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今も愛される"だるまちゃん"を生んだ絵本作家の作品世界を堪能!八王子市夢美術館で「かこさとしの世界展」

日本を代表する絵本作家・かこさとし。2020年2月1日(土)から4月5日(日)まで八王子夢美術館で開催される「かこさとしの世界展 だるまちゃんもからすのパンやさんも大集合!」では、絵本原画や資料などで楽しさあふれる作品世界を紹介する。

人気シリーズから科学絵本まで多彩な著作は600冊以上!

『からすのパンやさん』 1973年 偕成社 (C) Satoshi KAKO (C) Kako Research Institute Ltd. 2019


1926年(大正15年)に現在の福井県越前市に生まれたかこは、東京大学工学部の応用化学科を卒業した工学博士でもあるという。

32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』を出版して以来、「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズといった人気の物語絵本を次々と制作。「からすのパンやさん」で描かれたいろんな形のパンにワクワクしたことがある、という人もいるのでは?

さらに、『かわ』、『地球』、『海』といった科学絵本をはじめ、絵画や歴史、健康にいたるまで、多彩な分野の著作は生涯で600冊を超え、今でも子供たちはもちろん、多くの人々に親しまれている。



絵本制作の原動力は「子供たちのために」という思い

『どろぼうがっこう』 1973年 偕成社 (C) Satoshi KAKO (C) Kako Research Institute Ltd. 2019


青春時代に戦争を経験したかこは、戦後になって、自らの生きる意味を失う。そんな時に児童演劇と関わる機会があり、子供たちとふれあうなかで、これからを生きる子供たちの役に立てるなら生きる意味があるのかもしれないと、希望を見出した。

その後、ボランティア福祉活動(セツルメント活動)として子供会に参加し、紙芝居や幻灯(スライド)などの創作を始めたことが、後年の絵本制作で活かされることに。

創作の出発点となったのは、「子供たちに未来を切り開く力を持ってほしい」という願い。こうした「子供たちのために」という姿勢は、かこの絵本制作の原動力になっている。展示されている絵本からも、きっとその思いが伝わるはず。



少年時代のスケッチや未発表の原画など貴重な資料が一堂に

『ならの大仏さま』下絵 1985年 福音館書店 (C) Satoshi KAKO (C) Kako Research Institute Ltd. 2019


展覧会では代表作の絵本をはじめ、かこが少年時代に描いたスケッチや絵日記、子供会での紙芝居、さらに、これまで発表されることのなかった絵本の原画や下絵なども公開される。

八王子ゆかりの医師・肥沼信次を描いた伝記絵本『ドイツ人に敬愛された医師・肥沼信次』(2003年/瑞雲舎)なども展示され、貴重な作品や資料が一堂に会するのもみどころのひとつ。

会期中は、かこの長女・鈴木万里さんらが制作秘話などを紹介する「ギャラリートーク」(計2回、申込不要)も開催されるので、興味のある人はこちらも要チェック。

創作の軌跡をたどりながら、かこがどんな想いで子どもたちと向き合い、絵を描き、絵本を作ってきたのかをひもとく。発見とときめき、驚きと喜びに満ちた「かこさとしの世界」を、じっくり味わいながら楽しんで。



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