赤・黄・青・紫 一面一色の景色を味わえる国内スポットはこんなにたくさん!

第860回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
GW、すでにあれこれお出かけを済ませましたか? 今年特に注目されているのが茨城県のひたち海浜公園。この時期、同公園にはネモフィラが一面に咲き、眺める角度によっては空との境界線が見えなくなるくらい一面のブルーを楽しむことができます。

一面の緑色といえば山、一面のピンクといえば桜があるけど、他にもこうした一面同じ色を楽しむことができるスポットは国内にもあるものなのか、調べてみることに。

ネモフィラ

●一面黄色を楽しみたいなら 大規模ひまわり畑

宮崎県高鍋町の染ヶ岡地区では80ヘクタールの敷地に1100万本のひまわりが咲く姿を見ることができます。この広大な土地は、従来はキャベツ畑として利用しているもの。ひまわりは景観のほか、緑肥(栽培した植物を収穫せず田畑の土にいれて耕すことで肥料にすること)として育てられているのだそう。見ごろは8月の初旬から中旬。

●一面赤色を楽しみたいなら 約500万本の彼岸花

埼玉県日高市にある巾着田曼殊沙華公園は、秋の季節になると、約500万本の彼岸花が咲く名所として知られています。咲いている期間は9月中旬ごろから10月初旬まで。彼岸花の開花する期間は短いため、お出かけの際には事前にネットや電話で調べて行くが吉。

●一面紫色を楽しみたいなら 約5万株のラベンダー

群馬県沼田市にある玉原高原は、夏季になるとたんばらラベンダーパークとして営業。一面にラベンダーが咲き、多くの観光客でにぎわいます。株数は約5万。高原のさわやかな風がラベンダーの香りを運んで気分をリフレッシュさせてくれますよ。ラベンダーを楽しむことができるのは、7月から9月上旬にかけての期間。時期に応じて、咲く品種は変わるそうです。

他にも、探してみると、千葉県富津市の「マザー牧場」ではキバナコスモスが一面オレンジに、富山県の富山市呉羽地区では梨の花によって一面が白色になるなど、一面一色を楽しむことができるスポットは国内にもたくさん。あなたの好きな色を楽しめるスポットも見つかるかもしれませんよ。
(文・七色坂ゆみ/考務店)