語源は「きらい」なこと
気分の良し悪しを表す言葉として使われる「きげん」は、「ごきげん」「ごきげんよう」など、「御」の字を頭に付けると晴れやかな状態を表現するようになります。
気になる正解は・・・こちら↓
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語源は世間一般の人が嫌うという意味の仏教用語だったため、「嫌」という文字が使われていて、好ましくないことをさしていました。「き」の字も「そしる」という「譏」を使っていたものが現在の「機」に代わり、感情を表す言葉になったそう。
「機嫌」だけの場合は気分が良い・悪いを明確にすることはできませんが、「御」や「上」が付くと快い表現に、「斜め」などが付くと不快な表現に変化しますから、「嫌」という文字が使われているにもかかわらず、完全にニュートラルな意味の言葉のようです。