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オープンキッチンのメリットとは?後悔しないためのデメリット対策も

第6回 みんなが共感!ママのお悩み
夢のマイホームが現実となったとき、「キッチンは憧れの対面式!」と決めている人もいるのではないでしょうか。おしゃれなだけでなく、機能性も高いオープンキッチンを導入するメリット、またデメリットとその対策について紹介します。

オープンキッチンのメリットとは

オープンキッチンは、壁などの間仕切りがなく、キッチンがリビングやダイニングともつながっている「オープンな空間のキッチン」のことをいいます。近年人気を集めているスタイルです。

オープンキッチンには、次の二つメリットがあります。

家族との時間を大切にできる

オープンキッチンは、キッチンとダイニング・リビングがひとつの空間内にレイアウトされます。スペースが開放的に見えるだけでなく、家族が同じ空間を共有する機会が増え、コミュニケーションがとりやすくなるという特徴があります。

ママがキッチンで食事の準備をしている間も、子どもがリビングで宿題をしたり遊んだりしている様子を見ることができるでしょう。子どももママの顔が見えて、話もできるので安心して過ごせます。

また、ママが料理や配膳をするところを見る機会が増えるため、子どもが料理に興味を持ち、積極的にお手伝いしてくれるようになるかもしれません。

見せる収納でレストランのような憧れ空間に

カフェやレストランのように、開放的でおしゃれな空間づくりができることも魅力です。北欧スタイル・アンティーク調など、憧れのキッチンをコーディネートする楽しみがあります。

調理器具や調味料をきれいにディスプレイする「見せる収納」を活用すると、さらにおしゃれ度がアップします。

調味料など容器の色・形を統一したり、同じ用途のものを一緒に並べたりしてみましょう。すっきりおしゃれな外観になるだけでなく、もののある場所が明確になります。使いたいときにすぐ取り出せるなど機能性がアップするのもメリットです。

人気のレイアウトは主に2種類

レイアウトは、大きく分けてペニンシュラ型とアイランド型の2タイプです。ここではそれぞれの特徴を紹介します。

いずれも、人とのコミュニケーションがとりやすいスタイルです。家族でゆっくり過ごすことが多いのか、人をよく招いてパーティなどをするのかなど、ライフスタイルや好みに合わせて選びましょう。

カウンターを広くとれる ペニンシュラ型

「ペニンシュラ」とは「半島」を意味します。キッチンの片面が壁側に接しており、半島のように突き出た形状のキッチンをペニンシュラキッチンと呼びます。壁側のスペースを有効に活用でき、狭い空間でも導入しやすいのが利点です。

カウンターを広くとり椅子を並べると、ダイニングバーのように活用できます。カウンター越しに会話をしながら、朝食をとったりワインテイスティングしたりと、おしゃれに家族とのひとときを楽しめます。

カウンターに隣接してダイニングテーブルを置くと、短い移動距離でサッと配膳・あと片付けができて楽ちんです。

開放感抜群 アイランド型

「アイランド」の意味は「島」です。キッチンスペースが壁から離れ独立した島のように配置されているスタイルを、アイランドキッチンと呼びます。

壁から離れた間取りで開放感が抜群です。両サイドからキッチンにアクセスでき、移動や配膳がしやすいという特徴があります。複数の人が同時にキッチンで作業するのも可能です。

子どもやママ友と一緒に料理したり、ときには友人や親戚を呼んで、まるで外国映画に出てくるような立食パーティを催したりと、大勢でワイワイ楽しめる空間を演出できます。

間取りを考えるときのポイント

設計の段階から、デザインだけでなく機能性もしっかり計算して間取りを決めることが大切です。いくら見た目がおしゃれでも、使い勝手が悪ければよいキッチンとはいえません。

意外と見落としがちですが、気にしておきたいポイントを四つ紹介します。

まな板やお皿が置ける調理スペースを確保

設計する際には、収納スペースやシンク・コンロのレイアウトだけでなく、調理スペースを適切に配置するのがポイントです。シンクとコンロの間は45~60cmほど確保したいところです。

これ以上狭くなると、まな板や皿を置く場所がなくなってしまいます。まな板ラックやサイドテーブルなどの場所に一旦置かなくてはいけない状況では、無駄なアイテムや動作が増える原因にもなります。

通路の幅が狭くなりすぎないように

通路もしっかり確保するのが快適な家事動線を得るポイントです。調理スペースばかりを考慮して通路が狭くなると、家事動線を妨げて無駄なアクションが増えてしまいます。

キッチンの使い方によって、必要な通路幅を決めましょう。女性が1人で使うことが多い場合は、通路の幅は80~90cmほどが理想です。

複数人での使用が多い場合は、お互いに密着したりぶつかり合ったりすることを避けるため、100~125cm以上の通路幅を確保しましょう。

冷蔵庫を開け閉めしやすいか確認

冷蔵庫は特に場所をとる大型家電です。料理の動線を妨げないか、扉の開閉がしやすいかどうかも確認してレイアウトを決めることが大切です。

メーカー・機種により、右開き・左開き・両開き型とさまざまな形の冷蔵庫が販売されています。冷凍庫・野菜室などは引き出し型のものも多いでしょう。

扉の開閉方向を考え、開けたときに家具にぶつかったり全開できなかったりしないよう、ゆとりを持ってスペースをとりましょう。

さらには、冷蔵庫の両サイド・背面は、家具や壁とぴったり密着させず少し隙間を空けておくのがポイントです。熱がこもるのを防ぎ、省エネ・消音に役立ちます。

パントリーの有無で使いやすさが断然違う

パントリーとは、食品や調理器具を収納できるスペースです。缶詰やパスタ・調味料やペーパータオルのストックなどをまとめて収納しておけます。

家のなかでも、キッチンはものが多く雑多になりやすいエリアです。パントリーに見せたくないものをまとめて収納すると、すっきりとした外観をキープできるでしょう。ものの紛失や分散を防ぐことも可能です。

うまく活用することで、見せる収納・隠す収納のメリハリをつけやすくなります。

知っておきたい欠点と対策

開放的であるということは、裏を返せば独立性がないということです。オープンキッチンのメリットも、人によってはデメリットとなります。

オープンキッチンの欠点を知り、それを補う対策やほかの選択肢がないかなどをリサーチすることも必要です。

換気システムにこだわろう

オープンキッチンは、壁・ドアなど仕切りがなく開放的である反面、調理で発生する臭いや煙が遮られず、家のなかに広がりやすい欠点があります。

焼肉やカレーなどの料理後、リビングに食べものの臭いがずっとこもっているのはやはり気になるものです。

そんなデメリットは、しっかりした換気システムで補うことが可能です。キッチン上部に大きな換気扇を配置することはもちろん、近年は消臭機能・排煙能力が高い設備も充実しています。

換気扇・壁材・ガスコンロ・魚焼きグリルなど、それぞれの機器の機能をしっかり確認して選ぶとよいでしょう。

迷うときはセミオープン型も要検討

オープンキッチンは視界を遮るものがないため、来客時に見せたくない部分を隠せなかったり、家のなかでのプライバシーがなく落ち着かないと感じたりするかもしれません。

その場合はクローズ(独立)型とオープン型の中間である「セミオープン型」も候補に入れるとよいでしょう。I型・L型キッチンは、家族とのふれあいを大切にしながらもある程度独立した空間を維持できます。

開放感と独立性のバランス、ニーズや好みも総合的に考えて選ぶことがポイントです。

丸見えを防止するなら腰壁で目隠し

料理の際に、雑然とした手元が丸見えになるのは嫌だと思う人は多いでしょう。またいくら収納に気をつかっても、キッチン周りのこまごまとした調理器具や家電・ゴミ箱などが丸見えだと生活感が出やすくなります。

腰壁は床から腰の高さほどまでの壁のことで、見せたくない部分をスポット的にカバーでき便利です。床やカウンター側へ水・油が飛び散ることを防ぐ効果もあります。

腰壁の高さは調整ができます。開放感を保ちつつも、どこまで目隠しできるかなど個々にカスタマイズできるのがうれしい点です。

まとめ

おしゃれでありながら機能的なキッチンでは、毎日の食事の用意・あと片付けも気分よくできるものです。

加えてオープンキッチンは、家族とのだんらんやママ友会・誕生日会・料理教室など、コミュニケーションのためのスペースとして活用できるメリットもあります。

各家庭のニーズ・家事動線・解放感と独立性のバランスなどを考えながら、自分のライフスタイルに適したお気に入りの空間づくりをめざしましょう。