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妊娠初期・中期・後期別の起こりやすいトラブルや病気

妊娠を人生で最もハッピーな出来事のひとつと感じる女性は少なくありません。けれど、厳しいことをいうと、妊娠は「始まり」にすぎません。無事に出産して赤ちゃんをこの手に抱くまで、何があってもおかしくないのです。 注意して避けら […]

妊娠を人生で最もハッピーな出来事のひとつと感じる女性は少なくありません。けれど、厳しいことをいうと、妊娠は「始まり」にすぎません。無事に出産して赤ちゃんをこの手に抱くまで、何があってもおかしくないのです。
注意して避けられるものもあれば、そうでないものもあります。何かあれば医療機関によってサポートされますが、それが及ばない時もあります。命の誕生というのは、それほどデリケートなものなのです。

そこで今回は、前期、中期、後期にわけて、赤ちゃんとお母さんの健康や命に影響をおよぼしかねない、主な妊娠トラブルや病気を紹介します。

妊娠初期(~15週)

流産

流産は、妊娠22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない時期)より前に妊娠が終わることと定義されています。流産の80%は妊娠初期12週未満の時期に起こります。
数多くは染色体のエラーによるもので、お母さんの体質や生活習慣が影響したものではない場合がほとんどです。いったんは着床したものの、この受精卵では生き延びることができないと判断され、流れていくのです。卵子や精子の年齢が高いとエラーが出やすいことが分かっていますが、若いカップルの間でもそれほどめずらしいものではありません。全妊娠の15%前後が流産に至るという統計もあります。

妊娠中期(16~27週)

子宮頸管無力症

本来は出産の時に満を持して開くはずの子宮口が、まだ赤ちゃんが育ちきっていないのに開いてしまう病気です。放置しておくと流産、早産になってしまいます。
正式に診断された場合には、子宮口を縛るという治療法があります。

妊娠糖尿病

これまで糖尿病と無縁でも、妊娠してから罹る人は少なくありません。血液中のブドウ糖=血糖を代謝できずに血糖値が高くなります。これによって巨大児(4,000グラム以上で産まれる赤ちゃん)になったり、羊水が増え過ぎたりして早産や難産のリスクが上がります。
家族に糖尿病患者がいたり、もともと肥満だったり、妊娠して急激に体重増加したりといった妊婦さんは要注意です。大事なのは、早期発見。食事療法や、インスリン注射による血糖のコントロールを指示されます。

妊娠高血圧症候群

「妊娠中毒症」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。いまでは「妊娠高血圧症候群」といわれ、妊娠後期に発症しやすいことで知られています。血圧が高くなり、蛋白(たんぱく)尿が出ます。深刻な場合は、胎盤が剥がれて赤ちゃんが危険な状態になります。発症した場合の基本的な治療は「早く分娩すること」です。
妊娠前から高血圧、肥満である、または高齢出産や多胎の人はハイリスクとなります。

切迫早産

妊娠22週から37週未満に子宮の収縮が始まり、早産しそうになることをいいます。
早めに対処すれば妊娠を継続できることもあります。原因として考えられるのは、子宮内感染、子宮頸管無力症、などなど。多胎や羊水過多、胎児の何らかの疾患の為に起こることもあります。発見のサインは、以下の通りです。

出血

きれいな赤い血が出たら、少量であっても受診するようにしましょう。

お腹の張り

痛いぐらい強く張ることも。頻繁に張るのであれば受診するようにしましょう。

おりものの変化

妊娠後はおりものが増えますが、急に量が増えたり水っぽいものが出たりした場合は受診するようにしましょう。

切迫早産と診断されたら、病院の指示に従いましょう。重度の場合は入院が必要となる場合もあります。しかし、現代の医学でも予測ができない突然の破水や早産が起こることはありますし、防ぎようのないこともあるのが実際のところです。

妊娠後期(28~40週)

前置胎盤

胎盤の位置が通常より低く、子宮口をふさいでしまっている状態をいいます。
初期ほど多いですが、子宮が大きくなると共に子宮口から胎盤が離れていくことがほとんどです。もしも後期になっても子宮口の近くに胎盤があるようだったり、そこから出血を起こしたりしていれば、臨床上前置胎盤として見なされるようになります。大量に出血することがあるため、お母さんは注意が必要です。
通常赤ちゃんへの健康上の影響はありませんが、子宮口がふさがれているため帝王切開でのお産となります。また、緊急となることも多いです。

過期妊娠

出産予定日から2週間経ってもお産が始まらないことをいいます。
子宮の中で赤ちゃんが育ち過ぎたり、大きくなり過ぎたり(巨大児)してお産が困難になるほか、胎盤の機能低下や羊水の現象によって母子共に負担を強いられます。分娩誘発や陣痛誘発しても反応が鈍い時は、帝王切開で産むことになります。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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