●女風呂にいた男児 男児だけど大きい…
ひょっとしたらお母さんと一緒でなければならないご事情があるのかも知れない。とはいえ、気になったのはその男児の体格。もう、男児というには…。幼稚園児くらいならばまだわかるけど、明らかに小学生くらいな印象。「これくらいならば、ひとりで入ることもできるのでは…」と私が思っていると、どうやら周囲も不穏な空気感。
お風呂から上がって夫にその話をすると、男風呂でもその逆のことがあると夫。これって、やっぱり気になりませんか?
●公衆浴場条例で同行してよい子どもの年齢は決まっているも…
何かルールはないものなのか。気になってあれこれ調べてみると、公衆浴場条例によって、その年齢制限は決められているものの、自治体によって年齢にはバラツキがあるみたい。具体的には、以下の通り。
北海道…12歳以上の男女混浴はNG
東京都…10歳以上の男女混浴はNG
京都府…7歳以上の男女混浴はNG
愛知県…8歳以上の男女混浴はNG
兵庫県では、2008年に条例が改正。以前6歳以上の混浴が禁じられていたものの、家族風呂等において専用で利用する場合は夫婦や親とその10歳未満の子ども、介助を要する者のための家族に限り、混浴の禁止が解除されたのだそう。その他、都道府県によっては水着の着用を義務付けた施設で例外を認めている自治体もある様子。結構バラバラなんですね。
子どもは成長にばらつきがあるもの。確かに、同じ10歳でも、子どもっぽい子もいれば、大人っぽい子どももいるから、そもそも年齢による線引きが難しいのかもしれない…。あなたは、共同浴場の子どもの混浴、気になりますか?
(文・混浴坂ゆみ/考務店)