おいしいイチゴの見分け方
スーパーに並んでいるイチゴ、どうせならおいしいものを選びたいですよね。そこでチェックすべきポイントは4つ。
・ヘタの近くまでしっかりムラがなく色づいているか
・ヘタがしなびていると鮮度が落ちている証拠なので、しっかりと緑色をしたみずみずしいヘタをしているか
・ヘタが反り返ってピンとしているか
・イチゴの表面にツヤがあり、産毛のようなものが残っているか
上記の点を踏まえて、しっかりと品定めをしましょう。いちご狩りに行ってもこのポイントは応用できそう。
イチゴの洗い方にもコツがあった
おいしいイチゴを選ぶことができたら、次は洗い方。実は洗い方にもポイントがあるようです。それは、「ヘタのついた状態で水洗いする」こと。ヘタを取ってから水洗いしてしまうと、栄養分やイチゴのおいしさがヘタの部分から流れてしまい、味が落ちてしまうのだそう。せっかくいいイチゴを選んでも、間違った洗い方をすると台無しに…。無農薬で栽培しているイチゴは、水洗いをしなくても食べられるのだとか。ヘタを取らずに水洗いしても、若干イチゴのおいしさが水に流れてしまうようなので、水洗いしないことに抵抗がなかったら、汚れていないか確認したうえで洗わずに食べるのもいいかもしれません。
間違っている人多数? イチゴの正しい食べ方
イチゴを食べる時、あなたは先端から食べますか? それともヘタの方から?
先端から食べる人が多そうですが、実はヘタの方から食べるのが正解。理由はイチゴの甘さにありました。イチゴは、先端がもっとも甘く、逆にヘタ側の方が甘味が少ないそう。なので、ヘタ側の甘味が少ない部分から食べていくと、最後にもっとも甘い先端で食べ終わることができ、しっかりとイチゴの味を楽しむことができます。
イチゴの保存方法
イチゴは傷みやすいです。買ってきたその日においしくいただきましょう。どうしてもその日に食べられない場合は、冷蔵庫で保存。その際にパックのまま冷蔵庫に入れてしまうと、イチゴが重なっている部分が重みで傷んでしまうのだとか。イチゴを保存する際は、水洗いをせず、ヘタを取らずに、ヘタを下に向けて保存容器に入れます。この時、イチゴに水分がついていたら拭き取り、イチゴ同士が重ならないようにすること。そして、乾燥しないように保存容器のフタをするかラップをするといいとのこと。
様々なポイントを踏まえて、イチゴ本来の味をしっかり楽しみましょう。何も意識せずに食べていた時よりも、おいしく食べることができるかもしれませんよ♪
(文・山本健太郎/考務店)