【業務スーパー】フードジャーナリスト厳選!夏に食べたい冷たいスイーツ

【業務スーパー】フードジャーナリスト厳選!夏に食べたい冷たいスイーツ

育ち盛りな2児の母(高校2年生と小学3年生)であり、もはや業務スーパーに頼らないと食費が破綻するフードジャーナリストが本気で認めた“業スーアイテム”だけをご紹介! 今回は暑い日に食べたい冷たいデザート。忖度一切なしでお届けします。

業務スーパーのスイーツといえば“紙パックスイーツ”や“冷凍食品スイーツ”の紹介が多いですが、今回ご紹介するのはジメジメする日や暑い日に食べたい“冷たいスイーツをピックアップ。どちらものどごしつるり、体の熱を取り除いてくれますよ。冷蔵庫でよく冷やして食べてみてください。

1食180g×3食入って185円は奇跡「寒天くずもち」

最初、この商品を見たときはまったく期待をしていませんでした。そもそも寒天スイーツの類が私は好きじゃありません。ゼラチンに比べると、やはりちょっと“硬さ”が残る気がするからです。もちろんお値段が張る寒天スイーツは口あたり滑らかなものもあります。

しかしやっすい寒天スイーツでおいしいものに当たった記憶がありません。しかも“くずもち”や“わらびもち”は“滑らかさ”が命! それがこの値段の寒天スイーツでうまく再現できるとは思えず、売り場でめちゃくちゃ疑っていました(笑)。

とはいえ食物繊維が豊富な寒天。積極的に摂りたい食材です。そこで迷いに迷った挙句、「ま、185円だし、失敗してもいいか」とあきらめ先行で購入したのがこの「寒天くずもち」です。

くず餅と言うより、とろりとしたわらび餅!

ひと晩しっかりと冷やしたあと、翌日、実食! 「うっま!」。思わずひと口食べて発してしまいました。何しろトロットロ! くず餅というよりわらび餅です。これはすごい! しかも1食分180gなので、かなりの量。満足感もハンパありません。1食分、2人で分けてもいいくらいかもしれません。

そして、こうした黒蜜で食べるスイーツの特徴なんですが、きなこの量がやたらと多く、黒蜜が少ないということがありませんか? ところがこれは黒蜜もたっぷり。足りないということがないんですね。

中にはくずもち、きなこ、黒蜜のセットが3食分入っています。そして、この“くずもち”が何しろものすごくとろみがあるので袋にビッチリ張り付いて取り出しにくいんです(笑)。なので袋を切ったら、少し中に水を入れて袋とくずもちをはがしてください。これをしないとくずもちが壊れます。

ところが出してひと安心じゃありません。このくずもち、“1枚つづり”なんです! だから袋から薄いこんにゃくみたいなものがベロン!と出てきます。

初めて食べるとき、超絶無精者な私は、切るのが面倒で「このまま皿に盛って、スプーンで切りながら食べよう」としたのですが、とろんとろんすぎてスプーンから逃げるんです。……そう、スプーンでなんぞまったく切れません。だから無精せずに食べる前に包丁で切り分けてくださいね(笑)。でも切り分ける行程を省いて作っているからこそ、この安さを実現できるんだと思います。

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