クリーム作り以外にも使える!泡だて器の活用方法

第1134回 今日のこれ注目!ママテナピックアップ
お菓子作りなどで出番の多い泡だて器。ホイップクリームやメレンゲを作る際に必要になりますが、よく考えてみたらそれ以外で使うことってあまりないかも…。普段は眠っている泡だて器を有効活用できる方法はないものかと思い立ち、調べてみることにしました。

クリーム作り以外にも使える!泡だて器の活用方法

実は毎日の料理に活用できる泡だて器

冒頭の通り、お菓子作りのイメージが強い泡だて器ですが、調べてみるとさまざまな料理に活用できて、毎日使える便利な調理器具の可能性があります。というのも、泡だて器はお米を研ぐのに便利なのだとか。いまの季節は問題ありませんが、冬の寒い時期になると、冷たい水でお米を研ぐのは気分が滅入りますよね。でも、泡だて器を使って研げば、手を水に浸けることがなくなるので冷たい思いをする必要がなくなります。ただし、泡だて器を使うと、お米が割れやすくなったり、炊飯釜が傷ついたりしてしまう可能性もあるので、“やさしく”研ぐのがポイント。

また、“毎日の料理”としては味噌汁を作る際に、お湯に味噌を溶かすのにも使用できます。菜箸で溶かすよりも早く溶けるので、料理の時短にもつながるのがうれしいですよね。やり方はとても簡単で、泡だて器で直接味噌をすくったら、鍋に入れてかき混ぜるだけ!

他にも、サンドイッチの具材用に茹で卵をみじん切りにするときにも、泡だて器が◎。ボウルなどに茹で卵を入れたら、あとは泡だて器でゆで卵を押しつぶしながら、お好みの大きさにすればOK。さらに、鶏肉や豚肉などでそぼろを作るときも、泡だて器を使えば細かくてきれいなそぼろを簡単に作れるんです。泡立つ可能性があるので賛否あるかもしれませんが、オムレツなどで卵を混ぜるときに使うのもアリ。

調べてみると、意外と使い勝手がよく、毎日使うチャンスのある泡だて器。キッチンの奥底に眠らせてしまっているのはもったいないので、さっそく今日から料理作りに活用してみませんか?
(文・山手チカコ/考務店)

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