冬こそ体臭に注意!体とブーツ臭の原因と対策とは?

第722回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
汗をかきやすい夏はバッチリ体臭ケアをしていても、「冬はあまり汗をかかないから大丈夫」と、ケアを怠りがちな人もいるのではないでしょうか? そんなあなたは要注意?
実は冬も、夏同様に体臭ケアすべき季節。何で冬なのに体臭ケアが必要なのか。気になる体のニオイと、多くの女性が悩んでいるであろうブーツのニオイについてまとめます。

冬こそ体臭に注意!体とブーツ臭の原因と対策とは?

冬だって汗をかく! かいた汗は蒸れて雑菌に…

冬は夏よりも汗はかきづらいものの、通勤中や電車のなか、暖房の効いた室内など、汗をかくタイミングはいくらでもあります。かいた汗から雑菌が繁殖し、イヤなニオイの原因に…。冬場は服を重ね着し、さらに保温効果の高い上着を着ることが多いですよね。暖かい半面通気性が悪く、汗が蒸れて雑菌が繁殖しニオイが強くなってしまうそう。

冬のイヤなニオイからサヨナラするには?

イヤなニオイの対策、まずはインナー選びから。インナーには、麻や綿を使用した、通気性のいいものを選ぶといいそう。そして、かいた汗はこまめに拭きましょう。可能ならば、替えのインナーをカバンのなかに入れておき、着替えるのもひとつの手。外出先から人のいる室内に入る前に、服をパタパタして、服のなかの換気をし、こもっているニオイを逃がす方法もあります。

夏場同様に、市販されているデオドラント用品も使って、体臭のケアを忘れずに。また、毎日入浴し、毛穴に詰まっている皮脂や汗を洗い流すことも重要です。しかし、体をこすりすぎると余分な皮脂まで落ちてしまうので要注意。

ブーツを履くと足がニオう…一体どうすれば?

冬の定番ファッションアイテム、「ブーツ」。しかし、ブーツは通気性が悪く、一日履いているとイヤなニオイが。そのまま自宅に帰るだけならまだいいのですが、職場の仲間やママ友と食事に行き、座敷や入口でブーツを脱がなければいけない時、「足がニオったらどうしよう…」と、心配になる人も多いのでは?
ブーツから生じるイヤなニオイの原因は、「雑菌」や「バクテリア」と言われています。ブーツからイヤなニオイを取るための簡単な方法を2つご紹介!

【その1】10円玉を使って消臭
10円玉は銅でできています。実は、銅から出る銅イオンは抗菌、殺菌効果があるのだそう。ブーツを脱いだら、なかに80~100円分の10円玉を入れておくだけでOK。寝ている間にブーツのニオイを取ってくれます。ブーツを履く際は、必ず10円玉を取り出してから履いてくださいね。

【その2】 重曹を使って消臭
10円玉であまり効果がわからなかったら、今度は重曹でチャレンジ。重曹を1/2カップ、いらなくなったストッキングや靴下に入れ、重曹がこぼれないように、口を縛り完成! それを両足分作り、完成した消臭グッズを、脱いだ際にブーツに入れて、一晩置くだけ。
重曹が、イヤなニオイや湿気を吸い取ってくれて、消臭作用があるのだとか。ニオイや湿気を吸い取ってくれた重曹入り靴下・ストッキングは、天日干ししておくと、また消臭する力を取り戻してくれるようです。重曹は靴箱の消臭もしてくれるので、何個か重曹入り靴下を作っておき、靴箱に入れておくと、イヤなニオイを取ってくれるみたい。

また、同じブーツを毎日履き続けない、足の裏をしっかり洗う、雑菌の溜まりやすい足の爪を短くしておくことなども、ブーツのニオイを軽減させる重要なポイント。

周りの視線が気になったら、もしかしたら自分からイヤなニオイがしている可能性が…。そうならないためにも、日頃からの体臭ケアを心がけた方がいいかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)