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安産のためにできることとは?

第14回 カラダのキモチコラム
妊娠後期にもなると、出産が現実みを帯びてきます。おぼろげだったバースプランを具体的に考え始めたり、「もうすぐだな」と気持ちが高まってきたりする頃ですね。「できることなら安産がいい…」「そのためにできることはやっておきたい […]

妊娠後期にもなると、出産が現実みを帯びてきます。おぼろげだったバースプランを具体的に考え始めたり、「もうすぐだな」と気持ちが高まってきたりする頃ですね。「できることなら安産がいい…」「そのためにできることはやっておきたい…」などの思いもあるのでは?出産に向けて心の持ち方を考えてみましょう。

安産の鉄則は存在しない?

あまり時間がかからずスムーズに生まれた場合を指すことが多い「安産」。実は、医学的な定義はありません。分娩時間の目安は、初産で12時間から15時間、経産婦ではその約半分と考えられています。それよりも早く順調に出産した場合は、安産といってよいでしょう。反対に、初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上かかると遷延分娩(難産)とされています。妊娠37週を過ぎ、いつ生まれてもよい正産期に入ったり、予定日を過ぎたりしても兆候がないと「早く産みたい」という気持ちが強くなって、様々なことを試みる人もいるようです。例えば、栄養ドリンクを飲んだり、焼肉を食べたりすると産気づく、などというウワサがありますが、これは根拠のないもの。

足を冷やすと陣痛が弱くなるというのも迷信です。また、「会陰をオイルマッサージすると、切開しないで済む」という説も、痛みの緩和にはなるかもしれませんが、出産の進み方によっては、切開もやむを得ないことがあることも認識しておきましょう。さらに「股関節を柔軟にしておくとよい」という話も耳にします。よい影響も考えられますが、安産に直接結びつくとは限らないようです。どれもしてはいけないことではありませんし、刺激になり得るかもしれません。でも、効果のほどは分からないので無理のない程度に。何よりこの時期は、体調を整え、落ち着いて過ごすことが大切ですよ。

逆子を直す方法はある?

赤ちゃんは、妊娠29週くらいまでは羊水の中で動き回っていて、30週頃から頭を下にした姿勢に収まります。頭を上にした「逆子」であった場合、心配する妊婦さんも多いのですが、そのままの状態が出産まで続くと決まった訳ではありません。実際に30週で逆子であるケースは約15%から29%といわれていますが、分娩時まで続くのは約3%から4%程度なのだとか(※)。最終的には正常な位置に収まってくれる赤ちゃんが多いといえますね。四つん這いや仰向けになって行う逆子体操というものもありますが、効果は実証されておらず、赤ちゃんの姿勢をコントロールすることは難しいと考えてください。何とかしてあげたいという思いはよく分かります。でもここは、赤ちゃんを信じて、その力に任せましょう。
※23rd Edition Williams Obstetrics

安産の鍵を握る「産道」「赤ちゃん」「娩出力」

そうは言っても安産であって欲しい、というのは誰もが願うこと。安産になるかどうかの鍵は、基本的に分娩の3要素が握っています。分娩の3要素とは「産道」、「赤ちゃん」、「娩出力」のこと。1つ目の「産道」は、生まれつきの骨盤の形や肉付きなどを指します。2つ目の「赤ちゃん」は、赤ちゃんの体型や大きさ、頭の形、そして体の向きを変えながら体外へ出てくる時の回旋(回り方)のこと。大きな赤ちゃんでもうまく回ればスムーズに生まれます。3つ目の「娩出力」は、陣痛の強さやいきむ力。お産は、この3つの要素がうまく機能するかどうかにかかっているのです。

命運は助産師さんとのコミュニケーション


分娩の3要素以外に、スムーズなお産の鍵を握っているのが助産師です。医療的な措置は医師が行いますが、お産が順調に進んでいる場合、母体と赤ちゃんの状況を確かめながら、分娩へと導いてくれる存在です。医師を呼ぶ必要があるかどうかや、呼吸、姿勢、いきむタイミングなど、助産師の的確な判断と指示があれば、お産がよりスムーズなものになるでしょう。また、プレママにも心がけてもらいたいことがあります。それは「陣痛が来てから赤ちゃんが生まれるまで、自分がラクだと感じる姿勢をキープすること」。

そして何より、出産当日に意思疎通がうまくいくよう、「普段から助産師とのコミュニケーションを大切にして、信頼関係を築いておくこと」です。分からないことや疑問に思ったこと、医師に聞きそびれてしまったことなども、助産師さんなら気軽に尋ねられるのでは?臨月になると妊婦健診の回数が増え、週に1回に。ちょくちょく顔を合わせる助産師もいることでしょう。些細なことでも遠慮なく質問や相談をしてみてください。これまでたくさんの出産を見守って来た助産師は、妊婦さんの味方。信頼できる助産師が1人でもいると、出産まで過ごす毎日も心強くなりますね。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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