意外と簡単?確定申告を楽にする工夫とは?

第738回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
いよいよ2月16日から確定申告がスタートしました。毎年このタイミングになってから、1年分のレシートや領収証を引っ張り出してアタフタしていませんか? 実はちょっとした工夫で確定申告がぐっと楽になるのです!

そもそも確定申告ってなに?

確定申告とは、前年の1月1日から12月31日の1年間の収入から経費を引いた所得を税務署に申告し、所得税を確定させる手続きのことを言います。一般的な会社員であれば、難しいことは会社がやってくれるため、年末調整の書類に生命保険料などを記入するだけで終わっている人も多いと思います。
ですが、最近話題の「ふるさと納税」を利用した人は確定申告が必要です。また、ママが家で在宅ワークをしていたりすると個人事業主とみなされ、確定申告が必要な場合もあるので要注意!

さらに、医療費控除を受ける場合も確定申告が必要です。医療費控除とは、医師の診察代や薬局で購入した薬代、また出産時の費用や歯医者の費用など幅広く対象となっており、年間10万円を超えた場合、超えた金額を医療費控除として申請することができます。

2017年1月からはセルフメディケーション税制(医療費制度の特例:特定の成分を含むOTC医薬品を年に1万2000円以上購入した場合、税金が還付、減額される制度)が始まりました。この制度を利用しようとしているママのなかには、レシートをため込んだはいいものの、いざやろうとすると、面倒になってあきらめてしまう人も少なくないのでは?

意外と簡単?確定申告を楽にする工夫とは?

確定申告は家計管理と一緒に

そんなママにおすすめなのが「freee」というソフト。レシートをスマホアプリで読み込むだけで、自動的に金額や使用用途を推測、入力してくれるのです。自分でいちいち打ち込む必要がないのでとても楽ですよね。また、銀行口座やクレジットカードと連携しているので、レシートのないクレジットカードでの支払いもちゃんと管理できます。これなら、家計簿としても使えそう!

今までは「面倒」「難しそう」といったイメージが強かった確定申告。今年からは「freee」のような会計ソフトを活用してパパっとすませて、家計のためにもしっかり税金の控除を受けましょう!
(文・三鷹ゆみこ/考務店)

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