【動物園来園者も増加】アニメ『けものフレンズ』ってなんで流行っているの?

第744回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
「自分の子どもが、アニメ作品の中の女の子にはまっている…」。ママ友から、そんな悩み相談を受けたこともあり、後日そのアニメは『アイドルマスター』という作品だということが判明。アニメの中の女の子を追いかける…という気持ちを、いまいち受け入れることができないママは、私の周りでは多いみたい。

ところで、いまあるアニメがブームになっていること、世のママたちはご存じ? その名も、『けものフレンズ』(テレビ東京)。同アニメは、今年の1月から放送されるとともに、人気を博しているメディアミックス作品(メディアミックスとは、アニメやゲーム、漫画など多面的な露出展開を行う作品のこと)。

この世界のどこかに作られた超巨大総合動物園・ジャパリパーク。そこに住む動物たちが、神秘の物質サンドスターの力によって、人の姿をしたアニマルガールに変身してしまう…というもの。主人公は、サーバルキャットの「サーバル」ちゃんと、記憶喪失の状態でジャパリパークの中に現れた「かばん」ちゃん。かばんちゃんの正体を突き止めるべく、二人で図書館を目指すところから物語は始まります。

けものフレンズ

●けものフレンズアニメ内には動物園飼育員の解説も…

サーバルちゃん以外にも、色々なけものたちがたくさん登場するのが特徴で、カバやフェネック、アライグマ、コツメカワウソ、インドゾウなど…。様々なけものが登場。そうした内容もあいまって、アニメ好きはもちろん動物好きの間でも人気となり、今ではこのアニメの効果で全国の動物園に来園者が増加しているという報道も。経済効果にも一役買っているようです。

アニメの途中には、動物園の飼育員の方の動物解説も入るから、ちょっと勉強にもなります。子どもにも、ピッタリかもしれませんよ。いちどチェックしてみて!
(文・猪豚坂ゆみ/考務店)

※画像はスクリーンショット