アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「卵」

アレルギーが心配なママへ!離乳食の始め方・進め方「卵」

卵は、体をつくるために必要なたんぱく質が、バランスよく含まれている食材です。手軽に栄養素が補えるからこそ、離乳食にもじょうずに取り入れたいですね。離乳食では、卵をどうやって赤ちゃんに食べさせたらいいのか。今回は、卵についてお伝えします。

卵は、体をつくるために必要なたんぱく質がバランスよく含まれている食材です。手軽に栄養素が補えるからこそ、離乳食にもじょうずに取り入れたいですね。離乳食では、卵をどうやって赤ちゃんに食べさせたらいいのか。今回は、卵についてお伝えします。

「完全栄養食品」と呼ばれている、卵

卵には、私たちの体に必要な栄養素が含まれています。たとえば、たんぱく質。私たちの体を構成するアミノ酸は20種類ありますが、そのなかでも、食事から摂る必要がある9種類のアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といいます。

卵には、この必須アミノ酸がバランスよく含まれています。このほかにも、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素が含まれているため、卵は「完全栄養食品」と呼ばれることもあります。

離乳食は、かたゆでの黄身から少量ずつ

卵には、卵黄と卵白があります。食物アレルギーで問題になるのは、卵白に含まれているたんぱく質です。このため、離乳食では、しっかりと火を通したゆで卵の卵黄の部分を食べることからスタート。生後7〜8カ月ごろを目安に、小さじ1/4程度のごく少量からはじめ、赤ちゃんの体調に変化がなければじょじょに量を増やしていきます。

卵黄が食べられるようになったら、次は卵白を少しずつ加えていきます。生後9〜11カ月ごろには加熱した全卵1/2個、さらに1歳〜1歳半には全卵の2/3個までを目安に量を増やしていくといいでしょう。

関連記事: