メディア個別 炊飯器のおすすめ11選を比較。おいしいごはんが食べられる選び方 | 暮らしの便利グッズで家事を楽しく! | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

炊飯器のおすすめ11選を比較。おいしいごはんが食べられる選び方

第37回 暮らしの便利グッズで家事を楽しく!
「安い炊飯器と高い炊飯器はどう違うの?」と、購入時に悩む人も多いでしょう。合わない炊飯器を購入してしまうと、慌てて別の炊飯器を買いに走ることにもなりかねません。加熱方法やサイズなど、基本的な情報をチェックしておきましょう。

炊飯器はどう選ぶ?

炊飯器を選ぶときは「自分がどんな炊飯器が欲しいのか」を念頭に、基本機能をチェックしておきましょう。価格が安くても、サイズが合わずお手入れが難しい炊飯器を選ぶと使いにくさを感じます。

炊きたい量で選ぶ

炊飯器を決めるとき、重要なのが「どの程度のご飯が炊けるか」です。一般的な炊飯器は3合・5.5合・1升炊きが多いですが、ほかのサイズもあります。

一般的に1〜2人暮らしで3合炊き、3〜4人家族では5.5合炊きです。「2日間のご飯を炊いておきたい」「食べ盛りの子どもがいる」などの場合、さらに大きな炊飯器が必要でしょう。

1合分の米を炊飯すると、吸水して約350gになります。茶碗に盛ると2杯強です。家族が1日に食べる量を考えたうえで、炊飯器のサイズを決めましょう。

30〜40時間までおいしく保温できる炊飯器もあり、冷凍保存もできます。毎回炊く手間や光熱費も、念頭に置くことが大切です。状況に合わせたサイズを選ぶと、毎日の作業効率が上がります。

使いやすさをチェック

炊飯器は「ご飯を炊いてそれで終わり」ではありません。毎日釜を洗い、お手入れも必要です。洗い物のたびに部品を分解して細かく洗うとなると、手間がかかります。

「いくつのパーツがあって、分解は簡単なのか」など、お手入れ方法を確認しておきましょう。炊飯器の外側や、炊いた後のご飯がこぼれやすいエリアに汚れがつきにくいかも重要なポイントです。

さっと拭くだけで掃除が終われば、手間も省けます。臭いを予防する「クリーニング機能つき」の炊飯器を選ぶのもおすすめです。

釜の素材にも注目

炊飯器の内釜は、機種によって素材が変わります。一般的なものは鉄・銅・炭素・土鍋などです。様々な金属を組み合わせた多層構造もあります。

銅は熱が全体に伝わりやすく、バランスのよいふっくらとした仕上がりです。鉄は発熱性が高く、炊きムラがほとんどありません。炭釜は、遠赤外線効果で米の芯まで加熱できます。

土鍋は蒸らして炊くようにじわじわと加熱でき、もっちりとした米の食感を楽しめるでしょう。素材だけでなく厚みも重要です。金属の種類にもよりますが、厚みが増すほど断熱性があり、重さも増します。

釜の厚みが約2.3mm以上のものを「厚釜」というのが一般的です。軽量で釜が薄いものは、炊飯器本体や機能で断熱性がカバーされているかチェックしておきましょう。

加熱方式の違いを知ろう

炊飯器といっても、加熱方式は1種類ではありません。現在の主流は圧力IH炊飯器ですが、マイコン式やガスなど商品によって違います。ご飯の炊き上がりや保温性能、コスパを比較して、自分に必要な加熱方式を選ぶことが大切です。

マイコン炊飯器は価格にメリットあり

1万円を切るような低価格で販売されていることも多い「マイコン炊飯器」は、手軽に購入できます。マイコン炊飯器の「マイコン」は、マイクロコンピューターの略語です。

「炊飯器のヒーターなどをコンピューターで制御している」というのが名前の由来ですが、IHとは加熱の仕方が異なります。

マイコン炊飯器は釜の下部にヒーターが設置され、下から釜を温めます。釜全体を温めているわけではなく、ガス火で鍋を温めるイメージです。火力はガスに比べると弱く、お米の量が多くなるとムラができやすいでしょう。保温時間も短めです。

IH炊飯器は圧力機能がついたモデルも

「IH(アイエイチ)」の炊飯器は、クッキングヒーターなどと同じく「電磁誘導(induction heating)による加熱」を行う炊飯器です。

炊飯器の内部に複数のコイルが内蔵され、釜全体を温めます。炊飯のムラがなくなり、保温性も向上する仕組みです。

近年では「圧力IH炊飯器」も増えています。IH炊飯器は、上ぶたに蒸気を逃す口がありますが、圧力IH炊飯器にはありません。炊飯器内部の圧力を高めて、お米の甘みやもちもち感を引き出す炊飯方法になります。

なぜ圧力をかけるとお米が甘くなるのか?」というと、圧力をかけることで水の沸騰(ふっとう)する温度を調節できるためです。お米は高い温度で糊(のり)のようになり、甘みが増します。

どんなご飯を好むかで、圧力の有無を検討するとよいでしょう。もっちりとしたご飯好きは圧力IH、しゃきっとしたご飯を好む人はIH炊飯器がぴったりです。

ガス炊飯器は省エネで本格的

「ガス炊飯器」は、ガス栓を炊飯器に直接つないで使います。コンロの火種と同じように、高火力でご飯の炊き上がりが早いことが特徴です。

火を直接釜に当てることから温まりも早く、かまどのような炊き上がりが実現できます。かまどのような本格的なご飯を食べたいなら、ガス炊飯器がおすすめでしょう。

ガス炊飯器は炊飯時にガス代と電気代がかかりますが、使用する電気の量は電気炊飯器に比べて少なくて済みます。通常コースで比較した場合、炊き上がりも10分ほど短めです。炊飯時間分の光熱費を抑えられて、省エネにつながるでしょう。

ただし、保温時には、電気代が発生します。保温機能をほとんど使わない人であれば、電気代も減るでしょう。

外せないこだわり条件はある?

基本機能と加熱方式を選んだ後は、炊飯器ごとの独自機能をチェックします。ご飯の炊き分けや保温時間など、重視する機能を詳しく確認しておきましょう。

銘柄やお米の種類で炊き分ける

炊飯器には「炊き分け機能」がついているものがあります。「かため」「ふつう」「やわらかめ」などの食感の炊き分けや、お米の銘柄ごとに適した炊き方で炊飯する機能も有名です。

「うちではブランド米を月替わりで楽しんでいる」など、数多くのブランド米を購入するなら銘柄炊き分けが役立つでしょう。「やわらかめのご飯が好き」など、好みの硬さに調節できる機能も便利です。

白米・玄米・炊き込みご飯・おかゆなど、お米の種類や炊き方によってコースが設定されていることもあります。ボタンを押すだけで、最適な時間でお米を炊飯してくれるシステムです。

長時間保温してもおいしく食べられる

多忙な家庭やご飯の消費が少ない家庭では、保温時間が重要です。一般的な炊飯器では炊飯後「半日〜1日」程度で食べきるのが望ましいとされますが、機種によっては真空保温などの機能があり、40時間(2日弱)の保温に対応している商品もあります。

「翌日も冷凍の手間をかけずにおいしいご飯を食べたい」など、できるだけ手間をかけないようにするなら長時間保温がおすすめです。

炊きたてに比べると多少は味が落ちますが、長時間保温に対応しているタイプなら時間が経ってもある程度の品質が保たれています。

ママに人気の機能

炊飯器には、ママにうれしい機能がたくさんあります。おかずの調理が簡単になる機能や熱い蒸気が出ない機能など、料理の時短や子どもの安全配慮が可能な炊飯器も注目です。

子どもに安心の蒸気が出ない機能

「炊飯器の上部から熱い蒸気が吹き出してやけどをしてしまう」のは、よくある話です。小さい子どもは危険性がわからず、うっかり手を出してしまうこともあるでしょう。機種によっては「蒸気レス」や「蒸気カット」機能を持つものがあります。

蒸気レスは内部のタンクに蒸気をため込み、外に出ないようにしたタイプの炊飯器です。完全に出ないわけではなく、湯気のようにわずかな蒸気が出ています。

蒸気カットは「蒸気をためておくための水の入ったタンクがあるタイプ」と「蒸気の量を減らして炊飯するタイプ」の2種類が主流です。ただし、蒸気をためるタンクがついているものは、定期的な清掃が必要となります。

タンクなしタイプは、ご飯の炊き上がりがやや固めです。ただ、近年では蒸気レスでも、もっちりとした炊き上がりになるものもあります。

ほかの料理にも活用できる機能

炊飯器は、ご飯を炊くだけの機械ではありません。煮込みや蒸し料理などにも使えます。機種によってはパンやケーキなどを作るときにも活躍するでしょう。主食が麺やパンの日は、炊飯器でおかずを作るのもおすすめです。

離乳食のレシピを公開しているメーカーもあり、機能を活用すればご飯とおかずがどちらも作れます。機能がない炊飯器でも温めはできますが、調理機能つきの炊飯器ならメニューボタンを押すだけで簡単に時間や温度を調節できて便利です。

ボーナスでゲットしたい高級炊飯器

高価格帯の炊飯器は、値段のぶんだけ機能が充実しています。炊飯器にこだわるママは、ボーナスで高機能な炊飯器をゲットしましょう。

TIGER「JPG-S100」

内なべに「四日市萬古焼(ばんこやき)」の土鍋を採用しています。本格土鍋ご飯を炊き上げられる5.5合炊きの炊飯器です。土鍋は高火力でお米を一気に炊き上げて、うまみを閉じ込めます。

最高温度は約280度で、かまど炊きのような味わいを再現してくれるでしょう。「可変W圧力」も、お米をおいしくする機能です。

炊き上げと炊けた後の気圧調整によってお米の粘りやもっちり感が増し、引き締まったご飯になります。室温センサー付属で、保温時も最適な温度に保たれるでしょう。

「炊き分け機能」で、好みの食感に調節できるのもうれしいところです。「標準」を基準として、固めの「しゃっきり」とやわらかめの「もっちり」など5段階で選べます。

内なべの割れ保証は5年間継続し、途中でコーティングがはがれてきたときも対応が可能です。部品は3点で、普段のお手入れも簡単でしょう。

・楽天:JPG-S100

Panasonic「SR-VSX109」

50銘柄を炊き分ける機能を持ち、好みのブランド米に最適な炊き方を実現してくれます。複数の金属を組み合わせた「ダイヤモンド竈釜(かまど)」を採用し、熱伝導や断熱性を高めた仕様です。

大火力と気圧調節でお米が釜の内部でおどり、お米本来の甘みやもっちり感を引き出します。「パナソニック(Panasonic)」だけの機能も必見です。

米の鮮度に合わせた炊き方が自動で選ばれる「鮮度センシング」や、ご飯のうまみを閉じ込める「220度IHスチーム」などがあります。

炊き上がりの設定は、5種類です。「ふつう」以外のコースは3段階に調節できるなど、細かい好みにも応えてくれます。炊飯後の臭いを抑える自動お手入れ機能つきです。

・Amazon:SR-VSX109

ZOJIRUSHI「NW-KB10」

AI内蔵で、季節や状況に応じた炊き方に変化します。40時間程度おいしく保温できる「極め保温」が特徴的です。まほうびんなど保温機能に特化した「象印(ZOJIRUSHI)」ならではの機能といえるでしょう。

通常の保温以外に、ほかほかの状態を保つ「高め保温」が選べます。フタは2重構造で、ご飯の水分を逃しません。炊飯後のにおい残りを抑える「クリーニング機能」や部品数がわずか3点など、お手入れ簡単なところも魅力的です。

電力消費を抑える「エコ炊飯機能」や炊飯時の蒸気を抑えて結露を防ぐ「蒸気セーブメニュー」などもあり、使い勝手もよいでしょう。

・Amazon:NW-KB10

バランスのとれたミドルクラスの炊飯器

「価格も機能も重視したい」と考える人には、3〜4万円台の炊飯器がおすすめです。基性能は十分備わっており、独自機能がついている炊飯器もたくさんあります。

TOSHIBA「RC-10VSN」

5.5合炊きタイプで、内釜は「鍛造かまど銅釜」です。外側は銅、内側はダイヤモンドコートを採用し、かまどに近い炊き上がりをめざしています。

お米を真空状態にして給水する「一気ひたし」と、圧力炊飯によるふっくら炊き上げが特徴的な機種です。炊飯時間は通常の「白米コース」は約43分、一気ひたしで「かまど名人コース」を使うと約38分と、一般的なものよりも短時間で炊飯できます。

「お弁当コース」や調理コースなどが選択でき、目的に応じて炊き方を変えられるのも魅力です。お弁当コースで炊き上げたお米は、芯までしっかり吸水して甘みを引き出していることから、冷めてもおいしいご飯になります。

・楽天:RC-10VSN

三菱電機「NJ-XS108J」

四角いフォルムが特徴的な炊飯器です。内部に蒸気を回収するシステムが内蔵され、熱い蒸気は出てきません。小さい子どもがいる家庭では、やけどの心配も減るでしょう。

内釜は「炭炊釜」で、5層の金属製厚釜を2層の備長炭コートで覆っています。炊飯器の内側にも「胴回り炭コート」を施し、遠赤外線の力で熱を伝わりやすくしているのです。

超音波振動を起こし、お米に水が浸透しやすくなる「可変超音波吸水」などハイテク機能も搭載しています。炊き分けは13種です。「春夏モード」「秋冬モード」は、お米の収穫時期による水分量の違いを生かしながら炊き上げます。

・Amazon:NJ-XS108J

HITACHI「RZ-V100CM」

圧力をかけてから、スチームで蒸らす炊き方です。京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」が認める「外硬内軟(がいこうないなん)」をめざし、しゃっきりとしていながらやわらかいご飯に炊き上がります。

内釜は、約790gと軽量です。鉄とアルミを組み合わせた釜は大火力に対応し、カーボンフッ素加工は6年保証がついています。釜を軽量にしたぶん、本体内部に「全周断熱構造」を取り入れており、しっかり熱が伝わる仕様です。

保温中はオートスチーマーからスチームが発生し、最大24時間ご飯のパサつきを防ぎます。炊き分け機能や蒸気カット機能も便利です。

・Amazon:RZ-V100CM

ZOJIRUSHI「STAN. NW-SA10-BA」

スタイリッシュなデザインで、黒と白の2色から選べます。付属の「立つしゃもじ」もおしゃれです。白米はかため・ふつう・やわらかめと3種類の炊き分けができるほか、おいしく30時間保温できる「うるつや保温」機能も搭載しています。

強火で炊く「豪熱沸とうIH」が、お米の甘みやうまみも引き出してくれるでしょう。臭いが気になるときの「クリーニング機能」も完備されています。普段お手入れする部品も内ぶたと釜の2種類のみで、掃除が簡単です。

赤ちゃんがいる家庭におすすめの「ベビーごはん」メニューでは、数食分の離乳食を一気に作れます。付属のレシピブックを見れば、月齢に合ったメニューを用意できます。

・Amazon:STAN. NW-SA10-BA

BALMUDA「The Gohan」

東京発の人気ブランド「バルミューダ(BALMUDA)」はトースターなどの家電で有名ですが、独自性のある炊飯器も開発しています。

フッ素コート加工の内釜と耐熱性樹脂を使用した外釜の2重構造です。二つの釜を重ねたとき、空間ができるようになっています。外釜に水を入れて、蒸気で炊き上げる仕組みです。蒸気の力を使い、100度を超えないよう適度に加熱されます。

やさしく炊かれたお米はふっくらと仕上がり、香りやうまみもしっかり閉じ込められる構造です。保温機能は、あえてセットされていません。玄米・おかゆ・炊込モードがあり、ご飯をおいしく食べる工夫が凝らされた炊飯器です。

・Amazon:The Gohan

1万円台で買える。安くて優秀なコスパのよい炊飯器

「炊飯器にお金はかけられないけれどおいしいご飯は食べたい」と考えるときは、コスパにこだわったメーカーの商品を選択しましょう。ワンサイズ小さい炊飯器を購入し、冷凍ご飯やこまめに炊くなどで対処もできます。

アイリスオーヤマ「RC-IE50-B」

リーズナブルな価格設定ながら、31銘柄の炊き分け機能や、各種調理コースが設定されたIH炊飯器です。早炊きや省エネにも対応しています。無洗米と白米の炊き分けも可能です。

内釜は厚さが約3.1mmあり、しっかりお米に熱を伝えます。IHヒーター以外にフタにもヒーターが設置され、火力も十分です。

付属品も充実しており、計量カップは白米と無洗米用の2種、蒸し料理用のプレートやしゃもじもついています。コスパを重視しながら、おいしいご飯も求めるママにぴったりです。

・Amazon:RC-IE50-B

ZOJIRUSHI「NP-VJ10」

「象印(ZOJIRUSHI)」の上位機種と同じく、豪熱沸とうIHとうるつや保温機能を搭載しています。価格が安くても30時間の保温ができ、高め保温機能もセットされるなど充実です。

内釜は厚さ1.7mmの「黒まる厚釜」を採用しています。お米が対流しやすい丸底が特徴です。

ご飯の炊き上がりの硬さも3種類から選択でき、パンやケーキの調理コースも搭載されています。汚れがつきにくいクリアコートや外せる内ぶたなど、お手入れのしやすさも魅力です。

・Amazon:NP-VZ10

TIGER「JPF-A550」

「ご飯は1度に多く炊かない」という家庭なら、あえて3合炊きを選ぶのもおすすめです。高価格帯の炊飯器でも、3合炊きなら価格もリーズナブルに抑えられます。

JPF-A550は「タイガー(TIGER)」の他機種と同様に「剛火IH」と「5層遠赤特厚釜」を採用した炊飯器です。

「冷凍用ごはんメニュー」や「15分時短メニュー」などもあります。おかずの調理にも使える15分時短メニューのレシピは、普段の料理にも活躍するでしょう。冷凍用ご飯は吸水をしっかりすることで、ベタつかないおいしいご飯が炊き上がります。

・Amazon:JPF-A550

まとめ

炊飯器は、機種によって炊き上がりがずいぶん違います。様々な独自機能もあり、炊飯以外の調理や銘柄ごとの炊き分けなど細かい希望にも応えてくれるでしょう。

価格帯によって、機能の充実度は変化します。自分が求める機能を持った炊飯器を選んで、おいしいご飯を作りましょう。