【札幌のノウハウに学ぶ】凍結した道路で転びにくい歩き方のコツ

第728回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
雪や寒さで凍っている道。転ばないように歩こうと思うとどうしてもゆっくりになってしまい、待ち合わせの時間に遅れてしまいそうでイライラしますよね? 滑りにくい靴を履いていたらもう少しスタスタ歩けるのだろうけど、転びにくい歩き方ってあるものなのかしら?

そう思い立ち、あれこれ検索してみたところ、ウインターライフ推進協議会のウェブサイトにたどり着いた。やっぱり、歩き方にもコツはあるみたい。

●歩幅は小さく足の裏が地面と平行になるように

ウェブサイトによると、歩き方のコツはおもに2つ。ひとつめは、小さな歩幅で歩くこと。歩幅を大きくすると早く前に進む半面、脚を高く上げることになる。すると、身体の重心のブレが大きくなるため、転倒リスクが高まるのだそう。

2つめは、靴の裏全体をつけるように歩くこと。通常の歩行時は、足を着地する際に踵から着地することが一般的。この時、接地面は踵のみ。小さな接地面では重心がぶれやすくなり、路面が凍ってつるつるする場合転倒しやすいのです。足の裏全体をつけることで体重が分散され、滑りにくくなるというわけ。とはいえ、すり足で歩けということではなく、地面と足の裏が平行になるように。

凍った道

●2月は転倒による緊急搬送人員増加

東京消防庁ウェブサイトによると、転倒による緊急搬送人員は2月が最も多く、713名(平成25年3月から平成26年3月調査)。時間帯で見ると、8~10時台が多く、降雪のあった翌日は特に注意が必要とのこと。また、高齢者だけに限らず、年齢別の搬送者発生状況では、30代や40代の人でも150人程度が搬送されています。

何より、時間に余裕を持った行動を…。寒い日に早起きするのはつらいですが、ケガするよりはよいですもんね。
(文・団子坂ゆみ/考務店)

本記事は以下ウェブサイトを参考にしています
ウインターライフ推進協議会