メディア個別 反抗期の3歳児への接し方。心を育てるおすすめの絵本も紹介 | みんなが共感!ママのお悩み | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

反抗期の3歳児への接し方。心を育てるおすすめの絵本も紹介

第39回 みんなが共感!ママのお悩み
3歳になると「あれは嫌」「これも嫌」とママを困らせることが増えてきます。体の成長も著しい時期で、急な変化に戸惑うことも多いでしょう。3歳の子どもの気持ちを理解しながら、守るべきルールはきちんと伝えることが大切です。

3歳になるとグンと体が成長

赤ちゃんのころは小さく感じた体も、3歳になると大きな変化が出てきます。身長が伸び体重も増え、食べる量も大幅に変わってくるでしょう。

とはいえ、まだ小さな子どもであることは変わりありません。体調に気をつけて規則的な生活習慣を心がけることが大切です。

身長と体重はどれくらい?

3歳くらいの子どもは性別による差があまりなく、同じように成長していきます。パーセンタイル値でみた体重の中央値は約「13~15kg」、身長の中央値は約「93~98cm」です。

早生まれと遅生まれでは1年ほどの差があり、個々の状況によっても変わります。あくまでも目安で「3歳のころにはこのくらい成長していなければならない」というものではありません。

「小さめだからもっと食べさせないと」「大きすぎるから太っているのでは?」と気に病む必要はないでしょう。肉付きなどを見てバランスよく食事を与えていれば、自然と成長してきます。

ただし「1歳ごろからほぼ体重が変わらない」「偏食がひどく太りすぎ」など極端な場合は、育児相談やかかりつけの医師に相談してみましょう。

参照:発育曲線|厚生労働省

食べる量は男の子で1300kcalまで増える

0歳のころは500kcal程度だったエネルギーの必要摂取量も、3歳になると男の子は「1300kcal」女の子は「1250kcal」に増えます。

30代のママの場合、必要なエネルギーは2000kcal程度です。運動量によっても変化しますが、普通の生活をしている場合は「ママの7割程度」を意識すると食事のメニューを組み立てやすくなります。

ご飯や麺類などは大人が1食150gのところ、3歳児は「100g前後」が通常量となります。パンは1枚食べても問題はありませんが、6枚切りを購入するなどやや薄めを意識しておくとよいでしょう。

3歳は味覚が発達し始めて、食べものの嗜好が出てきます。「偏食で全然食べてくれない…」と悩むママもいるかもしれませんが、無理に食べさせようとする必要はありません。「1日(3食)」や「1週間」単位でのバランスのよい食事をめざしましょう。

参照:日本人の食事摂取基準(2020 年版)|厚生労働省

昼寝や遅寝に気をつけて十分な睡眠時間を

「寝る子は育つ」の言葉どおり、大人と3歳児では必要な睡眠時間が異なります。両親が6~7時間の睡眠時間で問題ないとしても、3歳児には「12時間程度」の睡眠が必要です。個人差によって、11時間で足りる子どもと13時間必要な子どもがいます。

途中に目覚めることなく深く眠れる夜の睡眠時間は「最低10時間」程度は確保しましょう。プラスとして、子どものその日の状態を見ながら昼寝を取り入れるのもOKです。

子どもは日々新しいことを吸収しようとして、エネルギーを大量に消費します。体力回復のために、短時間の昼寝は有効です。

ただ、昼寝や夕寝をしたために就寝時間に眠くならず、遅寝になってしまう子もいます。両親よりも早く寝て朝はゆっくり起きたのであれば、昼寝の時間は必要ないこともあるでしょう。

参照:未就学児の睡眠指針|厚生労働省

育児が大変?3歳児の特徴

赤ちゃんは「不快になると泣く」などわかりやすい行動をとります。1歳のころも、両親のいうことに従う子どもがほとんどです。しかし、イヤイヤ期が始まる2~3歳になると、親のいうことをすべて聞いてくれるとは限りません。

さらに成長すると、知能の発達から「世の中には自分の思いどおりにならないこともある」と理解してくれるようになりますが、多くの3歳児は自分の気持ちを優先します。

悪魔の3歳児と呼ばれる

3歳になると体が成長し言葉も話せますが、精神面は1〜2歳とそれほど変わらないケースも多々あります。自分の欲求のままに行動する3歳児の世話は、親にとって大変です。

気に入らないことがあると暴れるなど、困ることもあるでしょう。赤ちゃんと比べると力も強くなり、ママが力で押さえるのも難しくなります。

言葉でさとしても理解が追いつかず、赤ちゃんよりもコントロールが難しい3歳児を「育てるのが大変…」と悩むママも多いかもしれません。

近年では「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」「天使の4歳児」といった表現まであります。イヤイヤ期が始まる2歳児から自己主張が激しくなる3歳児を経て、ママの話を理解してくれるようになる4歳児になるという流れです。

言葉が発達し、質問や反抗が増える

1~2歳は赤ちゃんのイメージが強いですが、3歳になると体は大きく成長し、言葉も流ちょうに操れるようになります。自分の気持ちがはっきり言葉にできると、わがままも増えてくるように感じるでしょう。

しかし、本人は「わがまま」を言っている感覚はなく「おもちゃを買って欲しい」など自分の気持ちを表現しているだけです。ただ、毎日3歳児の要望に応えていると、きりがありません。

「おもちゃは毎日買えないのよ」と説明しても、お金の都合や我慢する必要があることを理解してくれない3歳児も多いでしょう。

逆に「どうしておもちゃを買うのがダメなの?」「なんでアニメをずっと観ていたらいけないの?」など、答えにくい質問をしてきます。

教えてgoo|3歳の娘の反抗期に深く悩んでいます。

教えてgoo|「なんで?」と聞かれたら、どう答えればいいのでしょうか?

働くママを悩ませる3歳児神話とは

働くママは、子どもをずっと見ていることはできません。どうしても保育施設やベビーシッターなどの力を借りることになるでしょう。

しかし、周囲から「3歳になるまでは自分で面倒を見た方がよいのでは?」と善意の口出しを受けてしまうケースもあります。「3歳まではほかの人に子育てを任せるのはいけない」という考え方は、どこからきたのでしょうか?

3歳まではママが育てるべきとする考え

「幼少期の育児は大切」といわれるように、この時期にママ以外が子育てをするのはよくないと考える人もいます。しかし、すべての育児をママが行う必要があるのかといえば、そうとも言い切れません。

子どもに必要なものは「愛情」や「きちんとした世話」です。ママが面倒を見ていても、ほとんど放置されネグレクト状態になってしまえば子どもに悪影響を与えます。

ママが家にいる間だけ育児を担当し、それ以外のときはパパや保育園の先生が面倒を見てくれるのであれば大きな問題はないでしょう。

その代わり、子どもと一緒にいられるときは、最大限愛情を与えるように努力すればよいのです。

ママが仕事をあきらめなくても大丈夫

「両親がいない子は愛情不足で育つため問題がある」と考える人も世の中には存在します。しかし、子どもの愛情不足とママが働いているかは直接的に関係がありません。

「働くことにより単身赴任する必要がある」など、極端な不在であれば子どもがなついてくれないなどの問題が発生する可能性はあります。

しかし、一般的な1日8時間勤務以下の就労で、子どもの愛情不足を心配する必要はほとんどないでしょう。子どもといる時間に、目一杯向き合ってあげることが大切です。

ママが働いている場合、メリットもあります。ママが生き生き働く姿を見ることで「働くママはかっこいい」と就労に前向きな気持ちを育てることにもつながるでしょう。

パパが積極的に家事を手伝っていれば「性別を問わず家事をするのは当たり前」と考える視野の広い子どもに育ってくれるかもしれません。

かんしゃくや主張が多くて大変な3歳児の育て方

自己主張ができる3歳は、急に「これは嫌!」と怒り出すことが増えてきます。すべてのわがままに応えることはできませんが、対応を間違うと余計に意固地になるかもしれません。

子どもの主張を怒りで押さえつけるのではなく、少しでも時間をとって「○○がしたかったんだね」と理解を示すだけでもヒートアップは避けられます。

子どもの気持ちに共感する

3歳児は、大人が見るとよくわからない理由で怒ったり泣いたりします。「ジュースを飲むときにお気に入りのコップではなく別のものが出てきた」程度の問題でも、3歳児にとっては大ごとです。

「大人だったらとるに足らないこと」であっても、子どもの気持ちになって考えてみましょう。親が「そんなことどうでもいいでしょう!」と言ってしまうと、子どもは「否定された」と感じます。

「残念だったね」「悲しかったね」と気持ちを否定せず受け入れることが重要です。子どもは、親が問題を解決できるかどうかではなく、どれだけ真剣に対応してくれたかを見ています。

行動や発言を遮らず待ち、選択させる

慌ただしい朝など、ゆったりとした子どもの行動を待つのは難しいときもあります。しかし、できる限り自発的な行動を遮らないよう気をつけましょう。

「自分で服を着替えたい」と積極的な気持ちを持っている子どもに「忙しいから」と先回りしてしまうと「自分でしてはいけないのだ」と誤解させてしまうおそれがあります。

当日は無理でも「明日から自分でやってみようか」など、別に時間をつくって子どもの成長を促すことも大切です。

「幼稚園に行きたくない」などのわがままの場合も、無理やり連れていくのではなく、子どもの言葉を聞いてママからいくつかの選択肢を与えるのもよいでしょう。

怒るよりルールを伝える

赤ちゃんのときは言葉がほとんど伝わりませんが、3歳になるとある程度のことはわかります。「室内に入るときは靴を脱ぐ」などの簡単なルールは、説明すれば理解してくれることがほとんどです。

家庭では両親の真似をして日常のルールを覚えていきますが、初めての場所では同じことができない場合もあります。子どもが間違ってしまったときは、突然怒るのではなくルールを伝えましょう。

「汚れた靴で入ったらほかの人も困るんだよ」と説明すれば、言葉の意味は理解できます。あらかじめ、これからの行動を伝えておくのもおすすめです。

「今日はお昼から○○に行くからTVは○時まででやめようね」と伝えるだけでも、予定を考えながら行動してくれます。

このころの反抗期に困ったら絵本に頼る

絵本の世界には、魅力的なキャラクターがたくさんいます。子どもが絵本に登場する主人公に感化され、行動を改めてくれることも多いでしょう。

ほかの人にやさしくすることの大切さや、社会的なルールを絵本で学ぶのもおすすめです。

言葉で伝えるのが難しいときに

自分の欲求に素直な3歳児は、友だちや家族の気持ちにまで気が回らないことがあります。自分が遊びたくて、おもちゃを独り占めにしてしまうこともあるでしょう。

待っている友だちがいるとき、ママが「代わってあげよう」と言っても嫌がる子どもには、絵本の読み聞かせなどが効果的です。

絵本でもアニメでも構いませんが、子どもが好きなキャラクターが「独り占めはよくない」と言えば納得してくれることがあります。子どものお手本になってくれるような絵本を選んで、読み聞かせで伝えるのもおすすめです。

思いやりをはぐくむ『どうぞのいす』

動物たちと『どうぞのいす』と名付けられた椅子にかかわる物語です。うさぎさんが作った椅子の前に最初に現れたのはろばさんで、椅子の上にどんぐりを置いて眠ってしまいます。

ろばさんが眠っている間に「どうぞと書かれているからどんぐりをもらおう」と、動物たちがやってきます。しかし、動物たちはどんぐりを食べてしまうだけでなく、代わりのものを置こうと思いやりの姿勢を見せるのです。

譲り合いや思いやりの気持ちを学ぶには、ぴったりの絵本でしょう。やわらかいタッチのイラストも、かわいいものが好きな子どもの心をくすぐります。

・Amazon:どうぞのいす

成長の喜びを親子で味わう『おおきくなるっていうことは』

「おおきくなるってどんなこと?」と言う疑問に、様々な視点から答えてくれる絵本です。保育園の行事を題材にした「ピーマン村シリーズ」(全12冊)の1冊で、子どもの成長をたくさんの言葉で表しています。

年齢や状況によって絵本のなかのどのフレーズが心に残るかは変わりますが、子どもに「成長の自覚」を促してくれるでしょう。

「おおきくなるっていうことはちいさなひとにやさしくなれるってこと」という言葉は、妹や弟ができた3歳児に聞かせてあげたい言葉です。

・Amazon:おおきくなるっていうことは

まとめ

3歳児に悩まされるママやパパは多いですが、子どもに伝わりやすい声のかけ方である程度わがままは予防できます。「自己主張ができるようになってきた」と前向きに考えながら、適度に子どもの気持ちを尊重しましょう。

理解できることも増えてくる年齢です。この時期に絵本の読み聞かせなど、社会のルールや友だちとのコミュニケーションのとり方を教えてくれる作品を、たくさん取り入れましょう。

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