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ジェットコースター事故再び リスクの高い遊戯施設を調べる方法はあるもの?
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4月3日の10時55分頃、三重県桑名市にある「ナガシマスパーランド」のジェットコースターが、滑走前の上昇中、高さ約30m付近で15分間停止というトラブルが発生。安全装置の作動によるものであり、乗客7人にけがはなかったようですが、聴くだけでヒヤっとします。

●ジェットコースターの事故ってどのくらい発生するもの?

こういうことが起きると、ジェットコースターに乗るのが少々怖く感じるもの。事故の発生はレアだとは思うけど、はたしてどのくらい発生しているものなのでしょう? 直近5年間に発生したジェットコースターの事故を調べることに。

直近では、2012年には事故が頻発。
4月、富士急ハイランドでジェットコースター「ええじゃないか」の走行中、ボルトが落下し、地上を歩いていた女性客が負傷する事故が発生。5月には東京ディズニーシーの「レイジングスピリッツ」で安全バーが上がった状態のまま発進。男性が軽傷を負う事故が。6月、軽井沢おもちゃ王国で「ドラゴンコースター」から男児が転落。重傷を負っています。

その後も、2013年から2016年まで、年に数件はこうした事故が発生している様子。日本の遊戯施設の安全基準は、建築基準法によって定められているものの、点検や保守保全に関しては各遊園地に任せざるを得ない状況。2007年に大阪府の吹田市エキスポランド「風神雷神II」で発生した事故は、走行中の車軸の折れが原因であり、金属疲労によるものでした。また、JISによって定められている深傷試験(たんしょうしけん:金属部品などに生じた細かな傷や亀裂を見つける非破壊検査のこと)が行われていなかったことが事故後に判明し、大きな問題となりました。
ナガシマスパーランド
 

●ジェットコースターの事故調査報告書は国土交通省で調べられる

大阪府吹田市のエキスポランドで発生した事故後、国交省が全国のコースター型遊具の点検状況を調査したところ、約4割が探傷試験を実施していないことが明らかになりました。その事故からちょうど10年。保守保全を担う各事業者の安全に関する意識が高まっていれば良いのですが、保守・保全のリアルな実情を一般の私たちが知ることは、残念ながら難しそうです。

せめて、事故の発生状況だけでも把握しておきたい。そう感じた人は、国土交通省のウェブサイト内、社会資本整備審議会のコーナー「遊戯施設の事故」が便利。これまでに調査終了した国内の事故調査報告が公表されています。お出かけ前にもし不安を感じたら、一度事故発生状況を調べてみましょう。
(文・団子坂ゆみ/考務店)

参考 国土交通省ウェブサイト http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000055.html
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