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知ってた?意外と賞味期限が短い食品・飲料あれこれ

現在の日本で売られている食品・飲料には、未包装の生鮮食品を除くほとんどのものに「消費期限」または「賞味期限」が記されています。鮮魚や生肉などであれば、その期限が短いことは理解していますし、期限内に消費するように心がけますよね。一方、普段あまり気にしないであろう食品・飲料の中にも、意外と期限が短いものも存在します。どんなものがあるのか、見ていきましょう。

「消費期限」と「賞味期限」の違いって?

まず、食品・飲料によって「消費期限」か「賞味期限」のいずれかが記されていますが、この違いをご存じでしょうか?(以下の説明は、ともに未開封の場合です)

消費期限は「安全に食べられる期限」

「農林水産省」の公式サイトによると、消費期限は書かれている年月日まで「安全に食べられる期限」のこと。お弁当やサンドイッチなど傷みやすい食品に表示されています。

賞味期限は「おいしく食べられる期限」

一方の賞味期限は、書かれている年月日(賞味期限が長いものには年月だけの場合も)まで「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。必ずしも賞味期限を過ぎたらすぐに飲食できなくなる、というわけではないですが、あくまで自己責任となります。

あの食品の賞味期限は?過ぎても大丈夫なものも

普段それほど賞味期限を気にしないことが多い食品や飲料には、どんなものがあるでしょうか。また賞味期限はどれくらいなのでしょうか。

お米は「精米年月日」の表示を見る

お米の賞味期限って、あまりピンとこないですよね。実はお米は農産物の扱いなので、消費期限や賞味期限の表示義務がないのです。そこで、実際にお米を販売・栽培する業者などのサイトは、多くが「精米年月日」の表示に注目するようアドバイスしています。この年月日を基に賞味期限を知ることができるため、米袋をチェックしましょう。

お米は精米された時点から酸化が始まり、劣化していきます。このため、精米したてが一番おいしく、賞味期限の定義である「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」は、多くのサイトが精米してから二カ月程度としています。中には3週間とするサイトもあることから、「なるべく早く食べる」と解釈してよさそうです。

よりおいしく食べるためには低温で湿度が低いところで保存すること。空のペットボトルなどに入れて、冷蔵庫内で保存するのがおすすめのようです。

イマドキの梅干しは意外と短い!?

保存食として知られている梅干しは「100年たっても食べられる」などといわれます。わかやま紀州館「みなべ下北沢ベース m:ume梅ラボ」が運営するメディア「梅研」によると、実際に100年どころか200年以上漬けられた梅干しも現存するそうです。

ただし、それは20%程度の塩分で漬けられる昔ながらの梅干しでのこと。同サイトでは、現在主流となっている「減塩梅干し」(塩分8%程度)なら腐敗するまで半年~1年程度、はちみつなどが加えられたものではさらに短くなるとしています。また、梅干し・梅酒を製造販売する「中田食品株式会社」の公式サイトでも、メーカーや製品によって異なるとの前置きはありますが、塩分控えめのものは保存期間を短く設定しているとのこと。

ビール業界では見直しの風潮が?

お酒をよく飲まれるご家庭なら、ビールが賞味期限切れになることはほとんどないかもしれません。ビールもできたてが一番おいしく、日数がたつほど風味が落ちていきます。大手メーカーの「キリン株式会社」「アサヒビール」は現在、賞味期限を9カ月としています。

ただ「サッポロビール」は2019年10月、9カ月から12カ月への延長を発表しました(一部除く)。食品ロスの削減や物流効率化などを考慮し、味などを検証した結果だそうです。2020年3月1日以降製造分からスタートし、他メーカーが検討中という報道も。今後のニュースに注目ですね。

卵は条件を満たせば賞味期限が過ぎてもOK

「日本卵業協会」(日卵協)のウェブサイトによると、概して2週間程度と表記される卵の賞味期限は、生で食べられる期間なのだそう。英国で研究された「サルモネラ菌の増殖が起こらない期間」に基づいているそうです。

ただし、同サイトは、加熱調理をすれば賞味期限を少し過ぎていても食べられるとも。サルモネラ菌は70度の温度で1分加熱すると死滅するのだそうです。また、冷蔵庫での保存が推奨されています。また、「ヨード卵光」のウェブサイトでは、賞味期限から約1週間以内なら「加熱調理すれば食べられる」とのこと。

「開封後はお早めに」ってどのくらい?

賞味期限は開封(開栓)前の状態を前提としており、開封(開栓)後はこの限りではありません。よくパッケージに「開封後はお早めにお召し上がりください」などと記載されていますが、「お早めに」とはどのくらいの期間なのでしょうか。食品・飲料別に見ていきましょう。

開栓後のマヨネーズは冷蔵で1カ月

「キユーピー」の公式サイトによると、開栓前のボトル(450g以下)と瓶入りは12カ月。開栓後は冷蔵庫保存の上で1カ月が目安だそう。また、「ケンコーマヨネーズ」の公式サイトも、開栓後は同様でした。

ソースは種類で差が

「ブルドックソース」の公式サイトによると、冷蔵庫保存の場合、ウスターソースは約60日、中濃ソース・とんかつソースは約30日とのこと。また、「オタフク」ソース」の公式サイトでは、冷蔵庫保存で3カ月以内とあります。これを過ぎても食べられますが、風味や粘度が低下するため、おいしく食べられないようです。

トマトケチャップもやはり冷蔵で1カ月

「カゴメ」の公式サイトによると、やはり冷蔵庫保存で1ヵ月程度。また、「デルモンテ トマトケチャップ」の「キッコーマン」公式サイトも同様でした。

焼き肉のタレは意外と短い!

「エバラ」の公式サイトによると、2週間程度。保存料を添加していないことが理由だそう。ということは、家庭で手作りする場合もおなじと考えられます。作り置きが習慣になっている場合は要注意です。

チューブ入りの薬味も種類で差が

「ハウス食品」の公式サイトによると、冷蔵庫保管の前提でわさび・からしで3ヵ月、しょうが・にんにくで1ヵ月が目安だそう。また、「ヱスビー食品」の公式サイトではリスト化されています。チューブ入り製品の場合、しょうがは1カ月、それ以外は約3~4カ月です。しょうがの賞味期限には、ひときわ注意したほうがよさそうですね。

ペットボトル飲料は要注意

「サントリー」の公式サイトによると、冷蔵庫保管の前提で2~3日。ただし、ボトルに口をつけて飲んだ場合は当日中だそう。また、「伊藤園」の公式サイトにもほぼ同様の記述があります。

この理由を「全国清涼飲料連合会」の公式サイトがわかりやすく説明していました。口をつけて飲むと口内の菌が清涼飲料水に入ってしまうのだそう。いつもと違う味や臭い、浮遊物、分離などが見受けられた場合は注意が必要です。

賞味期限を過ぎないよう小さめサイズを買うなどの工夫を

開封後の賞味期限については、各メーカーとも「おいしい状態」で「安全に」飲食してもらいたいこともあって、あえて短めに設定しているところもあるありようです。とはいえ、消費者側もなるべく小さめのサイズを買うようにするなど、食品の無駄を出さないように使い切りたいですね。それでも賞味期限を過ぎてしまった場合には、こちらの記事も参考にしてみてください。

≫「賞味期限が切れた調味料、どう処分する?」