目指せツルツル!毎日の保湿ケアで「ガサガサかかと」から卒業しよう

第3370回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
靴下を履くときに、かかとのガサガサで引っかかった。ストッキングを履こうとしたら、ガサガサで伝線してしまった…。そんな経験ありませんか? 冬場は特にガサガサになりやすいかかと。悩んでいるママも少なくないのでは? かかとのガサガサを改善するには、どうしたらいいのでしょうか。

目指せツルツル!毎日の保湿ケアで「ガサガサかかと」から卒業しよう

ガサガサかかとの原因は?

かかとがガサガサになってしまうのはなんで? ウェブサイト「スキンケア大学」によると、おもな原因は、“乾燥“と、クッション性の少ない履物で長時間歩行するなどしてかかる、”外からの刺激“だと考えられているそう。
かかとのガサガサは「角化症」と呼ばれていて、空気が乾燥している冬場は、特に角化症がひどくなる傾向に。ガサガサの状態から、白い粉をふくようになり、もっとひどくなるとかかとがひび割れてしまって、歩くたびに痛い思いをするハメに…。そうなる前に早めのケアが必要になってきます。

家でできるかかとケアの方法とは…

サロンでかかとをキレイにしてもらうこともできますが、家で簡単にケアできるなら、それに越したことはないですよね。簡単かかとケアの方法を2つご紹介します。

【毎日保湿 週1で正しいヤスリがけ】

洗面器にぬるま湯程度のお湯をはり、足を10分ほどつけて、足裏の皮膚を柔らかくします。その後石鹸を泡立て足裏を洗い、タオルで水気をよく拭き取ります。足が乾いたらヤスリがけスタート。

週に1回、軽い力で、往復させずに一方向からヤスリをかけます。足裏がピンク色になるまで削ってしまうと削りすぎなので要注意。床が削った角質で汚れるので、読み終わった新聞紙やティッシュペーパーなどの上でヤスリがけすると床が汚れずに済みますよ。

そして大事なのは、毎日保湿クリームでケアをすること。尿素が配合されたクリームを塗ると角質が柔らかくなるのだとか。ただし、かかとがひび割れ、血が出ているような場合は、尿素入りのクリームを使うと傷口にしみてしまうそうなので気を付けて。ビタミンB2などを配合したビタミン系クリームやセラミドが入ったクリームに変えてみるといいかもしれません。クリームを塗った上からラップを巻いて靴下を履けば、床も靴下も汚れずに済み、保湿力アップが期待できます。

【足の皮がみるみるめくれるフットパック】

近年話題の足の裏全体をパックし、ピーリングするフットケア方法。ドラッグストアやネットショッピングで購入できます。
袋のようなフットパックを履いて、そのなかに付属のジェルや液体を入れて待つだけでOK。時間が経ったら、しっかりと足についたジェルを洗い流して終了…とかなりお手軽なケアなのです。効果は数日後から現れはじめ、足の皮がみるみる剥けていき、約2~3週間をかけて、足裏全体がすべすべになる、とのこと。

注意点は、足の皮がボロボロ落ちていくので、部屋を汚さないために靴下を履いておくといいことと、皮が剥けている途中の段階は、あまり人には見せられない状態になるみたい。なので、素足を見せる予定がある際は、フットパックする時期を調整する必要があるので要注意。また、薬品に足をつけこむため、記載されている注意書きをよく読むことが大切です。

“かかと水虫”の可能性もあるので要注意!

かかとのケアをしていてもなかなか改善されない場合、白癬菌が原因の“かかと水虫”である可能性も。かかと水虫が疑われる場合は、皮膚科を受診して詳しく調べてもらいましょう。薬をもらって適切な治療をすれば、すこしずつ改善していくはず。

かかとのガサガサが気になり始めたら、上述のケア方法を試してみてはいかが? 毎日のケアで、ガサガサかかとから卒業しちゃいましょう!
(文・山本健太郎/考務店)

本記事の内容は以下サイトを一部参考にしています
【医師監修】皮膚が硬くなってしまう角化症とは | ヘルスケア大学