上野動物園のパンダ・シンシンが出産!ところで歴代の名前知ってる?

第943回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
6月12日午前11時52分に、上野動物園(東京都)のジャイアントパンダ・シンシンが赤ちゃんを出産。同園では5年ぶりの赤ちゃん誕生ということもあり、すでにネット上では「ヨンヨン」、「デンデン」、「シトシト」、「ヤンヤン」など、赤ちゃんの名前が話題になっています。

歴代パンダの名前って覚えてる?

シンシンの赤ちゃんパンダの名前も気になるところですが、歴代パンダの名前ってなんとなくでしか覚えていないという人も少なくないはず。そこで、上野動物園の歴代パンダについて調べてみました。

まずは、初代パンダ。同園にはじめてパンダがやってきたのは1972年。オスのカンカン(康康)と、メスのランラン(蘭蘭)の2頭です。その後は…

・ホァンホァン(歓歓)1980年
・フェイフェイ(飛飛)1982年
・チュチュ(初初)1985年
・トントン(童童)1986年
・ユウユウ(悠悠)1988年
・リンリン(陵陵)1992年
・シュアンシュアン 2003年
※年数は来園年月。チュチュとトントン、ユウユウは同園生まれのため、誕生年月です

という順番に。現在同園にいるのは、今回の出産で話題になっているシンシンとリーリーの2頭。ちなみに、日本ではじめて生まれたパンダであるチュチュは、生後43時間の短命でした。実は、パンダの飼育は難しいようで、チュチュのように生まれてもすぐに死んでしまうこともあります。

シンシンも2012年に初産しているのですが、生まれた赤ちゃんは生後6日後に肺炎で死亡。そのため、今月12日に生まれた赤ちゃんが元気に育つまで、同園の飼育員は気が抜けないのが実情かもしれません。

上野動物園のパンダ・シンシンが出産!ところで歴代の名前知ってる?

シンシンとリーリーはレンタルだから赤ちゃんも返却する可能性

出産のニュースはうれしいものの、親であるシンシンとリーリーは、東京都が中国からレンタル方式で借り受けているもの。そのため、今回生まれた赤ちゃんの所有権も中国側にあるそう。親の2頭は、レンタル期間が10年と定められていて、赤ちゃんは満24カ月という決まりがあるのだとか。

中国への引き渡し期間があるのはさびしいものですが、すくすくと元気に育つ姿を見守りたいですね。
(文・山手チカコ/考務店)

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