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子どもの推計人口発表!少子化でこれからの生活はどうなる?
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5月4日、総務省統計局はこどもの日に合わせ「子どもの推計人口」を発表しました。発表によると、15歳未満の子どもの数は36年連続で減少。前年と比べて子どもの数が増えたのは東京都だけという結果でした。しかし東京都も子どもの割合は11.3%と、全国で4番目の低さに…。一方子どもの比率が17.2%と圧倒的に高かった沖縄は、現在子どもの貧困率が高いと言われており、比率が高いからと素直に喜べる状況ではないようです。

●なぜ少子化は進んでしまったのか

少子化の原因は色々と言われていますが、大きな原因としては「未婚率の上昇」と「出生率の下落」が良く取り上げられます。結婚をしなくなった原因としては、生活の価値観の変化で、結婚をしていなくても特に変わった目で見られなくなったり、そもそも結婚という社会システムにメリットを感じられない人が増えていることが大きいと思われます。

結婚できたとしても、長引く不景気により何人も子育てをするだけのお金の余裕が無かったり、現在の日本の企業のシステムが、未だに子どもを育てながら働くには充分とは言いづらいという問題に突き当たります。このような問題を抱えていては、子どもを何人も作る気になれないという夫婦が増えてしまうのも、仕方ないのかもしれません。
親子
 

●このまま少子化が進むとどうなる?

子どもが減ることは、芋づる式に他の問題へと繋がっていきます。すぐに直面する問題としては、子どもを育てづらい社会になることです。子どもが減れば学校も合併や廃校になり、遠くまで通学する必要ができたり、習いごとをする場所や、子連れで入れるお店なども減ってしまいます。

さらに子ども達が働く世代になると、労働力の不足が深刻化します。企業は資金があっても働き手が足りたいため、事業の拡大がしづらくなり、景気はいつまでも上向きにならず、海外の投資家も日本の企業を避けるようになってしまうかもしれません。

最終的には人口の多い高齢者は亡くなっていってしまうため、一気に人口が減少してしまいます。そうなると、国民全体で負担を分割していた税金や、インフラの一人当たりの負担が高くなります。高額な税金と、相次ぐ水道や電気料の値上げ、人手と予算が不足して、整備が追いつかない道路や駅は荒れ果ててしまう…そんな未来が待っているかもしれません。5月1日、高知県の大川村では村議会議員のなりての不足から、議会そのものを廃止して有権者が直接予算などの議案を審議する町村総会の設置検討を始めることが伝えられました。大川村は人口400人で65歳以上の高齢者は42%あまり。過疎化と高齢化が進むと、こうした地方もより増えていくことでしょう。

今は直接の影響を感じづらい少子化の問題。特に現代は価値観の多様化で、子どもを持たない人生を選ぶ人も多くなっているようです。でも10年先、20年先には少子化の恐ろしさを嫌と言うほど実感している世の中になってしまっているかも…?
(文・姉崎マリオ)
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