オイルを使い続けるほどに焼けにくい肌へ導く
太陽と光のケアにくわしい医師の田中洋平先生によると「メイク前にオイルを1滴プラスするだけで、紫外線から肌を守れる」といいます。
オイルには光を散乱させる働きがあり、日焼け止めと同様に紫外線をはね返す力があるのだとか。
さらに、オイルの保湿力にも効果が。
夏は皮脂が多く出ている気がしますが、実は汗の蒸発や冷房で乾燥しています。
するとカラカラの干物の魚がすぐ焼けるように、日焼けしやすくなるのです。
逆に潤った肌は、生魚のように焼けにくいもの。
オイルの層が天然の皮脂の代わりになり、乾燥を防いで潤いをキープ。
使い続けると、次第に本来の保水力が高まり、より焼けにくい肌に変わっていくそう。
紫外線から肌を守る オイル1滴下地のやり方
オイルは、塗ってみてベタつきすぎず、自分の肌になじむものを選びましょう。
たとえば、植物由来の「ホホバオイル」は、人間の皮脂の成分に近く低刺激、酸化しにくい性質も◎でオススメです。
オイル1滴下地を仕込んだ後は、ふだん通りにメイクしてOKです。
1.オイルを手にとり広げる洗顔後、オイルを1~2滴手にとり、手のひら全体にのばす。
量は、肌がベタつかない程度に。まず少量つけ乾燥が気になれば重ね塗りを。
2.顔に広げて手のひらで押し込む手のひらで、顔全体にすみずみまで塗り広げ、軽く押し込んでなじませる。
この時、肌をこすって刺激しないように、手の動きはやさしく。
3.いつも通りのメイクで仕上げるお好みで化粧水と乳液をつけ、いつも通りのベースメイクで仕上げる。
外出時は帽子や日傘で直射を避けるよう工夫をして。
皮脂を減らさないためにも、スキンケアのこすりすぎや洗いすぎにも注意しましょう。
執筆/監修:株式会社からだにいいこと