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高い感染力で20代前半女性に急増 「梅毒」ってどんな病気?
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国立感染症研究所によると、2017年3月26日までに報告された2017年からの患者数は1013人にのぼるといいます。現在梅毒の感染報告数は、1999年以降最多となった昨年同時期の1.3倍となっており、過去もっとも早いペースで増えているそう。厚生労働省の『梅毒に関するQ&A』にもとづき、梅毒とはどのような病気なのか、調べてみることに。

高い感染力で20代前半女性に急増 「梅毒」ってどんな病気?
 

そもそも梅毒ってどんな病気?

梅毒は、「梅毒トレポネーマ」とう病原菌が原因の性感染症。ほかの性感染症に比べ、感染力が極めて高く、梅毒に感染した人との性行為で感染する可能性は1回で15~30%とも言われており、その感染力の強さゆえ、性交渉以外でも感染する可能性があるようです。

梅毒に感染したと気づかずにそのまま放置したり、検査や治療が遅れたりすると、最終的には脳や心臓に重大な合併症を起こす可能性があるため、病院に通い治療することが重要。また、妊娠中に梅毒に感染してしまうと、胎児にも影響する可能性があり、胎児に梅毒が感染したり、最悪の場合、流産につながる危険もあるのです。

梅毒はどうやって移る? 症状は?

梅毒は、感染した部位と皮膚や粘膜が直接接触することが、感染するおもな原因と考えられています。つまり、性行為をした相手が梅毒を持っていた場合、自分も感染してしまう恐れ大。

予防には、避妊具がある程度の効果を発揮しますが、避妊具で覆われていない部分や口のなかの粘液などからも感染することがあり、キスや、コップの回し飲みで感染してしまうこともあるため、避妊具を使用していたら安全…というわけではありません。

梅毒に感染すると、感染後約3週間後、感染した部位にしこりができたり、またの付け根のリンパ節が腫れたりします。痛みがないことが多いため、そのまま気付かないことも。症状が出てからしばらくすると、自然に軽快するものの、体内には病原体がいなくなったわけではないため、梅毒をほかの人に移してしまう可能性も。梅毒の症状を進行させないためにも、できるだけ早期の治療がとても重要。

治療をせずに、感染後数カ月放置すると、手のひらや足の裏、体全体にうっすらと赤い発疹が現れることがあります。この発疹も数週間で消える場合があるのですが、抗菌薬で治療をしない限り梅毒の病原菌は体内に残り続けます。

梅毒の検査と治療法

梅毒に感染しているかどうかは、医師による診察と血液検査により判断されます。しかし、梅毒感染から最初の数週間は、血液検査をしても梅毒の陽性反応が出ないこともあるので、感染してから3週間程度期間をあけて、検査をする必要があるようです。

梅毒に感染していると診断されたら、医師に処方された抗菌薬を内服し治療を行うのが一般的。医師が治療を終了とするまでは、処方された抗菌薬を確実に飲むことが重要です。また、梅毒の感染を拡大させないために、医師が安全と判断するまで、性交渉を控えましょう。

厚生労働省によると、近年は20代前半の女性の感染が増えているのだとか。感染していても症状がわかりづらく、無自覚のまま放置してしまうことも多い梅毒。パートナーが梅毒に感染して、自分も感染してしまう。また、性交渉以外でも感染する可能性も少なからずあるため、体に前述のような症状が現れたら、パートナーとともに病院に行き、検査を受けた方がいいかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)

参考 梅毒に関するQ&A|厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html
本記事の内容は以下サイトを一部参考にしています
梅毒に関するQ&A|厚生労働省
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