【男女で異なる】夫婦の離婚理由ランキング!1位は○○

第1093回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
恋愛にしてもお見合いにしても、何かしらの縁があって結婚した2人。順風満帆な夫婦生活を送れればいいですが、なかには別々の道を選択する夫婦もいます。夫婦が離婚する原因にはどんなことが挙げられるのでしょうか?

【男女で異なる】夫婦の離婚理由ランキング!1位は○○

男女で異なる離婚の理由とは?

離婚について詳しく調べるために、リクルートブライダル総研が2016年3月25日~29日に実施した「離婚に関する調査2016」を見てみましょう。
対象者:全国20~69歳の有配偶者、離婚経験者(2000人)。

■離婚の理由(女性)
1位:価値観の違い(53.2%)
2位:金銭感覚の違い(46.2%)
3位:人生観の違い(44.8%)
4位:性格の不一致(43.8%)
5位:夫婦の会話が続かない(32.0%)
6位:【相手の】借金(28.4%)
7位:【相手の】モラルハラスメント(28.0%)
8位:【相手が】家事に協力的でない(27.2%)
9位:【相手が】育児に協力的でない(26.2%)
10位:【相手の】浮気(24.8%)

■離婚の理由(男性)
1位:価値観の違い(39.6%)
2位:人生観の違い(37.0%)
3位:性格の不一致(33.6%)
4位:金銭感覚の違い(26.6%)
5位:夫婦の会話が続かない(26.4%)
6位:時間の擦れ違い(19.2%)
7位:【相手の】浮気(14.2%)
8位:子育てに関する考え方の違い(11.4%)
9位:【相手の】モラルハラスメント(9.0%)
10位:【相手が】相手の親や親族と不仲(8.8%)

男女ともに1位は「価値観の違い」となっています。一緒に生活をするなかで、さまざまな物事に対する考え方や捉え方が異なってしまうと、夫婦生活を続けるのが難しい場合もあるのかもしれません。

女性ランキングの2位は「金銭感覚の違い」。毎日の食費や趣味にかける金額など、生きていくうえでは必ず何かしらの出費があります。例えば、公共料金に関しても節約意識の違いで揉めることもありそう。

また、女性ランキングの6~10位は、パートナーの行動に対する項目がランクイン。家事や育児に協力的ではない、借金を抱えていたりすると、家庭が崩壊してしまう可能性もあります。そういった不安が見えてしまうと、結婚生活に終止符をうつのもやむを得ないといえそうです。

一方で男性のランキングを見ると、6位が「時間の擦れ違い」となっています。仕事が忙しかったり、子どもを持つ家庭の場合は、パートナーが育児で忙しく、夫婦二人でゆっくり過ごすのはそう簡単にできることではなさそう。そういった擦れ違いが増えていくことで、別れを選ぶのかもしれません。

前述のランキングは離婚をした理由ですが、見方を変えると夫婦円満のヒントが隠されている可能性も。最近、夫婦仲が良好ではないという場合、妻は夫婦で過ごす時間を意識したり、夫は家事や育児に十分協力できているかなどを考えてみるのもいいのではないでしょうか。
(文・山手チカコ/考務店)

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