同誌では、ジャニーズ事務所では昨年末のSMAP解散後、嵐を一番の稼ぎ頭でありエースと評価するも、グループ内は必ずしも一枚岩ではないと指摘。民放テレビ局の関係者によれば、櫻井と松本の間には微妙な空気が流れているという。
慶應義塾大学出身でジャニーズ初のキャスターを務めるなどインテリキャラの櫻井と、嵐のコンサートの演出を担当しグループをリードしている自負のある松本。ともすると衝突しかねない2人の間をとりなしているのが、相葉雅紀（34）と大野智（36）なのだとか。
ほかにも同誌では、最近のジャニーズタレントの熱愛報道の増加が事務所の情報統制力の低下によるものだと分析。また、最盛期には1日1000通近く事務所に届いていた入所希望の履歴書が現在では5分の1にまで減っていることや、SMAP解散の余波を受け、息子をジャニーズJr.に所属させている親たちが事務所を辞めさせたいと申し出ていることなどを紹介。なお、同誌の問い合わせに事務所は事実ではないと否定している。
真偽のほどは定かではないが、こういった記事をみると、今、芸能事務所というビジネスモデルはもしかすると過渡期なのかもしれない。だが、ジャニーズ事務所には嵐のほかにも個性豊かなメンバーを集めた人気グループや、歌や踊りに才能あふれるエンターティナーがそろっている。同誌の懸念が杞憂に終わるかどうか推移を見守りたい。
（文／池野フナ子）
