どう接したらいいの? 妊活中の友人に言わないほうがいいこと

どう接したらいいの? 妊活中の友人に言わないほうがいいこと

メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、不妊治療中・妊活中の友人の心を軽くする方法についてお話ししています。アドバイスはNG、話を聞くだけでOKなど詳しく解説!

「妊娠したい」と考えたとき、妊娠するということがこんなにも奇跡的なことだとは思っていなかった方も多くいらっしゃると思います。すんなり妊娠する方もいらっしゃる一方で、子どもが欲しくてもなかなかできない方もいます。

自分は子どもを授かることができたけれど、友人にはなかなかできず、つらそうにしているとき、どのように接するのがベターなのでしょうか。

相手にとっては、どう言っても”わかりあえない人”

自分の努力ではどうにもならないことが多々あるのが妊娠です。妊活中の方にとっては、頑張りがなかなか実を結ばず、悩ましい日々を送っていらっしゃる方も多くいます。そんな悩んでいる姿を見て、友人を励ましてあげたいという気持ちが湧き上がることもたくさんあるでしょう。

けれど、もしあなたにすでにお子さんがいたり、妊娠中だったりしたら、何を言っても多くの場合、相手は“あなたにはもう子どもがいるんだからいいじゃない”“妊娠できたあなたにはわたしの気持ちはわからない”と少なからず思ってしまいます。

アドバイスはやめておいたほうがいい

もし、あなたも妊活をして子どもを授かったとしても“こうしたらいいよ”というアドバイスは、やめておいたほうがいいかもしれません。相手はあなた以上に自分の状況や体調を考えているはずです。

考えていることにアドバイスされてしまうと、“そんなことわかっている”と思われたり、最悪の場合“なんて上から目線なの”と気分を害されてしまうこともあるかもしれません。

相手から、“あなたのときはどうだった?”と尋ねられれば、アドバイスとしてではなく、状況を説明するに留めましょう。妊活は時としてとてもセンシティブな問題です。人の神聖な領域に踏み込んでしまわないよう気を付けましょう。

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