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妊婦の誰もが悩む体重管理!気をつけるべきこととは?

第25回 カラダのキモチコラム
妊娠、出産という女性ならではの特別で幸せな出来事には、同時に今までとは違う身体の状態にわからないことも続出しがちです。なかでも、どんどん増える体重には悩む人も多いでしょう。通常のダイエットとは違う体重管理には、妊娠中の女 […]

妊娠、出産という女性ならではの特別で幸せな出来事には、同時に今までとは違う身体の状態にわからないことも続出しがちです。なかでも、どんどん増える体重には悩む人も多いでしょう。通常のダイエットとは違う体重管理には、妊娠中の女性が母体や赤ちゃんのために、理解しておいた方がいいものがあります。

自己流ではない正しい体重管理で、健康的なマタニティライフを送りましょう。

「赤ちゃんの分まで食べなきゃ」は大間違い!

ひと昔前までは、妊娠がわかると「赤ちゃんの分まで食べなければならない」といわれていたので、そのイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は妊娠中も通常の成人女性一食分の食事量で十分に足りることがわかってきました。そのため一日の食事量は、妊娠前と同じで大丈夫なのです。ただ、妊娠中にはいつもよりも多く栄養素が必要であり、鉄分やタンパク質、ビタミンなどがあげられます。栄養バランスには気をつけましょう。

妊娠中はお母さんが食べたものが、そのまま赤ちゃんにいくわけではなく、一旦母体に蓄えられます。赤ちゃんが育つためには、ある程度の皮下脂肪が必要なので、母体には脂肪を蓄えやすく作用するホルモンが分泌されます。また、妊娠中は母体と胎児に血液を循環させなければいけないため、母体の血液中の水分量を増加させて胎児に血液を回しています。そのために母体の血液量は通常の約1.4倍(7000cc)に増え、体重も2kgほど増加するのです。

妊婦はこれらの理由から体重はある程度増加します。しかし体重が増えすぎて起こる様々なリスクがあるので、体重管理は必要です。

体重が増えすぎるとどんな弊害が出る?

妊婦は大きくなる子宮や乳房、増加する血液や羊水、胎盤や赤ちゃんの成長などにより体重は増加しますが、妊婦の体重が増えすぎたことによって起きるリスクは大きいため、増えすぎないように体重管理をすることが大切です。

体重が増えすぎたことにより起こるリスクには、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、身体が重くなったことによる腰痛・膝痛などがあげられます。また妊娠線も出やすくなってしまいます。妊娠高血圧症候群を放置すれば胎盤の機能が低下して赤ちゃんに栄養がいかなくなり、未熟児や早産の原因になり母子ともに危険です。妊娠糖尿病では赤ちゃんが巨大児になりやすく、帝王切開の可能性も高くなります。そして産後は慢性的な高血圧症、あるいは糖尿病に移行することもあります。

妊婦の理想体重はどれくらい?

妊婦には理想の体重はあるのでしょうか?一人ひとりの体格により理想体重は違うため、BMIという国際的に信頼されている体格指数を用いて算出します。BMI値では、医学的に最も病気が少ない数値を22、18未満をやせ型、25以上を肥満型としています。妊娠前の体重をもとに出したBMI値がやせ型なら10kg強、標準体型で7kg強、太り気味の人で5kg強(または個別対応)を目安に体重管理をしていきます。一週間単位では500g以内になるようにして、急激に増加することのないように気をつけることも大切です。

また、妊娠のどの時期にあたるかによっても体重増加量は違います。妊娠初期はつわりもあり、赤ちゃんも小さいので2kg以内に、中期はつわりも収まり乳腺の発達や子宮が大きくなって体重が増加しやすいのですが、1.5~2kg未満に抑えたほうがいいといわれています。後期は赤ちゃんの成長が加速し羊水や血液量も増え体重も増えていくので、1週間に500g以内と覚えておきましょう。

BMI値をもとにした推奨体重増加量は、個人差はあるものの、妊婦の体重増加の内訳として羊水と胎盤がそれぞれ約500g、胎児が約3kg、子宮や乳房の増大や血液増加3~4kgほどと、合計7kgほどは増加する必要があることを考慮したものです。しかし、病院で定めている推奨体重増加量はまちまちです。あまり厳しい体重管理を行うことは、低出生体重児を出産するリスクが高いことがわかってきたので気をつけましょう。

体重増加を防ぐために気をつけること


妊娠中は、ストレスや身体が重いなどの理由から動くのも億劫になることや、ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。そこで妊婦におすすめの体重管理法として毎日同じ時間に体重を計る、一日の食事や運動した量を書きだしておくなどがあります。日記にこれらのことを書く習慣をつけることで、体重の管理もしやすくなります。生活の状況を記録することで、自分の生活を客観的に知ることができるため、運動不足や食事のバランスに気をつけることができるようになるでしょう。

マタニティウォーキングやマタニティビクスなどの有酸素運動もおすすめです。有酸素運動は、脂肪を燃焼し基礎代謝を上げてくれます。ただ、スポーツがメインの体重管理はおすすめできません。妊娠中の体重管理は通常のダイエットとは違います。栄養の偏りがないように、食事をベースにした体重管理を心がけましょう。

特に体調に問題がなく、お医者様がOKを出しているなら、妊娠中だからといって安静にしている必要はありません。無理のない範囲での家事など、ふだんの生活を送ることはストレスも溜まることがなく体重管理にもなるため、赤ちゃんに良い環境をつくってあげることができるでしょう。

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ドコモ・ヘルスケアがお送りするカラダのキモチコラム。女性のライフステージに合わせて、女性ホルモン、基礎体温、妊活などの情報や、ダイエットや冷え対策など日常生活で役立つ情報をお届けしています。
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