メディア個別 出産で大事なのは、「自分らしさ」より「ママと赤ちゃんの安全」 | カラダのキモチコラム | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
出産で大事なのは、「自分らしさ」より「ママと赤ちゃんの安全」 

出産で大事なのは、「自分らしさ」より「ママと赤ちゃんの安全」
~カラダのキモチコラム~

インターネットで簡単に情報を集められる時代ですが、インターネットには古い情報も含まれていますし、出産経験者の話などには素人判断の間違った情報も少なくありません。また母体や胎児のことなど、本当に心配なことはインターネットで […]


妊娠が確定したら、いよいよマタニティライフのスタートです。「どこで産むのか、どんな出産にしたいのか…」など、妊娠初期には出産に向けて決めることがたくさん!そこで優先するべきことは何なのか?を考えながら進めていきましょう。

| 出産場所はどう選ぶ? |

妊娠が分かったら、早めに産科を決めるとよいでしょう。「まだ早い」と思うかもしれませんが、人気の施設や産婦人科が少ない地域では、初期の段階でも出産の予約がとりにくくなることも多いようです。
産科選びの際、選択肢として挙げられるのが「①大学病院や周産期センター、②総合病院、③個人病院、④助産院、⑤自宅」。近頃では人生で数回しかないビッグイベントとして、出産に「自分らしさ」や病院以外での「自然なお産」にこだわりたい!という声も耳にします。出産のあり方は地域や時代によって様々ですから、「正しいお産の仕方」などはなく、病院でのお産は不自然でその他は自然、というような定義もありません。実際、いざという時に陣痛促進剤の使用や帝王切開などの医療介入ができない助産院や自宅での出産は、わずか1%。

99%が病院で出産しています。助産院で産みたい希望があれば、安全性の高い「院内助産院」がおすすめ。病院の中にありながらも、できるだけ医療の手を介入しないお産をすることができるでしょう。
いざという時に対応できる設備や医師、助産師がいる環境で出産に臨めると、赤ちゃんにとってもママにとっても安心ですね。そして持病などのリスクがある場合は、産婦人科以外の診療科もある大学病院や周産期センターがよいでしょう。出産において最も大切なのは、「母子共に安全である」ということ。出産が命がけであることは、昔も今も同じです。できるだけ自身の力で元気な赤ちゃんを産めれば理想的ですが、出産間際まで順調な経緯であっても、どのようなお産になるかは終わるまで誰も分からないのです。
その他、次のような特色も考慮のポイントになります。

分娩姿勢を選べるか 無痛分娩はできるか ベビーフレンドリーホスピタル(※)

※ベビーフレンドリーホスピタル…ユニセフとWHOが推奨する「母乳育児を成功させるための10か条」を実践している病院。完全母乳を目指す人に向いているが、母乳の出が悪い場合、施設によってはつらいこともあるのでよく検討を。

| 「バースプラン」を考えよう |

そして、「いいお産だった」と思えるためには自分が納得できることが大切。そのためのお産に対するイメージを整理するのが「バースプラン」です。産科の設備や方針には違いがあるので、希望するお産のスタイルや陣痛室でしたいこと、入院中の過ごし方など、どんなお産にしたいかという要望や不安などを書き出して、優先順位をつけて相談しましょう。ただし「陣痛促進剤は使いたくない」、「吸引分娩はしたくない」といった医療行為に対する要望は、希望通りにいかないことがあります。これらはママと赤ちゃんの安全のために、医師が必要と判断した場合に行うものだからです。繰り返しになりますが、お産で最も大事なのは「母子の安全」ということを忘れないでください。

| 立ち会い出産は絶対必要? |

一昔前まで「産室は男子禁制」でしたが、今は立ち会い出産が主流になりつつあります。しかし男性としては「正直こわいから外で待っていたい」という人や、「タイミングが合わず立ち会えなかった」という人もいますし、女性の方が抵抗を感じることだってあります。「父親が立ち会うと育児に積極的になるのでは」という理由で立ち会いを希望する女性が多いようですが、必ずしもそうとは限りませんし、「立ち会えなかったから愛情が薄くなる、育児を手伝ってくれなくなる」と心配することもないのです。出産に立ち会うかどうかは夫婦の考え方次第。「絶対」ではないことを知った上で、まずは夫婦で説明を聞き、お互いの気持ちをよく話し合って決めましょう。

| 妊娠中の心配事は、医師や助産師に直接相談を! |

インターネットで簡単に情報を集められる時代ですが、インターネットには古い情報も含まれていますし、出産経験者の話などには素人判断の間違った情報も少なくありません。また母体や胎児のことなど、本当に心配なことはインターネットでいくら調べても解決しないものです。妊娠中の不安や疑問はどんな小さなことでも、妊婦健診で診てくれている医師や助産師さんに直接質問しましょう。忙しそうだからと遠慮しないでくださいね。医師や助産師との信頼関係が安心への近道と心得、まずは挨拶からコミュニケーションをとってみましょう。

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