大量買いOK!白菜の正しい保存法と鍋以外のレシピは?

大量買いOK!白菜の正しい保存法と鍋以外のレシピは?

第11回 もっと季節を楽しみたい!
冬の鍋料理に欠かせない白菜。サイズが大きい野菜だけに、四分の1より半分、半分より丸ごとの購入がオトクですよね。日持ちする利点を生かして、たっぷり購入しておきたいもの。そこで、正しい保存法や鍋以外の白菜料理レシピなど白菜の基礎を調べてみました!

丸ごとなら約1カ月!正しい保存法は?

冷蔵庫に取り残されていた白菜、見てみると「まだ使える!」…こんな経験はありませんか?保存可能期間の長さは白菜の魅力の一つ。少しでも長持ちさせるために、正しい保存法を覚えておきましょう。

丸ごと白菜は新聞紙で包む!

食品メーカー「キユーピー」の公式サイトによると、丸ごとの場合は新聞紙に包み、冷暗所で立てて保存が正解。3~4週間はOKだそう。

カット白菜は芯を取る!

食品メーカー「カゴメ」の公式サイトによると、カットされた白菜の場合は芯を取るのがコツ。芯があると生長が続き、鮮度が落ちてしまいます。ざく切りしたものは袋に入れて冷凍もできるそう。

栄養価も申し分なし

白菜を大量に食べるのなら、栄養価も気になりますよね。ほとんどが水分ですが、必要な栄養素もしっかり含まれています。

ミネラル類が豊富

農薬製造業者などの任意団体「農薬工業会」の公式サイトによると、白菜にはビタミンCやミネラル類のカリウム、鉄、マグネシウムなどが含まれています。

カリウムは中高年にとって見逃せない栄養素です。「国立循環器病研究センター」の公式サイトによると、カリウムには血圧低下の働きがあるそう。ただし、腎臓の悪い人は摂取の制限が必要です。

白菜の黒い点、正体は?

定期的に注目される話題として「白菜の黒い点」があります。白い部分に点在する見た目からカビと勘違いしそうですが、実はポリフェノールというもの。「コープ北陸事業連合」の公式サイトでも、細胞内でポリフェノールが蓄積して変色したものとされています。「ゴマ症」と呼ばれ、食べても問題はないそうです。

組み合わせ無限大?魚も肉も相性バツグン

白菜が鍋料理に欠かせない理由は、どんな味や具材にも合うから。もちろん、鍋以外の料理でも来るもの拒まずの大活躍です。

魚とあわせるなら

・白菜と白身魚のトマトソース焼き
白菜と相性◎の白身魚。ポン酢であっさり食べる鍋は定番ですよね。ところが、こってりした濃厚トマト味もなかなかイケるんです。

・鮭と白菜の煮物
荒巻鮭を使った和のおかず。鮭缶やサバ缶などでも代用できそうですね。鍋で残った白菜の処理にも。

豚肉とあわせるなら

・白菜の韓国風重ね蒸し
おなじ白菜を使ったキムチを味付けに使います。生の白菜の量を調節して、お好みの辛さにアレンジしてもいいですね。

・白菜のヘルシー重ね煮
ダイエット中ならぜひこちらを。コンソメと塩コショウ、しょうゆでシンプルに味付けます。

鶏肉とあわせるなら

・白菜と鶏ささ身のすまし汁
切り開いた鶏ささみで春菊を巻き、その上から白菜で巻きます。切り口の美しさが食卓を華やかにしてくれるでしょう。

・鶏の五目うま煮
白いご飯とベストマッチ!安価な鶏むね肉を使うので、家計にもやさしいおかずです。ピーマンなどをプラスしても◎。