メディア個別 PTAってどんなことをしているの?役員になる際のポイントも紹介 | みんなが共感!ママのお悩み | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

PTAってどんなことをしているの?役員になる際のポイントも紹介

第15回 みんなが共感!ママのお悩み
初めてPTAの活動に参加する場合、場の雰囲気や活動内容が分からず、不安に思うこともあるでしょう。ある程度の知識を得ておくことで、PTAに対する抵抗感も軽減できます。PTAの基礎知識や活動内容、参加する際に注意すべきポイントを紹介します。

そもそもPTAとは?

PTAとはどのような組織なのでしょうか。概要や存在意義など、PTAの基礎知識を解説します。

PTAってなんの略?

PTAとは、「Parent(保護者)」「 Teacher(教師)」「 Association(組織)」の頭文字をとった略語です。保護者と学校の先生により形成される団体のことを指します。

保護者の子どもである園児・児童・生徒は、あくまでもPTAにより支援を受ける対象であり、PTAの構成員ではありません。

PTAの多くは、全体を取り仕切る本部の役員会といくつかの専門委員会で構成されています。参加は任意であり、保護者や教師自身の判断で自由に加入したり脱退したりできます。

営利目的の活動をしてはならず、あくまでも子どもたちのためのボランティア団体として存在することが求められる組織です。

PTAの目的

文部科学省はPTAの目的について「児童生徒の健全な成長をはかること」と表現しています。PTAは、保護者と教師が協力して学校運営に関わり、子どもたちの環境をよりよい状態に整えることを国や地域から求められている組織です。

本来、学校運営は教師が中心となって進めていくものです。しかし、教師だけでは手に負えないような部分を保護者が手伝い、協力し合って活動しています。

PTAでは、子どもの学習環境を整えるために、様々な活動を行っています。学校や地域により活動内容は異なりますが、学校だけではできないことを活動内容としているのは、どの学校や地域も同じです。

社会教育団体としての活動|日本PTA全国協議会

PTAの役員の種類

PTAは、実質的な運営に携わる本部役員と、PTA活動を行う専門委員で構成されています。それぞれの特徴などを理解しておきましょう。

本部役員

全体をまとめる立場の役員に位置付けられるのが『本部役員』です。単に『役員』と呼ばれることもあります。

本部役員は、会長をトップに、以下副会長・書記・庶務・会計・監査などの役職で構成されます。学校により役職名が異なる場合はあるものの、健全なPTA運営のためにこれらの役職が必要とされていることがほとんどです。

それぞれの役職に就く人数も、PTAごとに異なります。会長は1名であることが多く、その他の役職は2~3名選出されることもあるでしょう。

本部役員は、年度が変わるごとに選出されます。選考委員会を設置したり、ポイント制を導入したりするなど、学校ごとに本部役員の選出方法は異なります。

専門委員

本部役員以外のPTA構成員が専門委員です。基本的に、本部役員にならなかったすべての保護者はいずれかの専門委員となり、本部役員と専門委員は兼任できません。

専門委員は各専門委員会の構成員であり、専門委員会でも委員長・副委員長・書記などが選出されます。

校外活動・校内活動・教養・広報・学級代表・環境など、専門委員会の種類は学校により様々です。それぞれのPTA運営に適した専門活動が割り当てられています。

各専門委員会の委員長は本部役員と連絡を取り合い、本部役員はPTAの運営方針に基づく指示などを専門委員会に与え、専門委員会は活動内容などを報告します。

全ての本部役員と専門委員が出席して実施されるのがPTA総会です。PTAにおける最高議決機関であり、欠席する場合はPTA会長への委任状が求められます。

PTAの主な活動内容

PTAの活動にはどのようなものがあるのでしょうか。学校や地域により内容は様々ですが、多くのPTAで行われている主な活動内容を紹介します。

行事の企画・実施・サポート

PTAでは、学校を主体として行われる運動会や学芸会などの行事に対し、様々なサポート活動を行います。授業参観や運動会などで大勢の保護者が集まる際に駐車場整理をしたり、夏場のプール解放時に監視員をしたりといった活動です。

また、学校主体の行事以外にも、PTAが独自で企画・実施する場合があります。バザーを開催したり、運動会の参加賞や卒業記念品を用意したり、保護者向けの各種講習会を実施したりというようなことは、PTA主催で行われることがほとんどです。

保護者の視点から、子どもや学校のためにできることはないかということを考え、学校と連携してこれらの行事を企画・実施しています。

登下校の見守り

横断歩道に立ち、旗を持って子どもたちの登下校を見守る活動も、PTAが主体で行っています。専門委員やクラスごとに日にちを割り振り、担当日に参加する仕組みです。

通学路における危険な場所を学校で事前に調べてもらい、PTAが学校・地域・行政と協力して、子どもたちの安全を守る活動に取り組んでいるケースもあります。

下校後に子どもたちが遊ぶ公園を清掃したり、車でパトロールをしたりといった活動も、多くのPTAが取り組んでいる活動です。

登下校の見守りに関する活動は各PTAにより様々ですが、保護者だけでなく地域の人たちにも協力してもらい、社会全体で子どもたちを見守ろうという目的は共通しています。

学校外への集まりに参加

PTA会長や本部役員は、他校の役員と集まる場を設け、会議を開くことがあります。横の繋がりが生まれれば、それぞれの活動内容が参考になることもあるでしょう。

地域や行政と協力して活動を実施する場合は、それぞれの担当者とも顔を合わせ、話し合いを行うことになります。PTAの活動が増え、活動範囲が広がるほど、本部役員は学校外への集まりに参加する機会が増えるでしょう。

本部役員だけで視察旅行に出かけたり、懇親会を実施したりすることも、学校外の集まりといえます。

専門委員がこのような集まりに参加することはほとんどありませんが、組織での役職が上がるほど、学校関係以外の集まりに顔を出す機会は多くなります。

PTA役員になるメリット

PTAの活動はなにかと大変そうなイメージをもたれがちですが、PTA役員になることでメリットも生まれます。「PTA役員になってよかった」という声が多いのも事実です。

繋がりができる

PTA役員になると、定期的な集まりなどで学校へ行く機会が増え、保護者同士の繋がりができます。

運動会などの学校行事に保護者として参加するだけでは、なかなか保護者同士が密に接する機会がありません。しかし、PTAの活動を通して他の保護者と話す機会が増えると、保護者の中に知り合いが多くなります。

保護者同士が繋がることで、学校や子どもなどに関する情報を得やすくなるでしょう。様々な情報が得られれば、子どもの学校生活や自分自身の学校に対する考え方に対し、よりプラスに働きます。

子どもに万が一のことが起こった際にも、保護者同士の繋がりがあれば助け合うことが可能です。より多くの保護者と知り合いになっておけば、安心して子どもを学校に送り出せます。

学習環境を変えられるかも

PTAに求められる目的のひとつに、「子どもの学習環境を整えていく」というものがあります。行事などのサポートだけに留まらず、よりよい学習環境に変えられる力も秘めている組織だといえます。

組織内で発言力を持つ立場になれれば、学校などに環境の改善を求められることも、PTAに参加するメリットのひとつです。

保護者の立場から気付いたことや、PTAの活動を通して改善の余地がありそうだと思ったことなどを、集まりの場で積極的に発信すれば、子どもたちの学習環境を変えられる可能性もあります。

組織の構成や活動内容をしっかりと理解したうえで、限られた期間内に自分でもできそうなことを探し、学校運営や学習環境がよりよい方向へ変化するように動いてみるのもよいでしょう。

子どもの学校での様子が分かる

PTA役員になり、学校へ行く機会が増えれば、子どもが学校でどのような様子なのかが分かるようになります。

PTA活動の仕事をしていると、平日の昼間に学校へ行くことも多くなるでしょう。授業中やそれ以外の時間帯に、普段は分からないような子どもの様子を観察できます。

また、PTAを通して保護者や教師との交流が増えれば、他の子どもや教師の目線から見たわが子の様子が分かる可能性もあります。

子どもが学校でどのような過ごし方をしているのか、親としてはとても気になるものです。子どもの様子だけでなく、他のクラス・学年の情報を得られることもメリットのひとつです。

PTA役員になる際の注意点

初めてPTA役員になる場合は、どのようなスタンスで参加すればよいのか分からず不安に思うこともあるでしょう。以下に挙げるポイントを理解しておけば、よりスムーズに活動へ参加できるようになります。

まわりと協力をする

PTA活動の中に、1人で行うものはほとんどありません。専門委員やクラス同士で協力し合い、みんなで進めていくのがPTAでの活動です。

しかし、気の合う仲間が集まったわけではないうえ、仕事・家事・育児などでそれぞれの状況も異なります。常にまわりのことも考え、みんなで協力していくことが重要です。

自分ができない状況ならまわりに助けてもらい、困っている人がいたら率先して助けてあげるという意識を、グループ全員で共有している関係性がベストです。

グループでも分からないことがあれば、本部役員や教師にも相談しましょう。1人で仕事を抱え込んだり悩んだりせず、まわりと積極的に話をしながら仕事を進めるのがポイントです。

仕事や家事と上手に両立を

PTAに参加している保護者は、時間に余裕のある人だけではありません。フルタイムで仕事をしている人や、親の介護でなかなか外出できない人など、いろいろな人が集まっています。

共働き家庭が増えたことで、PTAの活動形態も徐々に変化しつつあります。仕事や家事とうまく両立すれば、PTAにも無理なく参加できるでしょう。

保護者同士がお互いの事情を理解し、助け合う気持ちを持つことも重要です。時間がある人は積極的に動き、まわりがその人をできる範囲でカバーする形を作れるのが理想といえます。

ポジティブに活動をする

PTAに参加すると、不安なことや面倒に思うことも多くなるでしょう。ストレスなく活動を続けるためには、ポジティブな気持ちで参加することが何よりも重要です。

任意とはいうものの、多くのPTAでは半強制的な参加を求められます。「せっかくやるからには楽しもう」と前向きにとらえれば、仕事や家事との両立もうまくいきやすくなります。

PTAの活動でつらく感じることがあっても、子どもの前で愚痴をこぼすのは避けましょう。子どもたちを経由して他の保護者の耳に届けば、活動の雰囲気を悪くしてしまう恐れもあります。

楽しい気持ちで参加すれば、他の保護者ともよい関係を築けるようになり、任期が終わってもたまにみんなで集まれるような仲に発展する可能性もあります。

まとめ

PTAは、保護者と教師が協力し、より良く学校運営を進めていけるようにサポートする組織です。本部役員と専門委員で構成され、学校や地域に合った様々な活動を行います。

PTAに参加することで、保護者同士の交流が生まれたり、子どもの学校での様子が分かったりするのもメリットです。ポジティブな気持ちでPTAに参加すれば、仕事をしていても周囲からの理解が得られ、気持ちよく活動を続けられるでしょう。

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