【覚えておきたい】警視庁が実際に試した非常食とは

第1120回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
8月29日に北朝鮮からミサイルが発射され、日本の一部地域では国民保護サイレンが鳴り響きました。太平洋に落下したため、被害はありませんでしたが、いつ何が起こるかはわからない…。ミサイルだけではなく、地震や台風のような自然災害もあるので、日ごろからの準備が大切です。

【覚えておきたい】警視庁が実際に試した非常食とは

警視庁がカップラーメンを水で作れるか検証している

万が一に備えて、非常用持ち出し袋を用意しているご家庭もあると思いますが、さまざまな防災グッズのなかでも非常食はとくに重要ではないでしょうか。代表的なものは乾パンですが、普段から食べているカップラーメンも非常食として使える可能性があります。警視庁警備部災害対策課の公式Twitterアカウント(@MPD_bousai)では、以下のようなツイートをしているんです。

“災害時を想定して一度やってみようと思っていた『水でカップ麺作り』に挑戦!麺に味がついたカップ麺を用意し、水を注いで15分。麺は少しかためでしたが、スープもちゃんとしみ出して味もイイ感じ(驚)!試食した息子たちから「冷やしラーメンみたいでありだよ、あり!」と感想が出ました!”

このツイートを見た人たちからはさまざまな意見が出ているのですが、とくに目立っているのが「どのカップラーメンを使ったの?」と「きっとチキンラーメン」という声。また、「チキンラーメンなら、水を使わずにそのままバリバリ食べてもよさそう」といった反応も見受けられます。さらに、実際に試した人もいて、「水を注いで20分でちょうどよかった」や「30分おいても麺がかたかった」という感想もあります。

たしかに、チキンラーメン(日清食品)であれば、そのままお菓子感覚で食べることもできますが、冷たいとはいえ水でラーメンにしたほうが食事らしさはでますよね。また、そのまま食べると、通常ではスープに溶け出す塩分もまるごと摂取するため、塩分過多になる可能性もありそう…。

子どもも「冷やしラーメンみたいであり」と評価するカップラーメンを水で作る方法。災害時に備えて、自宅に常備しておくといいかもしれません。しかし、賞味期限があるため定期的に食べて、買い替えることを忘れずにしましょう。
(文・山手チカコ/考務店)

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