教える側のママ 約5割が間違っている!?
2016年1月、15歳以下の子どもを持つママ1000人を対象に、「正しい鼻のかみ方」を見てもらい、あなたは正しい鼻のかみ方ができていたか尋ねたところ、
・できていた 14.4%
・多分できていた 38.0%
・多分できていなかった 31.3%
・できていなかった 16.3%
という結果になり、「多分できていなかった」と「できていなかった」を合わせると、47.6%のママが“正しい鼻のかみ方”ができていなかったことが判明。
エリエールは、2011年2月にも同様の調査をしており、その時は36.9%のママが正しい鼻のかみ方ができていなかったそう。調査結果を見ると、約5年で正しい鼻のかみ方ができないママが10.7%も増えたことに。
最初に子どもに鼻のかみ方を教えるのは、パパやママという家庭が多いはず。しかし、上述のようにママの約5割が正しい鼻のかみ方ができていないためか、約6割の子どもは間違った鼻のかみ方をしているようです。
子どもも大人も必見! 正しい鼻のかみ方とは…?
知っていそうで意外と知らない正しい鼻のかみ方。同ウェブサイトによると、正しく鼻をかむには5つのポイントがあるのだそう。ひとつずつ見ていきましょう。
1)ティッシュで鼻を押さえて片方ずつかむ
2)鼻水を押し出すために、しっかり口から息を吸う
3)ゆっくり、少しずつかむ
4)最後まで強くかみすぎない
5)鼻のまわりを傷つけないように、肌に優しいティッシュを使う
やってしまいがちなのが、「力まかせにかむ」こと。鼻が詰まっているからといって、力を入れて思い切り鼻をかんでいませんか? 鼻はとてもデリケート。力まかせにかむと、鼻のなかが傷ついて鼻血が出たり、耳が痛くなりこともあるみたい。また、上述のポイントに「最後まで強くかみすぎない」とありますが、中途半端に鼻をかむのもNG。鼻の内部に鼻水が残ると、そのなかで細菌やウイルスが増えてしまうそう。
花粉の影響で鼻が詰まり、ティッシュが手放せない人も少なくないこの季節。知らず知らずのうちに、間違った鼻のかみ方で鼻のなかを傷つけているかも…。鼻をかむ機会が多くなるからこそ、正しい鼻のかみ方をもう一度おさらいしてみましょう。
(文・山本健太郎/考務店)
各種データ 「子どもの鼻の健康に関する意識調査」の主な結果|ハナイク(鼻育)|エリエール+Water|商品情報|エリエール