メディア個別 【毎月着実に貯蓄するためには?】貯蓄の理想は収入の●割!知っておきたい基本についてFPが解説 | OZmall(オズモール) | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
ママの知りたい情報が集まるアンテナ

ママテナ

【毎月着実に貯蓄するためには?】貯蓄の理想は収入の●割!知っておきたい基本についてFPが解説

毎月限られた収入を上手に割り振りするために、貯蓄や生活費などの割合はどのような形がよいの? 知っておきたい基本について、ファイナンシャルプランナーの西山美紀さんにお話を聞きました。

生活費の割合の前に、とにもかくにも貯蓄を確保

収入から使うお金の割り振りを考えようと思うと、先に食費がいくら、水道光熱費がいくら、洋服代や美容代にいくらといったことを考えがちだけれど、西山さんによると真っ先に考えたいのが、貯蓄の確保なんだそう。

「なぜなら、欲しいものを考えていると無限大に広がっていき、貯蓄をすることが後回しになってしまうから。目安としては、まずは手取りの1割以上。実家暮らしなら2割以上をめざしましょう。貯金をがんばれるという人は、1人暮らしなら2割、実家暮らしなら4割ほどをめざしてみて」(西山さん)

貯め方のコツはあるの?
「毎月お給料が入るたびに、わざわざ貯めようと思うと面倒なので、毎月自動的に貯められる仕組み(財形貯蓄や自動積立定期預金など)を設定してしまいましょう。
またボーナスは、できれは半分、難しければ3分の1を、先に貯めてしまうのがおすすめ。会社の業績などによってボーナスは大きく変わり、急に出なくなるということも。『ボーナスが出たらラッキー』というくらいの気持ちで、ボーナスが出たらまずは貯めてしまい、残ったお金を使うようにしたいですね」と西山さん。

また、最近気になる人が多い「投資」はどう考えればいい?
「いきなり大きな失敗をしてしまうと大変。今はネット証券を中心に、投資信託の積み立てなら月100円からでもできます。投資初心者さんなら、月100円~1000円くらいで、まずは小さな金額から始めてみてください。つみたてNISAにラインナップされている投資信託は、手数料が比較的低めのものが多いのでおすすめ。投資の経験を積んだうえで、勉強しながら金額を増やしていくようにしましょう」(西山さん)



住居費は手取りの3割未満が目安

では貯金を確保したらどうすればいいの?
「まず考えたいのは、一番大きな出費ともいえる、家賃です。家賃などの住居費は、手取り月収の3割未満に抑えるのがコツ。毎月必ずかかる大きな固定費なので、家賃があまりにも高いと、自由に使えるお金が少なくなってしまうから。とはいえ、地域によっては防犯の面などで不安な場合もあります。女性の1人暮らしなら、オートロックや2階以上など、安心面で譲れない条件もあるかもしれません。そのため、どうしても家賃が高くなる場合は、他の出費を抑えるようにしましょう」と西山さん。

それ以外の食費、外食費、交際費、通信費、交通費、水道光熱費、日用品代、習い事代、洋服代、美容代などはどう考えればいい?
「私はこれらは『手取り月収の何%未満にしましょう』という細かい金額のアドバイスは基本的にお伝えしておりません。なぜなら今は人によって生活スタイルが異なり、どこにお金をかけたいかは、その人の自由だと考えるからです」と西山さん。

ただし無駄な出費は避けて、本当に使いたいところにお金を使うか、貯金分を増やせるなら増やして、未来に使うお金へとまわしたいもの。どのように見える化すればいい?
「自分がイメージする金額と同じくらい使っているかどうか、まずは各項目それぞれの金額についてどれくらいかイメージをしてみた後に、1カ月分の出費をつけてみしょう。家計簿アプリなどもあり、クレジットカードや電子マネーなどと紐づければ比較的簡単にチェックできます。すると『このお金はもっと抑えて、こちらに使いたいな』という自分なりの割り振りが見えてくるはずです。『洋服はたくさん買いたいから、会社には毎日お弁当を持っていき、食費・外食費を抑えている』『旅行に行きたいから、普段の美容費は抑えめに』という女性もいます。
自分にとって何が大切かをしっかり見極めることで、限りあるお金を大切なところで使うようにしていきましょう」(西山さん)



ライフステージによって「貯めどき」「使いどき」がある

そのほかお金について考えておくべきことはある?
「長い人生、ライフステージによってお金を貯めやすい時期と、大きなお金を使いたい時期のふたつに分かれます。
まず、お金を貯めやすい『貯めどき』は人生で3回あります。シングルで自由に使えるお金がある時期、結婚して子どもに大きな教育費がかかるまで(小学校中学年くらいまで)の時期、そして、子どもが独立してから夫婦が仕事を引退するまで、この3つがお金の『貯めどき』です。

一方で、最近は中学受験をする子どもも増え、小学校高学年からは大きな教育費がかかるようになり、大学卒業くらいまで大きな出費は続きます。また、夫婦が仕事を引退した後も、『お金を使う時期』になります。

ですので、『貯めどき』では、それを意識してしっかり貯めるようにして、来る『使うとき』にしっかり使えるようにしていきたいもの。『自分の未来へ仕送りをする』というイメージだと、貯金に対して前向きな気持ちが生まれるのでおすすめです」と西山さん。

ただし西山さんによると、仕事と育児の両立で悩みやすい小学校中学年くらいまでの時期は、共働き家庭の場合、貯めどきでもあり使いどきでもあるそう。両立に悩んで仕事を辞めてしまうのではなく、保育や家事代行サービスなどをうまく活用しながらキャリアを継続することで、生涯年収が結果的に上がり、老後資金も増える。

では貯めどきを逃さないための注意点は?
「シングル時代から、結婚して共働きになると、子どもが生まれるまではお金に余裕が生まれ、ついつい散財しがちになるということ。生活費を一度たくさん使うようになると、後から金額ダウンをするのはなかなか大変。夫婦共働きで貯めどきの時期は、夫婦それぞれが2割以上は貯めておくようにして、残りを楽しく使うようにしたいですね。結婚してすぐにそのルールにしておけば、スムーズにお金が貯まるようになり、理想のマイホームや車を手に入れたり、子どもが生まれた後に、夫婦や子ども自身が希望する教育ができたりと、その後の人生がより豊かになるはずです」(西山さん)



教えてくれた人

西山美紀さん

出版社で編集・マーケティングを経験後、独立してファイナンシャルプランナーの資格を取得。単に貯蓄額を増やすのではなく、うるおいのある毎日になるためのお金の貯め方・使い方について女性誌やWEB等で発信中。著書『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)。男女の子を持つ二児の母。



提供元

OZmall(オズモール)
OZmall
会員数300万人の女性向けWEBメディア。OZmall [オズモール] は東京&首都圏の女性に向けた情報誌 OZmagazine [オズマガジン] のWEB版です。「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」をテーマに、東京の感度の高い女性に向けた最新トレンド情報を紹介しています。
会員数300万人の女性向けWEBメディア。OZmall [オズモール] は東京&首都圏の女性に向けた情報誌 OZmagazine [オズマガジン] のWEB版です。「心ときめく“おでかけ体験”を一緒に」をテーマに、東京の感度の高い女性に向けた最新トレンド情報を紹介しています。