今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

第4回 スマホで赤ちゃんの写真をうまく撮る方法
毎日どんどん成長していく赤ちゃん。かけがえのないワンシーンをキレイに撮影して残しておきたいですよね。そこで、その時期だからこそ撮影して残しておきたいシーンや表情について、雑誌や書籍で活躍中のフォトグラファー・矢部ひとみさんにアドバイスいただきました。

今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

お友達と一緒に撮る

ひとりで撮影するのではなく、友人の子どもと一緒にいる時の表情もひとつのポイント。「小さな赤ちゃん連れのママ友と遊ぶとき、赤ちゃん同士を横に並べて撮影する機会がありますよね。赤ちゃん同士は横に並んでいるだけでも十分かわいいし、偶然のふれあいが絵になることもあります。下の例では、お友だちの肩に手をポンポンと添えて何かおしゃべりしているみたいです。会話を想像して吹き出しのように添えるのも楽しいですよ」と矢部さん。

今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

泣き顔だって良い記念

普段は困ってしまうような、赤ちゃんのギャン泣きシーンも名シーンになると矢部さん。「泣いている赤ちゃんを目の前にすると、あやすことに必死で撮影どころじゃないかもしれませんね。でも、これがかわいいんです!撮影はすぐに終わらせて赤ちゃんをぎゅっと抱きしめてあげてくださいね!」(矢部さん)

今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

ブレを生かす

最後に矢部さんは、「いろいろと撮影ポイントをお話してきましたが、細かいことを気にするよりも、とにかくたくさん撮影してみてください(笑)。ブレちゃっても大丈夫。そのブレがかえって効果的な場合もあるものです。激しく動き回る写真だって、臨場感があって素敵です。毎日成長していく赤ちゃん、一日いちにちが愛おしいですよね。たくさん撮影して、写真を楽しんでいきましょう」と、表情の発見には、とにかくたくさん撮影することが大切と話します。たくさん撮影して、我が子のベストショットを見つけましょう!

今のうちに撮るべき赤ちゃんの表情は

(文・今井美由紀/Neem Tree)

矢部ひとみ
矢部ひとみ
フォトグラファー
アシスタント、社員カメラマンを経て、現在はフリーランスとして雑誌・広告・書籍を中心に活動中。朝霧JAMのキッズランドにて自然と音楽の中の子どもを被写体とした野外写真展「kodama」等、多方面で活躍。子どもたちの自然な表情や動きをどこまでもやさしくあたたかな眼差しで切り取る写真に定評がある。その他、イベントでママ向けの写真のワークショップを行うなど日常的にママたちと出合う機会を多く持つ。4歳の男の子のママ。
アシスタント、社員カメラマンを経て、現在はフリーランスとして雑誌・広告・書籍を中心に活動中。朝霧JAMのキッズランドにて自然と音楽の中の子どもを被写体とした野外写真展「kodama」等、多方面で活躍。子どもたちの自然な表情や動きをどこまでもやさしくあたたかな眼差しで切り取る写真に定評がある。その他、イベントでママ向けの写真のワークショップを行うなど日常的にママたちと出合う機会を多く持つ。4歳の男の子のママ。