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前向きな子育てに大切なのは?

第3回 実は今も苦しんでる?理想の「お産」と現実
希望と異なる出産方法になった場合に、罪悪感やコンプレックスを持ってしまうママも少なくありません。出産で抱えたトラウマから抜け出しましょう。

ママと子ども

●子どもを第一に考えた医療の選択

自然分娩で出産する予定だったけれど、微弱陣痛で陣痛促進剤を使ったり、緊急帝王切開になったり、会陰切開をするなど。これは医療者として、赤ちゃんとママを守るために、そのときにとった最善の選択です。自然分娩にこだわりすぎるあまり、陣痛が長引き、赤ちゃんの心音が下がってくる……となっては一大事です。何のための出産か考えましょう。帝王切開でも、「安産だった」という感想を持つ方もいます。要は、赤ちゃんができるだけ安全に生まれ、ママも納得できるお産だったということが重要でしょう。
バースプランを用意して、事前に記入して提出する産院もあります。出産するときに、こんな音楽をかけたいとか、出産後赤ちゃんは同室でなどの希望はもちろん伝えましょう。ただし、出産に関しては、希望はあっても思い通りにならないこともあることを心得ておきましょう。

●過去の出産よりも、目の前の赤ちゃん

出産体験を悔やんで暗い顔をしていると、子育ても楽しめないかもしれません。目の前にいる赤ちゃんが元気に暮らすことができているなら、それが出産の結果とも言えるでしょう。「大変な出産だったけど、この子が元気に育ってくれている」と、今の子どもとの生活に目を向けてみましょう。
でもどうしても、心を前向きにできないのであれば、出産を悔やんでいるだけでなく、心に別な重荷があって、それが出産のトラウマのように見えているのかもしれません。早めに地域の家庭支援センターや保健所、自治体の相談窓口に相談してみましょう。
自分自身で、出産体験を書き出したり、夫や信頼できる友人、またはカウンセラーに話してみるのもおすすめです。書くこと、話すことで気持ちが整理させる場合もあります。

監修/宋美玄先生
監修/宋美玄先生
産婦人科医、性科学者。
川崎医科大学講師、ロンドン大学病院(胎児超音波部門)留学を経て、国内で産婦人科医として勤務。主な著書に、「産科女医からの大切なお願い 妊娠・出産の心得11カ条」(無双舎)、「幸せな恋愛のためのSEXノート」(ポプラ社)ほか。
川崎医科大学講師、ロンドン大学病院(胎児超音波部門)留学を経て、国内で産婦人科医として勤務。主な著書に、「産科女医からの大切なお願い 妊娠・出産の心得11カ条」(無双舎)、「幸せな恋愛のためのSEXノート」(ポプラ社)ほか。
文/高祖常子
文/高祖常子
育児情報誌「miku」編集長。
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、認定子育てアドバイザーほか。叩かない子育て講座、子ども虐待防止や、家族の笑顔を増やすための講演活動も行う。3児の母。

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