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「月1回のクリーニングは不必要」歯の予防は●●すればOK!

第4回 インプラントは危険?抜け抜け詐欺に要注意!
「毎月1回は歯のクリーニングに来てくださいね~」美人歯科衛生士さんに、爽やかな笑顔でそう勧められている人は要注意! 歯科治療のタブーに触れた『やってはいけない歯の治療』(KADOKAWA)の著者「サイトウ歯科医院」院長・斎藤正人氏が、本当に必要な歯の予防法を伝授。誤った知識を赤裸々に紐解く。

●口臭予防にも!大事なのは歯茎のマッサージ

「だいたい“1カ月に1度、クリーニングに来てください”という歯医者さんは、再診料が目当てだと思った方がいいですね。クリーニング代は、歯科衛生士さんのお給料を捻出するいい治療項目であるとも言えます。歯科医院で行う歯のクリーニングは、半年に1度で十分だと思いますよ」(斎藤氏 以下同)

自宅で行う歯みがきについても、必ずやってほしいことがあるという。

「歯みがきは、最低限1日1回、就寝前に丁寧に磨くことができていれば問題ありません。磨く回数よりも、食べ物のカスをつけたまま就寝してしまうことの方が大変危険で、虫歯への効果はてきめんに現れます。また、歯周病に効果的なのが、歯茎のマッサージです。歯茎と歯茎の裏側を、円を描くようなイメージで、指や歯ブラシを使って丁寧にマッサージしていきます。歯茎のマッサージを行うことで血行が良くなり、歯周病菌が嫌いな“酸素”を大量に送り込むことができるので、できれば毎食後、1日1度でもいいので積極的に行いましょう。歯茎マッサージは、口臭予防にもつながります」

マッサージ

●歯ブラシや歯みがき粉は何でもOK!

歯みがき粉や歯ブラシに、特別なこだわりを持つ必要はないという。

「しっかり磨けて、歯茎マッサージさえできていれば、特に高い歯みがき粉や歯ブラシは必要ありません。気になる部分だけフロスを使ってもいいと思いますが、無理にすべての溝に通す必要もありません。フロスがもったいないという方には、輪ゴムがおススメです。けっこう食べかすが取れるんですよ」

歯科で行うホワイトニングは、一定の効果はあるものの、あまりおすすめできないと語る斎藤氏。

「クリニックで行うホワイトニングは、様々な機器や薬剤を使うので一定の効果が期待できますが、維持するためには定期的な通院が必要となります。ドラッグストアなどでも、ホワイトニングのセルフケア商品が発売されていますが、歯の表面を消しゴムのように削る商品はあまりおすすめできません。歯は皮膚の一部です。ホワイトニングは歯をもろくし、潤いを失くしてしまうので、私は原則おすすめしません」

様々な情報が流れ、ドラッグストアでは、マウスウォッシュやフロスなど、歯のセルフケア商品もたくさん売られている昨今。人間誰もが、歳を追うごとに「少しでもいいものを…」と考えがちだが、歯の予防はいたってシンプル! 1日1度、念入りに歯を磨き、歯茎マッサージを行うことだけを念頭に置いて、毎日地道に続けること。これさえ守っていれば、80歳になっても自分の歯を維持することができるのかもしれない。

(取材・文/吉富慶子)

お話をうかがった人

斎藤正人
斎藤正人
サイトウ歯科医院院長
1953年東京生まれ。都立日比谷高校、神奈川歯科大学大学院卒業。サイトウ歯科医院院長。歯科保存学、歯内療法学博士。長年「歯を抜かない」を治療方針に掲げ多数の患者を救ってきた。ブログ「抜かない歯医者のひとりごと」主宰。(撮影/吉場正和)
1953年東京生まれ。都立日比谷高校、神奈川歯科大学大学院卒業。サイトウ歯科医院院長。歯科保存学、歯内療法学博士。長年「歯を抜かない」を治療方針に掲げ多数の患者を救ってきた。ブログ「抜かない歯医者のひとりごと」主宰。(撮影/吉場正和)

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最近、やたらと歯を抜きたがる歯医者やインプラントを勧める歯医者が増えているという。 歯医者が増えすぎたためにどこも経営が苦しく、過剰な治療に走る傾向があるのだ。 現役歯科医が不必要な歯科治療を一刀両断!
最近、やたらと歯を抜きたがる歯医者やインプラントを勧める歯医者が増えているという。 歯医者が増えすぎたためにどこも経営が苦しく、過剰な治療に走る傾向があるのだ。 現役歯科医が不必要な歯科治療を一刀両断!
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