人気の柔軟剤入り洗剤7つでラクしてハッピー。特徴と選び方は?

第60回 みんなが共感!ママのお悩み
柔軟剤入り洗剤は、洗浄力と柔軟効果を兼ね備えたアイテムです。従来の洗剤と同様に使えるため扱いやすく、家事時短にもつながるでしょう。数ある柔軟剤入り洗剤から、気に入るものを選ぶ方法を紹介します。成分や見た目、香りに注目してみましょう。

話題沸騰中の洗濯アイテム

衣類を肌触りよく仕上げてくれる柔軟剤ですが、投入の手間やタイミングを考えると少し面倒に感じている人もいるのではないでしょうか?

従来の柔軟剤に比べて扱いやすい「柔軟剤入り洗剤」は、家事時短にもつながることから人気を集めています。まずは、柔軟剤入り洗剤のメリットと特徴を整理してみましょう。

柔軟剤入り洗剤を使えば家事時短になる

柔軟剤入り洗剤の大きなポイントは、一般的な洗濯用洗剤と同じように使えることです。投入する回数が「1度」で済みます。忙しい朝の時間帯や仕事で疲れて帰ってきた日の夜など、少しでも洗濯の手間を省きたいときに助かるでしょう。

柔軟剤を入れるタイミングを気にしなくてよいため、扱いやすい点もうれしいポイントです。

洗剤と柔軟剤の効果を発揮できるの?

様々な商品があるため一概にはいえませんが、洗剤と柔軟剤を別々に使った場合と比較すると、多少洗浄力と柔軟効果が落ちることがあります。しかし、あくまでも染みついた頑固な汚れに対しての場合です。

特別に強力な洗浄力や柔軟効果を求めるなら別ですが、一般的な洗濯であれば効果を十分に感じられるのではないでしょうか?

柔軟剤入りの洗剤は洗剤の成分と柔軟剤の成分が時間差で溶けるように工夫されています。どちらの効果もベストなタイミングでしっかり引き出されるようになっており、洗い立てにふわっとやさしく香ってくれるでしょう。

粉末、液体、ジェルボールの3タイプ

柔軟剤入り洗剤は大きく分けて粉末・液体・ジェルボールの三つのタイプがあります。液体やジェルタイプの多くは中性洗剤です。

「粉末タイプ」は弱アルカリ性で、酸性の皮脂汚れなどに対して洗浄力が高くなっています。容量が多めで、コスパもよいでしょう。

「液体タイプ」は固形の粉末タイプに比べて水に溶けやすく、すすぎ洗いが1回で済みます。水量が少ない洗濯機でも、溶け残りしにくい点がメリットです。

近年注目を集めている「ジェルボールタイプ」は、適量が薄いフィルムに包まれています。個包装で計量の必要がなく、洗濯物と同時にジェルボールを投げ込むだけでOKです。

なかには「金属封鎖剤」を入れることで、中性洗剤ながら粉末洗剤に近い洗浄力のあるものも存在します。ただし、まだ種類が少なく、割高に感じるかもしれません。

使い道に合った成分か確認しよう

柔軟剤入り洗剤を選ぶ際は、使い道に合った成分が使用されているかをチェックしましょう。より洗濯物を真っ白に仕上げたい場合には「漂白剤入り」や「蛍光剤入り」がおすすめです。部屋干しの嫌な臭いを抑えたい場合は「除菌剤入り」がよいでしょう。

洗濯後の衣類は直接肌に触れるため、成分の刺激の強さにも注目します。心配であれば「無添加」や「低刺激の天然由来成分を使用しているもの」がおすすめですが、完全に刺激がゼロの洗剤はなかなか難しいものです。自分や家族の肌に実際合ったものを見つけましょう。

ドラッグストアの指名買いリスト

柔軟剤入り洗剤を多数チェックしたい場合は、ドラッグストアに足を運ぶとよいでしょう。なかでも、大手メーカーの柔軟剤入り洗剤は要チェックです。家庭用の洗濯洗剤を長年研究開発しているだけあり、優れた商品が多数販売されています。

P&G「ボールド ジェルボール3D」

ジェルボールタイプのなかでも、高い人気を誇る柔軟剤入り洗剤です。高い柔軟効果で衣服にシワがつきにくく、すすぎも1回で済むため家事時短に役立ちます。

水溶性のフィルムが使われているため、直接手に取って洗濯機に放り込むだけです。容器の周りに、液だれや粉がまき散ることもありません。

香りは「癒しのプレミアムブロッサム」と「爽やかプレミアムクリーン」二つのタイプがあり、それぞれピンクとブルーでパッケージが分かれています。

・Amazon:ボールド ジェルボール3D

花王「フレグランスニュービーズ フラワーリュクスの香り」

「粉末タイプの柔軟剤入り洗剤を使い慣れている」という人であれば、こちらの商品はいかがでしょうか?

「デオドラント効果」で汚れものの臭いを消臭し、花のようなみずみずしい香りで洗濯物を仕上げてくれます。洗い上がりの香りにもこだわりたい場合には、チェックしたいアイテムです。

蛍光剤は入っておらず、柔軟剤成分も天然由来のものを配合しています。淡い色や繊細な素材の衣類にもやさしい洗剤といえるでしょう。洗剤の溶け残りを防ぐため、すすぎは2回行うことが推奨されています。

・Amazon:フレグランスニュービーズ フラワーリュクスの香り

ライオン「香りつづくトップ」

液体タイプの柔軟剤入り洗剤で、溶け残りなく洗濯物もすっきり仕上がります。「消臭イオン」が配合されており、汚れをしっかり落とすと同時に汗や皮脂の悪臭を消してくれるでしょう。

柔軟成分も香り成分も、ともに植物由来です。「人工的な柔軟剤の香りが苦手」だという人も試してみてはいかがでしょうか?液体タイプのため、洗濯機周りやボトルの口への液だれに注意です。床や手についたときには、すぐに水でふき取りましょう。

・Amazon:香りつづくトップ

こだわり成分とおしゃれな見た目が魅力

日々の洗濯を少しでも楽しくするために、ひと味違った柔軟剤入り洗剤を選んでみることもよいでしょう。成分にこだわることはもちろん、おしゃれな容器に入った商品を選べば洗濯機周りの空間が華やぎます。

MIEUX LUXGEOUS「ホームクリーニング R」

スタイリッシュな見た目を求める人であれば、白と黒でデザインされたこちらの商品がおすすめです。一見柔軟剤入り洗剤とはわからないほどのシャープでおしゃれな容器のおかげで、洗濯機周りの生活感をぐっと抑えられるでしょう。

肌に触れる衣類に使うからこそ、成分にもかなりこだわっています。加水分解コラーゲンなどの潤い美容成分やセラミド・スクワランといった高級美容成分を配合している点が特徴です。天然由来成分配合で、洗濯物もふんわり仕上がります。

・Amazon:ホームクリーニング R

NatureLab「LAVONS 柔軟剤入り洗剤 シャイニームーン」

現在4種類ある香りに合わせて、4タイプのカラーデザインで販売されています。シックな空間にマッチするネイビーやホワイトのほか、温かみのあるクリームやピンクのカラーがあり、好みに合わせて選べる点がうれしい商品です。

蛍光剤・漂白剤・着色料は加えず、植物由来成分のみを洗浄成分としています。洗浄力も柔軟効果もしっかりあり、毎日の洗濯が楽しみになるでしょう。

・Amazon:LAVONS 柔軟剤入り洗剤 シャイニームーン

子どもの衣類と一緒に洗うなら無香料タイプなど

子どもの衣類に使う柔軟剤入り洗剤を選ぶ場合は、無香料タイプがおすすめです。人によって香りの好みは異なりますが、特に子どもは強い香りになれていないことが多いでしょう。

強い人工的な柔軟剤の香りを感じると、気分が悪くなってしまうかもしれません。ここでは「無香料タイプ」の柔軟剤入り洗剤を見ていきましょう。

シャボン玉石けん「シャボン玉スノール」

無香料に加え、蛍光増白剤や着色料、酸化防止剤などの合成界面活性剤を使用していない液体タイプの洗剤です。洗濯用洗剤ですが「液体洗濯石けん」と呼ばれるもので、ベビー服も洗えます。

全自動洗濯機にもドラム式洗濯機にも使用できるため、様々な家庭で使用可能です。ふんわりとやわらかい仕上がりとなる点が人気を集めています。

・Amazon:シャボン玉スノール

コアラックリーナー「衣類の洗濯 ランドリーボトル」

「天然レモンアロマエッセンス」が配合されているにもかかわらず、洗濯後には無臭に仕上がる特徴的な商品です。洗濯中にのみ爽やかで心地よい香りを楽しめますが、洗濯物が乾燥すれば嫌な臭いとともに香りが飛ぶ仕組みとなっています。

漂白剤や蛍光剤、染料などの化学薬品は一切使用せず、植物由来成分の界面活性剤使用です。「コロイド活性機能」で分解した汚れを素早くコーティングし、衣類への再付着を防いで洗浄します。

・楽天:衣類の洗濯 ランドリーボトル

まとめ

柔軟剤入り洗剤は、洗濯時の手間を省いてくれる便利なアイテムです。柔軟剤成分のおかげで、肌触りも香りも心地よく仕上がります。今使用している洗剤と柔軟剤から乗り換えるかどうかを検討している人は、試してみてはいかがでしょうか?

成分や機能に注目して、自分や家族にとってお気に入りとなるアイテムを見つけましょう。