もう失敗しない!?正しい作り方で家でもめちゃウマおでんを再現!

第3365回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
家で作るおでんも“それなり”においしいけど、専門店のおでんは別格。なんであんなにおいしいのだろう…。と、おでんをうまく作れずに悩んでいるママも少なくないのでは? 家でもおいしいおでんを作るためにはどうしたらいいのか、正しいおでんの作り方をご紹介。

もう失敗しない!?正しい作り方で家でもめちゃウマおでんを再現!

おでんをおいしく作るためには…

おでんの汁を沸騰させて、具を入れてある程度グツグツ煮込めば完成…と思っていませんか? おでんをおいしく作るためには様々なコツが必要なようです。重要なポイントを以下にまとめました。

【下ごしらえを忘れずに】

少し面倒ですが、具を煮る前に下ごしらえをしておくと、ぐっと味が染み込みやすくなります。
大根は、厚さ2cmの輪切りにしたのち、面取りをし、片面に十文字の切り込みを。こんにゃくは両面に格子状の切り込みを入れて、食べやすい大きさに切り分けておきましょう。
また、揚げ物は特に油抜きの必要はない…とのことですが、気になる場合は、サッと熱湯にくぐらせて油抜きをするとよさそう。

【煮込み過ぎないこと】

上述にも書きましたが、おでんの具に味を染み込ませるために、グツグツと長時間煮込んでいませんか? 実はそれ、NGなのです。おでん汁が沸騰したら、弱火で加熱。大根や卵、こんにゃくなど、味の染みにくいものから順に煮ていき、30分経ったらつみれやさつま揚げ、ちくわなどの練り物を入れて約15分加熱してできあがり。
はんぺんは火を止める直前に入れて、だし汁をかけて温めるとおいしく頂けるそうですよ。練り物は煮すぎることで、せっかくのおいしい味がおでん汁に染み出てしまうので注意が必要。

【煮る時は弱火で】

強火で煮た方が味が染みやすそうですが、弱火で優しく煮込むのがポイントなのだとか。強火だと、具が煮くずれし、おでん汁が濁ってしまいます。また、鍋にフタをして煮込む時は、フタを少しずらして煮込むのがポイント。フタをずらすことにより沸騰を防ぎ、おでんがよりおいしくなって◎。

【おでん汁は多めに準備】

おでんを煮ていくと、おでん汁が煮詰まっていき、どんどん汁が減っていきます。その時につぎ足せるようにおでん汁は多めに準備しておくとよさそう。

おでん汁は自分で作っても、市販のものを使ってもOK。インターネットで調べると、関東風や関西風、その他地方の味のだし汁レシピが載っているので、日によっておでん汁の味を変えるのも楽しいかもしれません。

意外? おでんにしたらおいしい具3選

おでんの具として、代表的なのが、卵や大根、こんにゃくなどですが、地域によって変わり種のおでんが食べられているようなので、意外だけれどおいしそうな具を3つ紹介します。

・豚足(沖縄)
沖縄のおでんに入れられるという豚足。沖縄では豚足は「テビチ」と呼ぶそうです。おでん汁に豚足のコクがでるのだとか…。

・ちくわぶ(関東)
関東に住んでいる人にはおなじみのちくわぶですが、実はほかの地域ではおでんの具として使われていないようです。下ごしらえが不要で切るだけで使え、おでん汁を吸って優しく柔らかい味わいが魅力のちくわぶ。食べたことのない人はぜひ挑戦してみて♪

・銀杏
どこの地域かはわかりませんでしたが、銀杏をおでんの具にしている家庭もあるそう。
殻をむいた銀杏を3つほどつまようじに刺して、おでん汁で煮込むだけ。ホクホクとした食感と、銀杏独特のおいしさがクセになりますよ。銀杏好きな人にかなりオススメ。

上述のポイントを踏まえて作ればきっとおいしくなるはず。まだまだ寒い日は続くので、家おでんで、家族和気あいあい、ポカポカ温まってみてはいかが?
(文・山本健太郎/考務店)