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加熱式加湿器はどう選ぶ?機能面や衛生面などチェックポイントを紹介

第11回 暮らしの便利グッズで家事を楽しく!
加熱式加湿器を選ぶとき、デザイン性の良さだけを見ていませんか?加熱式は電気代がかさむため、「消費電力」や「適用畳数」もチェックしておく必要があります。省エネ運転やタイマー機能など、機能面の充実度も考慮して選びましょう。

加熱式加湿器とは

空気が乾燥する秋・冬に大活躍するのが「加熱式加湿器」です。広く普及しているのはスチーム式と呼ばれるタイプですが、近年は様々なタイプが販売されています。

広く知られているのはスチーム式

「加熱式加湿器」といえば一般的に「スチーム式加湿器」を指します。加湿器の中では最も広く普及しており、シンプルな構造で手入れが簡単なのが特徴です。

スチーム式は、ヒーターでタンク内の水を沸騰させ、蒸気を発生させます。加熱される過程でカビや細菌などは除去されるため、加湿器から噴出される蒸気は衛生的です。

超音波式加湿器や気化式加湿器は気温が低いほど加湿能力が低下する傾向がありますが、ヒーターで加熱するスチーム式は気温の高低にかかわらず、安定した加湿能力をキープしてくれるのがメリットです。

ただ、ほかの加湿器に比べ、電気代がかさむ傾向があります。また、吹き出し口から熱い蒸気が噴出するため、小さな子どもがいる家庭では設置場所に十分な注意が必要です。

気化式や超音波式も

近年は、気化式加湿器や超音波加湿器など「加熱式加湿器以外のタイプ」も登場しています。

「気化式」は、水を含ませたフィルターにファンで風を当て、気化させながら加湿する仕組みです。加熱をしないため蒸気の温度は上がりません。

電気代が安く、やけどの心配がないのメリットですが、フィルターの掃除を定期的に行わなければならない点や加湿能力は劣る点がデメリットです。

「超音波式」はタンクに入れた水を超音波の振動によって細かい粒子にします。細かい霧状の蒸気が噴射されるため加湿能力が高いのが特徴です。

水が加熱されないため、タンク内を常に衛生的に保つ必要があるでしょう。

加熱式加湿器の選び方

加熱式加湿器を選ぶ際は「加湿能力」や「機能性の高さ」をチェックしましょう。ほかの加湿器に比べて「消費電力」が高いため、1カ月当たりの電気代がどのくらいになるかも計算しておくと安心です。

部屋の広さに合わせて

加湿器はスペースの広さに合ったものを選びましょう。1~3畳用、4~6畳用といった風に、本体には「適用畳数」が記載されています。

注意したいのが、同じ畳数の部屋でも「木造の和室」と「プレハブの洋室」とでは必要とする加湿能力が異なる点です。

和室の場合、畳や壁が湿気を吸収してしまうため、洋室よりも高い加湿能力を持つ製品が必要です。

また、マンションのような高気密な住宅は加湿能力が高すぎるものを使用すると、湿気が多くなり結露ができてしまうケースもあります。

部屋の広さと構造から判断し、湿度がしっかり保てるものを選びましょう。

アロマなど加湿以外の機能

蒸気を出すだけのシンプルな加湿器もあれば、加湿以外の便利機能を備えたものもあります。

就寝中も加湿器を使用したいという人は「タイマー機能」を備えたタイプを選びましょう。

部屋の温度・湿度を感知して、運転モードの自動切り替えを行う「自動運転機能付き」の加湿器なら、つけっぱなしにしていても、湿度が上がりすぎることがありません。

赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、眠りの妨げにならない「静音設計」のものや「チャイルドロック」が搭載されているタイプがおすすめです。

アロマ成分を蒸気に乗せて噴出させる「アロマタイプ」の加湿器は、心地よい香りが部屋に広がるとあって、女性を中心に人気です。

電気代やランニングコストも考えよう

機能面やデザイン性だけでなく「電気代」や「ランニングコスト」がどれだけかかるかも考慮しなければなりません。

スチーム式は電熱装置で水を100度以上にするため、ほかのタイプよりも消費電力が高くなる傾向があります。

メーカーや機種によっても異なりますが、消費電力は130~300W前後です。1kWh当たり27円とすると、1時間当たり約3.5~8円の計算になります。

部屋の大きさに対して加湿能力が高すぎるものを使うとコストがかさんでしまう点に注意しましょう。

電気代を抑えたい人は「省エネ運転」など、電気代を抑えるモードを搭載したタイプがおすすめです。できるだけ手入れが簡単で、メンテナンスにお金がかからないものを選ぶようにしましょう。

おすすめの加熱式加湿器3選

家のリビングや寝室には、長時間たっぷり加湿できる「据え置き型」が便利です。部屋のインテリアを邪魔しないおしゃれなデザインのものや省エネ機能を備えたタイプなど、おすすめのアイテムを厳選して紹介します。

おしゃれさもかなう「スチーム式加湿器 Z210」

見た目の良さと機能性の高さを両立したスチーム式加湿器です。「水瓶」をイメージした安定感のあるデザインとソフトなカラーはどんな部屋にも違和感なくマッチするでしょう。

吹き出し口の上にはアロマポットを収納できるスペースがあり、好きな香りをセットすればデフューザー代わりにもなります。

運転モードは「標準モード」と「長時間モード」の2種類のみで、機器に疎い人でも簡単に扱えるのがポイントでしょう。消費電力は、標準モードで290W 、長時間モードで100Wです。

・Amazon:±0 プラマイゼロ「スチーム式加湿器 Z210」

トリプル安心設計の「スチーム式加湿器 EE-RN35-WA」

魔法瓶で有名な「象印」のスチーム式加湿器は、控えめ・標準・高めの3つの運転モードが搭載されています。

センサーが部屋の温度と湿度を感知し、自動でコントロールしてくれるため常に快適な状態がキープできるでしょう。部屋の湿度状況は「湿度モニター」で確認ができます。

加湿器の中には洗浄やフィルター交換に手間がかかるものもありますが、本製品は「水タンク一体型」のフッ素加工容器で、手入れに手間がかかりません。加湿時の消費電力は305Wです。

・Amazon:象印「スチーム式加湿器 EE-RN35-WA」

省エネ効果が嬉しい「roomist SHE60RDA」

「roomist」はイオンフィルターとBIOフィルターに吸い上げた水だけを加熱するタイプの加湿器です。大量の水を沸かさずに済むため、電気代がぐっと抑えられます。

最適湿度を自動コントロールする「おまかせ運転」や長時間の運転に適した「エコ運転」が搭載されており、加湿器を年中つけっぱなしにしておきたいという家庭にぴったりです。

イオンフィルターや蒸発布は消耗品で、定期的に交換しなければならない点に注意しましょう。

・Amazon:三菱重工「roomist スチームファン蒸発式加湿器 SHE60RDA」

卓上で使うのにおすすめな加熱式加湿器

卓上タイプの加熱式加湿器は、部屋全体の加湿というよりも、デスク周りやベッドルームなどの比較的小さな空間を潤すのに最適です。水をたくさん使わない分、コストも抑えられ「ちょっと乾燥が気になる」というときに重宝します。

アロマ機能搭載「CORON FSWD-8508」

「CORON(コロン)」というかわいらしい名前が付いた本製品は、4畳程度の小さな空間を潤すのに適したスチーム式加湿器です。

約155×200×258mm、重さ1kg未満のコンパクトサイズなので、移動も楽です。取り出し式のアロマトレイにお気に入りのアロマを入れれば、ほのかな香りが楽しめるでしょう。

連続加湿時間は約8時間で、水がなくなると自動的に運転を停止します。運転モードは選択できませんが、誰でも簡単に操作でき、かつリーズナブルなのがポイントです。

・楽天:アピックス「CORON FSWD-8508-WH」

静音設計でストレスフリー「パーソナル保湿機 HSH-100-W」

睡眠中に、喉や鼻が乾燥し、寝苦しくなった経験は誰でもあるでしょう。オムロンの「パーソナル保湿機」は低温スチームが人の顔の周りをピンポイントで保湿するのが特徴です。

消費電力が低い上に、運転音はささやき声よりも静かな25dBなので、睡眠中の音に敏感な人にも最適でしょう。

空だき防止装置・温度過昇防止装置・過電流防止装置などの「安全機能」もしっかりと搭載されています。

・Amazon:オムロン「パーソナル保湿機 スチーム式 加湿器 HSH-100-W」

まとめ

乾燥した部屋は風邪のウイルスが繁殖しやすい上に、肌も髪もパサパサになります。部屋や卓上に加湿器を設置し、部屋の湿度を適度な状態に保ちましょう。

加湿器を選ぶ際は、部屋の大きさや消費電力、機能性の高さをチェックします。手入れのしやすさやフィルター交換の有無もしっかり確認するようにしましょう。