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昔ながらのしつけ。「おしりをたたくこと」で効果は得られるの?

第680回 ベビーカレンダー
私が幼少期のころ。危険なことをしたときなどに、決まって父親が私のおしりをペンペン叩いていました。気付かないうちに私も子どもに同じことをしていたのです。しかし悪かった行動を改める気配はみられません。おしりをたたくことは、その場で効果が得られやすいように思いますが、それゆえに使う頻度が高まる危険性も感じます。

私が子どものころ、悪いことをしたら父親におしりをたたかれるのが当たり前でした。私も子どもをしつけする立場になり、気付けば自分の父親と同じことをしています。果たしていいことなのでしょうか。今回は、おしりをたたくことで子どもに与える影響などをお伝えします。

「おしりをたたく」しつけで育てられた

私が幼少期のころ。危険なことをしたとき、まわりに迷惑をかけたときなどに決まって父親が私のおしりをペンペン叩いていました。記憶があるのは悪いことをした内容ではなく「たたかれて痛かった、こわかった」ということだけ。


当時の父親の形相も鮮明に覚えているほどです。こうして育てられたこともあり、気付かないうちに私も子どもに同じことをしていました。

おしりをたたいても効果はなし!?

初めて子どものおしりをたたいたのは、イヤイヤ期がはじまった2歳前後です。公共の場で走り回る、危険なことをするなど、何度言っても話を聞かない場合におしりをたたきました。


しかし、悪かった行動を改める気配はみられません。おしりをたたいても、同じことを繰り返してしまいます。おしりをたたくしつけは、効果がないのでは?と思い始めたのです。

どう行動を改めればいいのか伝わらない

私が幼少期におしりをたたかれたとき、「なにが悪かったのか、どう行動を改めればいいのか」をまったく覚えていません。むしろ困ったときは力で押し切ればいい、と父親から教わったようなものです。


おしりをたたくことは、その場で効果が得られやすいように思いますが、それゆえに使う頻度が高まる危険性も感じています。たたくことが常習化すると、なかなか止められないのも現実。私としては「絶対にたたかない」という確固たる信念を持ちたいです。


家庭によって重んじるしつけは異なりますが、個人的に育児を通して思ったのは、「体罰」で得られる効果はないに等しいことです。効果は一瞬だけなのです。しかり方の質を上げるには、言葉や子どもに示す態度の方が重要だと感じています。(TEXT:ママライター田中由惟)


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