メディア個別 コロナ離婚回避へ!夫婦の会話5つのルール | パパコミ | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

コロナ離婚回避へ!夫婦の会話5つのルール

第139回 パパコミ

かつてはもっと長く一緒にいたいと思っていたはずの妻と夫。ですが、仕事に子育てに追われてそれぞれで過ごす時間が多くなったために、急に一緒にいる時間が増えるとどうしたらいいかわからなくなることもあると思います。在宅勤務などで時間が増えた夫婦の会話で気をつけた方がいいことについて、アドラー式子育ての熊野英一さんにアドバイスをうかがいました!

在宅勤務は夫婦の危機!?

パパコミ読者の皆さん、こんにちは。アドラー式子育てをお伝えしている、株式会社子育て支援 代表取締役の熊野です。

新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発令された結果、多くのご家庭でパパは在宅勤務、子どもたちも保育園・幼稚園が休園となり、家族でともに過ごす時間がとても増えていることと思います。

「家族と一緒の時間が増えて、嬉しい!」「子どもの成長を日々実感できる!」「夫婦の絆が強まった!」など、今回の状況をプラスに捉えている方もSNSなどでたくさん見つけることができますが、一方で、「コロナ離婚」などというキーワードがネット上で話題になるなど、夫婦がせまい空間に長時間一緒にいることで、関係が悪化するようなケースも出てきているようです。

今日は、在宅勤務(テレワーク)で長時間、夫婦が自宅で時間を過ごす場合に、気をつけておきたいポイントについてお話ししたいと思います。

大切なのは「ありのまま」でいること

最近の組織論関連の研究では、組織の生産性向上のためには、チーム内の誰もが自分を取り繕う必要がなく「ありのままの自分」で職場に来ることができ、互いの弱点を見せ合っているのでお互いに助け合う関係性ができているような、「心理的安全性」を確保することが有効だという統計データが出てきています。

これは、会社のようなチームだけではなく、夫婦というチームにも言えることだと思いませんか?だって、チームのメンバーである夫婦が、本音を言い合えなかったり、お互いに権力争いをして勝ち負けを競ったり、うまくいかないときにサポートしあったりできないとしたら?家庭に良い時間が流れるとは、思えません。

夫婦の間で、相互に「どこか、こちらの期待に応えてくれないような欠落点があるのでは?」と、不審な気持ちで相手を見れば、いくらでも怪しいところが目につくものです。心の底から信頼し合い、愛し合う夫婦を目指すのであれば、夫婦に「タテの関係」や競争的な関係を持ち込むことはオススメできません。

もし、こちらが相手の欠点を探すようなことをすれば、かならず、相手も仕返しをしたくなるものです。これでは、夫婦に笑顔は生まれません。

もう一度、あの頃に戻るための5つのルール

英語圏の国には、このような格言があるそうです。

Happy wife, Happy life.
―幸せな人生を求めるなら、まず妻を幸せにせよ。

笑顔あふれる夫婦を目ざすパパのための鉄則、といえそうです。

親しき仲にも礼儀あり。
せっかく長時間一緒に過ごすことができる機会なのですから、ここで仕切り直し、改めて、夫婦間でコミュニケーションのルール、マナーについて整理し、合意形成を図ってはいかがでしょうか?ルールを設定し、お互いに守ることができたら、余計なストレスは激減すると考えられます。

そこで今回は夫婦のコミュニケーションを円滑にする5つのルールを紹介します。

① あいさつはしっかり

おはよう、いただきます、ごちそうさま、ありがとう、ごめんなさい、おやすみなさい、など、あいさつをする。目を見て、ハグをしながら、など言葉+ボディ・ランゲージが加われば、尚良し!

② 相手の状況を考える

すぐ近くにいる、家にいる、食卓やソファーに座っている、からと言って、何もしていないわけではない。仕事をしていたり、何か考え事をしているかもしれない、と相手の状況に少し配慮をしてみましょう。

そうすれば「いま、ちょっといい? ○○について話したいんだけど、△△分くらい時間取れそうなところある?」というような、相手をおもんぱかった声かけができるはずです。おそらく、仕事の関係者であれば、自然にそうした振る舞いはできているのでは?そうしたマナーを夫婦間にも適用してみましょう。

③ 目的などは最初に伝える

今、この会話は、「ただ、話を聞いて欲しいだけなのか?」「解決策のアドバイスを求めているのか?」「自分の考えにOKと後押しをして欲しいのか?」何を目的にしているのかを、最初に伝えましょう。

共感ファースト。
共感とは、相手の目で見て、相手の耳で聴いて、相手の心で感じてみることです。相手の意見に同意するかどうか、とは別の問題であることを、お互いに認め合いましょう。夫婦といえども、別人格。お互いの意見は異なるかもしれませんが、いきなり議論を戦わすのではなく、まず、相手に共感をしてみるという作業を端折らないようにしましょう。

④ 戦わない

仮に意見が異なったとしても、戦わない。夫婦は敵ではなく、チームのメンバー。勝ち負けを競うのではなく、仮に意見が異なったとしても、同じゴールを目指しているはず。そのゴール(例えば、子どもの自立・成長、とか、健康的な食事、とか、合理的なお金の使い方など)を明確にでき、共有できたら、そのゴールへの到達経路に関しては、お互いに自由を担保しましょう。

⑤ 思いやりの声がけ

いつも、「何か困っていることはない?」「私にできることはある?」と、お互いに思いやりの声がけをしてみよう。きっと、相手も同じような気遣いをしたくなるはず。

いかがでしょうか?
急にやろうとしてもなかなかできないところもあるかもしれませんが、世の中が劇的に変化している今だからこそ、チャンスとも考えられます。

ぜひ、参考にしてみてください!

熊野英一

株式会社子育て支援 代表取締役
アドラー心理学会 会員
アドラー心理学に基づく「相互尊敬・相互信頼」のコミュニケーションを伝える親と上司の勇気づけのプロフェッショナル。

全国での多数の講演や「日経DUAL」「朝日おとうさん新聞」などでのコラム執筆を通して活発な情報発信も行う。保育施設立ち上げ・運営、ベビーシッター事業に従事。2012年、日本初の本格的ペアレンティング・サロン「bon voyage 有栖川」をオープン。

株式会社子育て支援

配信元

papacomi
パパコミ
「パパコミ」は、0歳~6歳の子どもをもつパパや、そんなパパたちを応援するママを対象にした情報サイトです。未来を担う子どもと、子育て中のパパ・ママを「元気」にできるよう、育児に役立つ情報を日々発信しています。
「パパコミ」は、0歳~6歳の子どもをもつパパや、そんなパパたちを応援するママを対象にした情報サイトです。未来を担う子どもと、子育て中のパパ・ママを「元気」にできるよう、育児に役立つ情報を日々発信しています。