【超時短!】缶詰を使った簡単料理で食卓を盛り上げよう

第672回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
昨年末はクリスマスディナーにおせち料理と、料理にはりきったママも少なくないのでは? 年始はおせち料理のあまりものでしのげたけど、いよいよ正月ムードも終わりの気配。「あー、料理するの面倒くさい…」って思うことありませんか? 私はあります。

そんな時は、缶詰を上手に使った簡単レシピはいかが? 缶詰というと、味気ない印象を抱く人も少なくないかもしれませんが、素材が旬の時期に収穫し、そのまま加工するため栄養分のロスが少ないという特徴があります。また、最近は缶詰もグッとおしゃれなバリエーションも増えているから、あなどれません。調理次第では、子どもも喜ぶ立派なおかずに大変身しますよ。代表的なレシピをいくつか、ご紹介します。

缶詰

●さば缶がおしゃれなトマトチーズ焼きに!

青魚が苦手なお子さまは、多い印象。だけど、これならトマトとチーズの味付けで、子どもも大喜び。作り方はコチラ!

【材料】
・さば水煮缶…1缶
・玉ねぎ…1/4個
・カットトマト缶…1/2缶
・スライスチーズ…1.5枚程度
・パセリ…お好みで

【作り方】
1.玉ねぎはみじん切りし、カットトマトと合わせて耐熱容器に入れて電子レンジで3分程度加熱。

2.グラタン皿などの耐熱容器に1のソースを広げて、その上に半分にカットしたさばを置き、スライスチーズをさばの上にのせてオーブンで6分程度加熱。

3.チーズがとけたらその上にお好みでパセリを振る。

玉ねぎをみじん切りにしてしまえば、あとは時間もかからず簡単調理。忙しい日にもぴったりのレシピです。

●いわしのなんちゃって竜田揚げ風

ご飯のおかずやお弁当のお供にもピッタリ! お酒のおつまみにも…。

【材料】
・いわし缶(味付きの物)…2缶
・片栗粉…適量

【作り方】
1.いわし缶から身を取り出し、水気を切っておく。
2.1に片栗粉をまぶして、フライパンに油をしき、焦げ目をつける。

もちろん、たくさんの油でしっかり揚げた方が竜田揚げっぽくはなりますが、油の処理が面倒&もったいない。また、油の量が少ない方がヘルシー。手間の省略と健康を一挙両得!

●中身のあんは缶詰におまかせ!ツナ缶餃子

餃子を作る際、面倒なのが、あんの下準備。その手間、缶詰で省いちゃいましょ!

【材料 4人分】
・ツナ缶…1缶
・玉ねぎ…1/2個
・餃子の皮…1袋
・ピザ用チーズなど…50g

【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにし、ツナ缶、チーズとボールの中で混ぜ合わせる。
2.1を餃子の皮に包んで焼く。

チーズが入った分、ツナに足りないコクが生まれて、ビールにもピッタリ。ケチャップもあいそうです。

お肉の代わり…と考えると、バリエーションも豊かに! 面倒臭さは、缶詰利用で上手に乗り切りましょ!
(文・団子坂ゆみ/考務店)