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ライオンはイクメンだった!?ネコ科動物のパパの子育て事情

2月22日は“ニャンニャンニャン”ということでネコの日!本当に癒されますよね。ふと考えてみればネコのパパって子育てしているんでしょうか?今回は昆虫から爬虫類、鳥類、猛獣といったありとあらゆる生物を扱える動物の専門家である動物研究家、パンク町田さんにネコはもちろん、ネコ科の動物のパパの子育てについて伺いました。

基本的にはしないことになっています

脊椎動物は全般的に幼い動物への愛情はメスの方が強い傾向にあります。これは幼い顔を見分ける能力がメスの方が長けているから。ネコに関して言えば、単独性が強い動物なので特にそれが顕著で、オス、つまりパパはメスと交尾した後は自分の縄張りに戻っていってしまうため子育てには関わらないことが大多数です。逆に自分の縄張りに別のオスの子どもがいた場合には、攻撃することもあります。

ただし、これが全部ではないと思います。

研究結果やデータがあるわけではありませんが、いろいろなネコと接してきた経験から言うと、オスも子育てに関わる場合があります。乳児期よりももう少し大きくなった、人間で言えば小学生くらいで親元からはぐれてしまった子ネコを見ると、面倒をみるケースが見受けられます。その際には、獲物を与えたり、獲物の取り方やケンカの仕方など、生きていくために必要なことを教えます。これは自分の子どもに限らないので、厳密には子育てとは少し違うかもしれませんが、少なくとも幼い個体に対してオスも育てるという行動を取ることもあるということです。

ネコ科随一のイクメンは・・・

ネコ科の動物で唯一パパが子育てに大きく関わるのがライオンです。

少しイメージと違うかも知れませんが、基本的に狩りをするのはメスです。これはメスの方が足が速く、持久力もあるからです。ただし、キリンや水牛といった大物を仕留めるときは力の強いオスが出てきて、とどめを刺すのです。なので、オスがまったく狩りをしないということでもありません。

ただ、そういう状況なので、オスも子どもと一緒に過ごす時間が長く、面倒をみたり、いろいろなことを教えます。

子どもをあやすことはもちろん、じゃれて一緒に遊んだり。また、じゃれ合う中では、爪を立てたり牙をむいた子どもを叱って、加減の仕方を伝え、ライオン同士のコミュニケーションのやり方を教えたり、群れの中の秩序や優位性を伝えることもします。もちろん狩りの仕方も教えます。

しかもライオンのパパが育てるのは自分の子どもだけではありません。

暮らす地域によって規模は違いますが、ライオンは群れで行動します。大きめの群れになると、オスが複数になる場合もあり、その際、それぞれのオスは自分の子どもでなくても同じ群れのオスの子どもは同じように面倒をみます。

人間で言えば近所の子どもも同じように育てるなんて、さすが百獣の王。
パパとしてもとてもカッコイイですよね。

パンク町田

1968年 東京生まれ。NPO法人生物行動進化研究センター 理事長
アジア動物医療研究センター センター長
昆虫から爬虫類、鳥類、猛獣といったありとあらゆる生物を扱える動物の専門家であり、動物作家。野生動物の生態を探るため世界中に探索へ行った経験を持ち、3000種以上の飼育技術と治療の習得を生かした執筆はベストセラーを生み出す原動力となっている。また、オールラウンドな犬種を扱うことができる犬の訓練士でもあり、愛玩犬のしつけから、猟犬、バンドッグの訓練も行う。独特のキャラクターでテレビ出演も多数こなす。 その他、動物関連での講演、執筆など多方面で活躍中。
パンク町田オフィシャルサイト

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「パパコミ」は、0歳~6歳の子どもをもつパパや、そんなパパたちを応援するママを対象にした情報サイトです。未来を担う子どもと、子育て中のパパ・ママを「元気」にできるよう、育児に役立つ情報を日々発信しています。
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