人気のミキサー6選。スムージーや離乳食作りに最適なのは?

第20回 暮らしの便利グッズで家事を楽しく!
ミキサーは、スムージーや離乳食作りに役立つ便利なアイテムです。しかし多種多様なタイプがあるため、どれを選べばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか?ミキサーと似た家電との違いや選び方、おすすめのミキサーを紹介します。

ミキサーとは?よく似た家電との違いは?

そもそもミキサーとはどのような家電なのでしょうか。ミキサーを使ってできること、ブレンダーやジューサーとの違いを紹介します。

ミキサーは固形物を液体状にする物

ミキサーを使用する主な目的は、水分を含む固形物を細かく刻み液状にすることです。深さのあるジャーやタンブラーに食材を入れ、下部に付いているカッターで細かく刻みます。

野菜や果物の繊維を残したスムージー・ジュース・スープを作るときなどに使用されることが多いです。また、ミキサーを使用すると固形物がとろっとした液体になるため、離乳食の調理にも適しています。

ブレンダー・ジューサーとの違い

ミキサーとブレンダーは同じ物です。英語圏の国では、ミキサーではなくブレンダーと呼ばれています。

日本では、手持ちタイプのミキサーが「ハンドブレンダー」として使用されます。スティック状の先にカッターが付いており、食材を刻む・混ぜる・つぶすなどが可能です。

ジューサーは、野菜や果物などからジュースを作る家電です。ミキサーと違い繊維を分離するため、さらっとした口当たりのよい液状のジュースに仕上がります。

家で手軽に100%ジュースを楽しめるのが魅力ですが、ジュースを作る以外の機能は備えていません。

失敗しないミキサーの選び方

容量で選ぶ

ミキサーは、機種により容量が異なります。そのため、どのくらいの量を作りたいのかに応じて選ぶことが大切なポイントです。使うシーンを考えてみると、必要な量が判断しやすくなります。

例えば、スムージーを作るにしても、家族4人分を一度に作るのと、それぞれの好みに合わせて1人分ずつ作るのでは、適切な容量が異なります。1人分を作るのに大容量のミキサーを購入してしまうと、毎回洗うのに手間がかかることになります。

容量の目安は、一度にたくさんの量を作りたい場合は1000ml前後、少量を作りたい場合は300~500ml前後です。

ワット数で選ぶ

「ミキサーのワット数(W)」は様々で、食材を細かく刻むときのパワーが異なります。ワット数が高いほどパワフルになりますが、使用用途に合わせたワット数のミキサーを選ぶのが大切なポイントです。

例えば、野菜の食感を生かしたスープを作りたいならば、200W程度のミキサーでもよいでしょう。繊維の多い固めの野菜や氷などを入れた滑らかなスムージーを作りたい場合は、粉砕力が必要なため、300W以上のミキサーを選びましょう。

なお、ミキサーによっては、使用目的に合わせてワット数を変えられるタイプもあります。様々な用途に使用する予定ならば、購入前に確認しましょう。

洗いやすい物を選ぶ

「ミキサーは手入れが大変」と感じている人は少なくありません。したがって購入の際は、洗いやすいなど手入れのしやすさも大切なポイントです。

まず、それぞれのパーツを分解して洗えるか確認しましょう。また、食洗器に対応しているかどうかも手入れのしやすさを左右します。特に赤ちゃんの離乳食作りにミキサーを使う予定のママは、食洗器で熱消毒できるタイプが衛生面でも安心です。

使いやすさ抜群の人気ミキサー

ただ固形物を液状にするだけでなく、ミル付きや氷が砕けるタイプだと用途が広がります。「使いやすい」と好評のミキサーを紹介します。

便利なミル付き ファイバーミキサー MX-X701

「ファイバーミキサー MX-X701」は、食材の後入れが可能なアレンジホールが付いているため、ふたを開けずに食材を投入できるのが特徴です。また、独自に開発したファイバーカッターは、のこぎり状になっているため、固い食材や氷もより細かく刻めます。

少量を作るのに便利なタンブラーミキサーも付いており、コップに移しかえずにそのまま飲めるため、スムージー作りに便利です。

また、ディップやペーストが作れるミルも付いています。ミルはふりかけ作りなど、乾燥した食べ物にも使用可能です。

・Amazon:パナソニック「ファイバーミキサー MX-X701」

氷も砕ける ミキサー TM8200

「ミキサー TM8200」は、チタンでコーティングされた大型のカッターが付いているため、硬い氷も細かく砕けるのが特徴のミキサーです。そのため、氷入りのスムージーやシェイクなどを作るのにも適しています。

ふたにセンターキャップが付いているので、ふたを開けずに食材を追加できるのも便利です。また、ガラス製のミキサーボトルは、ボトル台から取り外しが可能なため、洗いやすく清潔に保てます。

誤作動を防ぐ安全設計や、モーターに負担がかかりすぎたときに自動で電源が切れるモーター保護装置が付いているのも安心です。

・楽天:テスコム「ミキサー TM8200」

スムージーも簡単に作れるミキサー

「美容や健康のためにスムージーを作りたい」という理由でミキサーの購入を考えているママもいるのではないでしょうか?スムージー作りに便利な人気のミキサーを紹介します。

作ってすぐ飲める ソロブレンダーソラン RSB-3

「ソロブレンダーソラン RSB-3」は、コップに移しかえる必要なく、作り立てのスムージーをそのまま飲めるのが魅力のミキサーです。容器はガラスジャーとトライタン製のボトルの2種類があるため、用途に合わせて選べます。

食材を入れた容器をセットしボタンを押すだけというシンプルさも好評です。また、すべてのパーツを取り外して洗えるため、手入れも簡単にできます。

管理栄養士が監修したスムージーやドレッシング・スープなどのレシピブックも付いているので、ミキサーを使うのが初めてのママにもおすすめです。

・Amazon:レコルト「ソロブレンダーソラン RSB-3」

使いやすさが人気 マイボトルブレンダー VBL-50

「マイボトルブレンダー VBL-50」は、食材を入れた容器にカッター付きのふたをし、本体にセットするだけでスムージーが作れるミキサーです。忙しい朝でも簡単に素早くスムージーが作れます。

ポップでおしゃれなデザインや、狭いキッチンでも邪魔にならないコンパクトサイズも使いやすさの理由です。

また、ボトルは底に向かって細い形状になっているため、握りやすく飲みやすいのも魅力です。

・Amazon:ビタントニオ「マイボトルブレンダー VBL-50」

離乳食作りにもおすすめのミキサー

手間がかかる離乳食作りもミキサーを使えば簡単においしく作れます。離乳食作りに便利なミキサーを紹介します。

ホットにも対応 オートクッキングブレンダー WSM-1MCGJ

「オートクッキングブレンダー WSM-1MCGJ」は、ホットにも対応しているため、火を通したばかりの食材の利用ができることが特徴です。離乳食を作る際に食材を冷ましてからミキサーにかける必要がないため、手早く作れ時短につながります。

ヒーターにこびりついた汚れを浮き上がらせて取り除く「イージークリーニング機能」が付いており、約3分で完了します。面倒なクリーニングの手間が省け、清潔に保てるのも魅力です。

・Amazon:クイジナート「オートクッキングブレンダー WSM-1MCGJ」

レンジ加熱が可能 クラッシュミルサー IFM-C20G

「クラッシュミルサー IFM-C20G」は、レンジ加熱可能なガラス容器を採用しているため、そのままレンジで温められるのが特徴です。例えば、野菜類をミキサーにかけた後、レンジで温めれば新鮮な野菜のポタージュスープをすぐに楽しめます。

パワフルで高機能なため、硬い氷や冷凍食品・ナッツ類も細かく粉砕できます。さらに、乾燥食品もパウダー状にできるので、様々な用途に使用可能です。

カッター部分はすべて煮沸消毒できるので、離乳食作りにも安心して使用できます。

・Amazon:イワタニ「クラッシュミルサー IFM-C20G」

まとめ

ミキサーはスムージー作りや離乳食作りなど、様々な用途に使用できる便利なアイテムです。容量・ワット数・洗いやすさを考慮し、用途に適したミキサーを選びましょう。