最終食品には使用されないか、効果を発揮する量より少ないもの。

原材料内に食品添加物を使用しているけれど、「栄養強化剤」「加工性剤」「キャリーオーバー」により、表示をしなくてもよいため、「無添加」で販売されるケースもあります。

気になる人は・・・

無添加だから添加物は何も入っていない、表示されていないので添加物は使用されていない、わけではないのが現状です。添加物が気になる方は、ぜひ把握しておきたいところですね。
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