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溶連菌感染症 

子どもに多いのどが痛くなる病気 「溶連菌感染症」をご紹介します。
~溶連菌感染症~

溶連菌性咽頭炎

溶連菌性咽頭炎とは、A群β溶血性連鎖球菌という細菌の感染による病気で、つばが飛んでうつります。多くは3歳から9歳くらいの子どもがかかる病気ですが、0歳児や大人でもかかります。一年中見られますが、春から初夏にかけておよび冬季に多くなります。急性腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こすこともあります。溶連菌には型が何十種類もあることや、一度かかっただけでは十分免疫ができないこともあり、何回もかかることがあります。出席停止の病気です。
溶連菌性咽頭炎
 

どんな症状があるの?

主に下記のような症状がでることがあります。

■のどの痛み・発熱
■腹痛・嘔吐・頭痛
■のどがまっ赤になる(写真参照)
■舌がイチゴのように赤くブツブツする
■首のリンパ節が腫れる
■体や手足に発疹がでる
■10日くらいして指先の皮がむける

上記の症状が全てでるわけではなく、個人によりでない症状もあります。
子どもに多いのどが痛くなる病気 「溶連菌感染症」をご紹介します。
 

発疹の特徴

菌の毒素に対する免疫を持っていない人が感染するとかゆみを伴う発疹がでることがあります。

【発疹の特徴】
・点状の赤いボツボツ
・日焼けと似ている
・口のまわりだけは白い
・手のひら、足の裏が特に真っ赤
子どもに多いのどが痛くなる病気 「溶連菌感染症」をご紹介します。
 

どうやって診断するの?

のどの所見など特徴的な症状があればほぼ診断できます。お子さんの周囲の流行状況も参考になります。のどの菌を培養して調べる方法が一番確実ですが、その場で診断できる簡単なキットもあります。
子どもに多いのどが痛くなる病気 「溶連菌感染症」をご紹介します。
 

合併症

溶連菌感染症は、発病後1~3週間たって急性腎炎やリウマチ熱という合併症を起こすことがあります。
急性腎炎の症状は、むくみ(主としてまぶたや手足)や血尿、高血圧などです。ほとんどは1年以内に治っていきますが、腎臓の働きが悪くなると、おしっこが出にくくなり、高血圧が進んで命にかかわることもあります。
リウマチ熱は最近日本ではほとんど見られなくなりましたが、発熱、関節痛、心臓の炎症、発疹などを起こします。
他に、アレルギー性紫斑病、関節炎、精神神経疾患を合併することがあることも知られています。
また、溶連菌感染症は家族にうつることもあるので、きょうだいや両親に同じような症状があれば、受診した方がよいでしょう。
合併症
 

治療はどうするの?

治療には、適切な抗菌薬を一定の期間(10日間位)続けて飲むことが必要です。症状は薬を飲み始めて1日2日たつとよくなりますが、途中で止めてしまうと再発の可能性があります。症状がなくなっても最後まで飲むことが大切です。
治療はどうするの?
 

登園・登校はいつから?

学校保健安全法の登校基準では、適切な抗菌薬を飲み始めて24時間以上たっていて全身状態がよければ(発熱がなくなり、通常の食事がとれる)、登園・登校してもよいということになっています。地域によっては独自に基準を設けている所もありますので詳細はかかりつけ医におたずねください。抗菌薬治療は最後まで続けなければいけません。
登園・登校はいつから?
 

咽頭炎以外の病気

■肛門の周囲に溶連菌が感染して赤くただれることがあります。かゆみを訴えることが多く、排便時に痛みを伴ったりすることもあります。診断は、症状に加え、肛門周囲を綿棒でこすって検査します。
■とびひの原因にもなります。
■治療は咽頭炎と同様に行います。
咽頭炎以外の病気
 

【日本外来小児科学会について】

日本外来小児科学会は1991年に設立された学術団体です。
http://www.gairai-shounika.jp/

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